短い記事 2022年2月24日

スイーつまみ「天ぬきゼリー」を作る

常々思っていたんです。とんこつスープ味のアメや、カレー味のガムや、もつ焼き味のグミがあれば、あまりお腹にたまらず、お酒のつまみにちょうどいいのにって。珍味入りのクッキーや、お吸いもの味のアイスがあれば、晩酌がもっと楽しくなるのになって。

そんな、お酒のつまみになるしょっぱいスイーツ「スイーつまみ」を思いつくままに作ってゆく計画を、ついに始動させたいと思います! まぁ、甘くないからもはやスイーツではないんだけど、本人が楽しいんだからいいでしょう。

1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。

前の記事:ミールスみたいに食べると楽しい


まずは敷居の低い「ゼリー」から

スイーつまみ、たとえば市販品だと、

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「男梅グミ」

なんかはかなりいい線いってると思うんです。実際、つまみになる。だけどまだどこかに、「甘くもありたい」という名残惜しさのようなものを感じてしまう。

だからこそ、僕が好き勝手に作るにあたっては容赦などしません!

ただ、お菓子作りって、料理のなかでも特に目分量やフィーリングが厳禁の世界。まだまだ個人的に経験値も低い。そこでまずは、基本的にどんな液体でもゼラチンを使えば固めることができるんじゃないか? という予想から、「ゼリー」に挑戦してみようと思います。

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ゼラチンを
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規定量の水でふやかし

そこに70℃ほどに熱した液体を加えて混ぜ、冷やし固めるというのが手順らしい。

う〜ん、どんなゼリーならおつまみになるかな〜? そうだ。そば屋酒の定番おつまみで、天ぷらそばからそばを抜いたもの、つまりベースがほぼ液体と言っても過言ではない「天ぬき」のゼリーなんてどうでしょう?

というわけで、先程のゼラチンに、そばのかけつゆ程度に希釈しためんつゆを

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70℃に温めたもの

を混ぜ、

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水で濡らしたそれらしい器に注ぐ

そこに、家に常備してあると大変便利な

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あとのせサクサクタイプの天ぷら(単品)

を砕いたものと、刻みねぎを加え、

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こんな感じに

あら熱が取れたら冷蔵庫へ。

2時間ほどしっかり冷やしてみると……

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お、固まった!
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お皿へ盛りつけてみます

ちょっと欠けてしまったところもありますが、おおむねいいんじゃないでしょうか。

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ちょっと欠けてしまったところもありますが、おおむねいいんじゃないでしょうか。

ここにぱらぱらっと七味をふって、さっそく日本酒と合わせて食べてみましょう!

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なんだかよくわからない食卓
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ぷるんっ

どれどれ、もぐもぐもぐ……お〜、はいはいはい、これはいい! 上品なだしの香りが口のなかでゆっくりと溶けながら広がり、たまにぐずぐずになった天ぷらの、海老や油の風味が加わる。しゃりしゃりしたねぎの食感もいいし、なにしろあんまり胃を圧迫しないのでおつまみとしてはかなり理想的!

春夏の早めの夕方に晩酌を始めるときなんか、こいつがあれば最高のスタートが切れる気がしますよ。

え? これって単なる「にこごり」なんじゃないかって? ……ふぅ、あのさ、僕なんかの書いた記事に対してさ、そういう元も子もないこと言うのやめようってさ、僕、前にも言いませんでしたっけ? まったくもう。

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ごはんにのせても、変わり冷やし茶漬けみたいでうまかったです

 

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