特集 2020年7月21日

おれはテイクアウトなら無限に食べられる~東急沿線さんぽ

お持ち帰りさせてください。

昨今の状況でテイクアウトやデリバリーをするお店が増えてきた。普段、入りづらいお店もテイクアウトをやっていて、大変だろうがこちらとしてはうれしかったりもする。

ふと思ったのですが、テイクアウトって家で食べることができるじゃないですか。なら食べたいときに食べられる。それはもう無限に食べられるということだと思うのです。

 

※編集部安藤より
この記事はデイリーポータルZの運営元であるイッツコムのサービスエリア、東急沿線の魅力を紹介する記事です。

前作:おれはカレーライスなら無限に食べられる

1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー)

前の記事:夢のようなナポリタンを食べたい~東急沿線さんぽ


大盛りな洋食のテイクアウト

多くのお店でテイクアウトをやっている。タイ料理や見たこともない料理もテイクアウトをしていたりするが、食べたいものをテイクアウトしたい。

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量がなんでも大井町に来た。

駅前は高いビルが立ち並んでいる。人が発展してきた歴史を感じると共に、お風呂の王様大井町店へ行きたい気持ちもあるが、歩いて数分のところにこんな場所がある。

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素敵な宝がある気がしますね。

狭い路地に飲食店がぎゅうぎゅうと並ぶ。少し汚れた看板や外に置いてある室外機を見ると、飲食店の苦労や歴史を感じることができそのお店に対する愛しさが生まれてくる。

そして、奥へと進むと目的のお店が出てきた。

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ブルドッグというお店。

「お食事は大井一うまい・やすい」というキャッチコピー。この言葉、みんなで守っていきたい。

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このメニューのサンプルを見るだけで一日が過ごせるな。

洋食の全てがここのお店にあるのではと思うぐらいのメニューの充実っぷり。汁物以外はテイクアウトできるそうだ。無限に食べられるので色々と頼む。「ハンバーグとドライカレーと..」と結構な品数を注文をしたところ、頭がパンクした店員さんに3回聞き直された。最近、そういうところがある。

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店内の雰囲気もいい。あと、芸能人のサインが多い。

何度もテレビで紹介されたお店らしく、芸能人のサインが壁にずらりと飾られている。ミーハーなので興奮した。

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日替わりメニューやサービス定食にも興奮した。ずっと興奮をしている。

15分ぐらいお渡しできるそうだ。お店の中で待たせてもらえるとのことなので、座って水を飲みながら待つ。ボーナスが出る月の給料日ぐらい待ち遠しい。

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金属のピッチャーの結露を見ながら待つ。最高の時間。

会計をしてお店を出る。その後に出てきた高校生たちが「バーミヤンに行こうぜ」と言っていた。若人(わこうど)たちよ、それが若さだ。若人って校歌でしか聞かない。

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両手にビニール袋を持って家に帰ります。
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歩くたびにいいにおいがする。あと、容器が傾く。人は傾きを気にしながら大人になっていくのかもしれない。
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帰り道、余裕があったらあとで買いに行こうと思った。

家に着き、さっそく頼んだ料理を開けよう。今日ばかりはお茶でもいれてゆっくりしながらみんなで見ようよ。

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まずはエッグハンバーグ。1つだと思ったら3つも入っている。ドラゴンボールならあと4つで願いがかなう。
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タルタルソースがたっぷり入ったエビフライ。このエビフライみたいにまっすぐと生きていきたい。
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豚のしょうが焼き。薄めに切ったしょうが焼きもいいが、このしょうが焼きは厚い。豚の食感を味わうことができる。
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ドライカレー。もうみっちり。
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付け合わせのキャベツもてんこ盛り。

大盛りのお店だった。どうりで重いはずだ。でも、それが幸せの重さだから。食べたいものだけを頼める幸せを感じつついただこう。

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このまま食べようとしたが、写真を撮らなければならないと気づいた瞬間の写真です。

