デジタルリマスター 2024年4月22日

玄関開けたら5分で古墳(デジタルリマスター)

昔は古墳があった

梶ヶ谷には本当はもっと古墳があったらしい。
しかし、区画整理などで現在はそのほとんどを見ることができないようだ。跡形も無いのだ。梶ヶ谷はほぼ東京なのだから仕方が無い。そのスペースに何かを作るというのは当然の考えだと思う。

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全部の数字じゃないけどいくつかの数字の辺りに古墳があったらしい

鎗ヶ先遺跡発掘調査報告書を読んでいたら上の地図が載っていた。梶が谷駅から近い場所にも古墳があったことがわかる。今まで一度もそんな古墳の存在に気が付いたことは無かった。今は無いのだから仕方が無いけれど。

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右の駐車場が古墳だったみたい

古墳があった場所を見に出かけた。
今の地図と報告書の地図を見比べて「どこだ?」と真剣に探す。見つけたところで古墳自体はないのだけれど。そして見つけたら、古墳だったんだ…という感じで物思いにふける。

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跡形なし

ここには清水谷古墳(2号墳)という古墳があったらしい。
昭和40年代前半の区画整理工事で削平され今では駐車場だ。「そうか、ここに古墳があったんだ…」と昔好きだった女の子と来たな…みたいな感じで物思いにふけり、次の古墳だった場所に向かった。

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矢印の辺りに古墳があったらしい

ここには特に名前も無かった古墳が昭和35年頃まであったらしい。「名前も無かった古墳があった」というのは、ぼんやりだらけで僕は好きだ。名前も無いような古墳で、さらに今は無いのだ。雲をつかむような感じ。都市伝説みたいでたまらなく思う。

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じっくり観察したけど古墳らしさはなかった
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古墳に見えてくる

地図を見る限り「古墳のメッカ」ともいえる梶ヶ谷。
その多くを今は見ることができないのが残念だ、と思いながら次の古墳だった場所を探す。そのうち普通の盛り上がりも古墳に見えてくる。というか、古墳より古墳っぽく見えたりするから困る。

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古墳っぽい盛り上がりだけれど古墳ではない

古墳にはいろいろ形があるけれど、古墳といえば前方後円墳のイメージが強い。学校の教科にもど~んと写真が載っていた。先の「西福寺古墳」のような写真は載っていなかった。ましてや古墳だった場所の写真は載っていない。

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たぶんここも古墳だった

清水谷古墳(1号墳)があったらしい。
向こうにはコジマ電気が見え、今は畑になっている。きっと多くの人が古墳だったとは知らないだろう。昔ここにレンタルビデオ屋あったよね? みたいな感じで古墳だったよね? と聞きたいが古墳は古すぎてそういう会話もできない。でも、僕だけは知っている。そういう優越感がいい。

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今は畑、でも昔は古墳

⏩ 遺跡にも行ってみよう!

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