スピードは写真に写らない
上の写真だが、これでもできるだけ助走を付けて、曲がれるギリギリくらいの速度で走っているのだ。それなのになんだこのスピード感のなさ。速度というのは写真には写らないのだ。
まともな思考の持ち主ならば、写真にスピード感を出すために流し撮りを練習したりするのだろうが、あいにく僕はいま一人なのだ。友だちである三脚にそういった機能はない。
というわけで、一人でもスピード感のある写真を撮る方法をさぐりたいと思う。
まずは服装から。
バイクの人はたいてい革ジャンだろう。その前にバイクを持っていないので自転車なのだが、そこから話だすと長くなるので今は無視する。
革ジャンを着て前傾姿勢で運転すると速く見える。
傾けると速くなる
話はここからである。
よくバイクのレースなんかでカーブを曲がるとき、レーサーは内側の膝が地面をこするくらいバイクを倒しているだろう。遠心力に歯向かっているのだ。
wikipediaより Willtron, CC 表示-継承 3.0, リンク
ということは、である。ミミズだってオケラだって、アメンボだって、膝がこするまでバイクを倒せば速く見えるんではないのか。
倒してみた。
やばい、これは速いぞ。
せっかくなのでアニメーションでもどうぞ
これに関していえば特にコツとかはない。しいていうならしっかりと膝をつくことだろうか。
三脚を設置していちいち自転車を倒して写真を撮っていたらランナーの人がやってきて「大丈夫ですか」と心配してくれてしまった。転んで起き上がれない人に見えたのだろう、ほんとうに申し訳ない。
ビバ!安全運転
説明するまでもないが、この人は止まった状態で自転車を倒して撮っている。あたりまえだが道で膝がこするほどスピードを出したら危ないしたぶん曲がれないのでやめた方がいいです。