どれを食べようか。よし、しょうが焼きだ。世の中、しょうががあればだいたい大丈夫です。

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絶対においしいと思ったが、おいしかったです。

ドライカレー、エビフライ、ハンバーグ。どれも間違いのないおいしさである。ドライカレーはピリッとした辛さが食欲をそそり、エビフライはエビの食感に心を奪われ、ハンバーグはいつだっておれたちの味方です。

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ドライカレーって普段食べることがない。改めて食べるとうまい。人生はそんなことの繰り返しだ。
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エビフライ。人の目を気にしないでタルタルソースをたっぷりかけて、おもいっきりかぶりついてやった。テイクアウトの良さが出ている。

おいしいものはずっと食べていられる、食べ始めたときに思った。そして、ある程度時間が過ぎて、思ったことがある。

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頼みすぎってあるな。

お腹が減っているとき、ついつい頼みすぎてしまうことがある。テイクアウトだと「家で食べるから」という理由でいつも以上に頼んでしまうことに気づいた。でも、大丈夫、ご飯は自由だから。

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食べきれなかったとしても家だと保存ができるから便利ですね。(夜にとろけるチーズをのせて食べて優勝した。)
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商店街で無限にテイクアウトをする

次に行ったのは武蔵小山の「武蔵小山商店街パルム」である。

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全長800mの日本一長いアーケード商店街。

雨の日でも安心のアーケードがある商店街。平日でも人が多く、活気あふれる商店街だ。あと、商店街の中にダイソーが2軒ある。おすすめです。

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こういう飾りを見ると温かみを感じますね。

武蔵小山にはカレー屋が多い。カレー屋の人に聞いたらネパールの大使館があるためだという。そうか、今日はカレーだ。

カレーをたくさん食べるだけでもいいが、どうせなら色々なものをトッピングしたカレーを食べたい。商店街で食べ物を買ってカレーにのせようと思う。

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カレーライスをテイクアウトにするためにラーメンに来た。

インドカレーもいいが、変わったカレーを食べたいと思って探したらラーメン屋でカレーを出しているのを見つけた。「風は南から」という店名も素敵だ。

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ラーメンスープで煮込んだ牛すじと聞いてはいてもたってもいられない。

このカレーをベースに色々とのせて行こうと思う。それがおれにできるカレーへの恩返しだから。

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雨の日が続きますがカレーライスを食べてスパイシーな毎日を過ごしたいですね。

そして、焼き鳥。ぜいたくなおつまみを今日はカレーにのせたい。

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鳥勇というお店を見つけた。
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ここが変わったお店だった。

置いてある焼き鳥を好きなだけ取って、あとで串の本数だけ会計するお店。実はここの焼き鳥を求めて他の地域からも来るそうだ。おまかせで頼んで5本を買った。

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身の締まった鶏肉のうまさよ。レバーの焼き加減も絶品。週7で通いたい。

これだけでいいが梅雨なのでもっとのせたい。惣菜のお店とかもいいなーと歩いていたら、素敵な店名を見つけた。

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名前がくいしんぼ。行くしかないと思った。
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素敵なステーキ。
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レモンがのっている。そんなおしゃれなことあるかね。

ステーキを買った。もう十分かも知れない。さぁ食べるところを探そうとしたが、またしても気になるお店を見つけた。

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小さなフライパンというお店。おじさんも立ち止まるほど魅力的。

商店街の路地にあるお店。こちらではグラタンの持ち帰りをやっている。グラタンって名前の響きがすでにおいしい。グラにタンである。

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注文状況によるが15分ほどで受け取りができる。ガーリックチキンもいいな。
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今夜はグラタン!
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良さしかない。生まれ変わったらグラタンになりたい。

食べる場所がない

ミックスグラタンを受け取り、食べたいものはそろったが家に帰ると時間がかかるので近くの公園で食べようと思い、アーケード通りを外れて歩こうと思ったときに気づいた。

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朝からやまない雨は今もなお、降り続いています。

梅雨の季節である。朝、家を出たとき雨が降っているなと思っていたが、止むだろうと思って甘く見ていた。天気とおてんば娘は思いどおりには行かないな。

ただ、家に帰って食べるには時間がかかりすぎる。そういえば、公園の休憩所に屋根がついているのを見たことがある。そこで食べれば全部解決するではないか。公園を見つけるのが先か、グラタンが冷めるのか先か。

