短い記事 2022年1月13日

あまったとんかつの衣の材料を揚げるとパンになる

フライものを家で作る際、どうしても最後にあまりがちな衣の具材である、小麦粉、卵、パン粉。

まとめてこねて油で揚げてみたら、なんと揚げパンになりました!

1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。

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かき揚げみたいにならないかと思って……

先日、夕ごはんにとんかつを揚げたんですよ。

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とんかつを

で、とんかつに限らず、フライ系の揚げものっていうのはみんなそうですが、中心となる食材に、小麦粉→卵→パン粉と順につけていって、それを油で揚げるわけですよね。

その際、衣の材料はバットになどに用意して使う方が多いと思うのですが、

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これ

ぴったり最後まで使い切るのって、至難の技じゃないですか? というか、僕には無理! だって、ちょっと余裕を持った分量を出しておかないと、食材全体にきれいにつかないんだもん。

そこでこの間、完全なる思いつきで、あまったその3種の材料、

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ぜんぶ混ぜちゃって

残っていた揚げ油で揚げてみたんですよ。イメージとしては、「具なしのかき揚げみたいにならないかしら?」と思って。

そしたら、

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見た目はイメージどおりにできた

こりゃいいやと。さっそく醤油と七味をかけて食べてみたところ、サクッとほおばった瞬間に強烈な違和感が!

なんと、見た目はかき揚げなのに、味と食感は完全に「揚げパン」なんです!

そりゃあそうか。考えてみたら、卵と小麦粉をつなぎにしてパン粉をまとめ、それを揚げたんだもん。つまり、「パン粉がパンに戻っただけ」だったという。

となればですよ? こうも考えられる。家でフライものを作るとき、最後に余った衣の具材は、パンにしちゃえば無駄がない! と。

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作りかた

さて、今回の「残り衣の揚げパン」、最後にあまった材料をこねて揚げるってだけなんで、レシピもなにもありません。が、一応こうしてサイトでご紹介している以上、作りやすい分量、手順くらいは記しておいたほうがいいかなと、あらためて作ってみました。

【材料】

・卵 1個
・小麦粉 5g
・パン粉 20g

まったく厳密である必要はありませんが、上の分量くらいでタネを作ってみたところ、ちょうど揚げやすいもったり感になりました。

【作りかた】

上の材料をこねて生地を作り、おたまなどで成型し、両面揚げるだけ。

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別によく火を通すべき生ものの食材を使っているわけではないので
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揚げ焼きで両面いい色になればOK(生肉に触れた衣などの場合はしっかりめに火を通しましょう)
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はい完成!

無骨な感じでなかなかそそる見た目でしょう? ただ、味は単なる素っ気ないパンなので、好きになんらかの味を足して食べてください。

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砂糖をかければ昔懐かしの揚げパン風味

また、片面を揚げている途中でこんなふうに、

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切れ込みを入れた赤ウインナーなどを押しこんでやると
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ウインナー in 揚げパンに!

ケチャップとマスタードをかけて食べてみたところ、これがめちゃくちゃ美味しくて、しかもどこかで食べたことある味だと思ったらあれでした、アメリカンドッグ! ミニサイズのアメリカンドッグが家で気軽に作れると考えると、けっこういいレシピな気がします。

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