玉子をとくためだけの棒に4000円以上。そう考えると高いと感じますが、玉子が好物で、日々玉子料理をする方は、持っておいて損のない一品だと思いました。ときここち。あと、ちょっと意外なプレゼントとしてもぴったりでしょう、これ。
いきなりそこまで勇気が出ないという方は、エッ! Goo、まぜ卵、なめらかスティックもそれぞれに素晴らしい商品なので、まずはそこから試してみては?
続いてはこちら、
参考価格は377円とこちらもお手頃。
そしてこのなめらかスティック、なんと先ほどのまぜ卵と同じ「サンクラフト」というメーカーの製品。すごいな。「玉子とき事業部」でもあるんでしょうか? サンクラフトさん。
これまた先端が鋭利になっていて、そこで黄身と白身を切りながら混ぜる仕様になっています。
ただプラスチック製なので、触っていきなり手が切れるというほどではなく、そのあたりはまぜ卵よりも気軽に使えそう。
ちなみにスティックの逆側の形状にも意味があり、
このように割り入れた玉子に殻の破片が落ちてしまった場合、
ここ、かなり高ポイントだと思います。
僕が感じた点としては、その形状的に、行きも帰りも鋭利な刃で玉子をとけるんですよね。しかもその刃がダブルなので、「今おれ、効率的に玉子をといてるな〜」って悦に入れるのが嬉しい。
もちろん性能的にも文句なしで、
ほ〜んのりと白身が視認できるものの、
といったところでした。
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それでは最後に驚いていただきましょう。というのも、僕もこの商品を見つけたときはびっくりして目玉が飛び出しそうになったので。
もう見るからに、これまでの棒とは高級感が違いますよね。それもそのはず、僕が買った時の値段はなんと……4295円!
信じられます? 玉子をとくためだけの棒が、4295円ですよ? こんな世界があったとは……。そりゃあ購入には勇気がいるけど、ここまで来たらもう、試さないわけにわいかないじゃないですか。
いや、正直びびったっす……。だってさ、途中の300回の時点でもう、次元が違うんだもん。
しかも、商品名のとおり、玉子の“とき心地”がめちゃくちゃ気持ちいいんだ。黄身と白身が先端にまとわりついたかと思うと、適度な手応えのあとにさっと切れ、それを数十回くり返しているだけで、またたくまに全体が均一に混ざってゆく。
もうこれ以上は意味ないんじゃないか? と思いつつ、一応500回まで混ぜてみましたよ。そしたらもう、表面がホイップ状態。こんなとき玉子、見たことない。
ちなみに、この玉子でオムレツを作ろうと、フライパンに無造作に油を注いだところ、偶然に落ちたその形がすでに、
いやこれ、やらせじゃなくてまじで!
結果はもちろん、
ところでこの、ときここちの本来の用途は、玉子かけごはん。せっかくなので、それも味わってみたいに決まってます。
というわけで、ときここちで500回混ぜた玉子を用意し、炊きたてのごはんにかけてみる。すると、
ふだんのとき玉子とはぜんぜん違う感覚で、まるで液体のように、お米の隅々にまで浸透していくんです! しかもそれと同時に、玉子のいい香りがふわりと立ち上る。なんだこのとき玉子!
で、そこに醤油を回しかけ、さっと混ぜると、
口当たりはまったりとろり、そして、いつもとおんなじ安いパックのものを使っているのに、玉子の香りや風味、甘さを、ものすごく強く感じます。これが“混ぜ”の力なのか。こりゃ、完全に新次元の玉子かけごはんですわ……。
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玉子をとくためだけの棒に4000円以上。そう考えると高いと感じますが、玉子が好物で、日々玉子料理をする方は、持っておいて損のない一品だと思いました。ときここち。あと、ちょっと意外なプレゼントとしてもぴったりでしょう、これ。
いきなりそこまで勇気が出ないという方は、エッ! Goo、まぜ卵、なめらかスティックもそれぞれに素晴らしい商品なので、まずはそこから試してみては?
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