すぐに見つかるだろうとうろうろする、全然見つからない。とちゅう神社の軒下で食べてしまおうかと思ったが羅生門の話みたいになるかもしれないと思ってやめた。

さまようこと30分。公園は何カ所も見かけたが屋根のある公園は1カ所もない。あきらめかけたがなんとか見つけた。

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ここをランチタイムの場所とします。
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テーブル(カバンの上)の都合上、ご飯の上におかずがてんこ盛りになった。

食べる場所こそないが、ごはんは豪華だ。ステーキとグラタンを一緒に食べることができる日が来るとは思わなかった。雨が降っているがいい日。

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楽しみにしていたグラタン。
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クリーミーさとボリューム感があっておいしい。

マカロニの食感にホワイトソースの濃厚な風味、そこに魚介類の風味が合わさって絶品のグラタンである。ステーキもカレーも焼き鳥も全部おいしい。優勝。

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その後、銭湯に行ってゆったりしたあと、
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変わったカレーを食べました。

「イルドマンジェ」というお店のカレーライス。白い。シチューのようなコクとまろやかがつまったカレーである。バファリン以上に優しさがつまっている。

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大きな骨付きの鶏肉が2本も入っていて食べ応えもある。雨が骨付き鶏に変わればいいのに。

色々なお店を紹介すると情報をお届けしたという気持ちになる。武蔵小山、いい町なのでまた行きたい。

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ロシア料理を無限に食べる

最後はデイリーポータルZを運営しているイッツコムがある用賀である。前に寿司屋のテイクアウトをしようとお店の前に行ったらやっていなかった。あの日も雨だった。

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感謝の言葉が心を折るとは思わなかった。

しかし、このときに「このままじゃ帰れない」と必死になりながら歩いた結果、ロシア料理のお店を見つけた。怪我の功名とはこのことだ。この日は満足して帰って、別日に予約をして取りに行くことにした。

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駅から5分ぐらいの場所にあるイクラバルというお店。
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用賀にロシアがあった!

ロシア料理と言えば、ピロシキと赤いスープやつは知っている。今、ちょっと言葉が出てこないがあるスープのやつがあるじゃないですか。あと、ウォッカ。

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そうだ思い出したかったスープ、ボルシチだ。

チキン弁当は販売終了しているので注意だ。カレーも食べたかったが、カレーばっかり食べているので今回はあきらめた。今度食べに行こうと思う。

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おしゃれな店内でできあがるのを待つ。その間、お話を聞いた。

元々、テイクアウトはやりたいと思っていたがなかなかできず、この状況をきっかけに始めたそうだ。

「気になっていたがお店に入れなかった人もテイクアウトで注文していきますよ」とのこと。

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マトリョーシカを見ながらテトリスのことを考えていた。テトリスはロシアが作ったゲームらしいです。

ロシア料理を買ったので外で食べようかと思ったが、外は真っ暗だ。どこか室内で食べたいと思い、見上げたらイッツコムのビルがあるじゃないか。今、思いついたように書いたが前日に編集部の安藤さんに連絡して使わせてもらった。ちゃんとした大人だから。

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おじゃましますね。
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通された部屋は誰かの部屋っぽいところだった。

自宅のような場所でロシア料理を食べる。ホームステイのようでいい。

珍しいので多くの種類を食べたくて、色々と買ってしまったら1万円になって震えたが、ロシアに行ったと思えば安い。

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総額1万円の料理。

全然関係ないが昔、シェフチェンコというサッカー選手がいた。ロシア出身だと思ったらウクライナだった。なんの話だ。

買った料理を紹介しよう。

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ローストポーク。見る者全てを魅了する色をしている。

肉汁があふれるおいしさ。ソースがニンニクがかなり効いていて、 ウォッカがすすむ味だ。白飯でもいい。スパシーバ(ありがとうの意)と言いたい。

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ロシア料理の代表格、ボルシチ。今、私は赤の広場に来た。

ビーツという野菜が入ったトマトスープだ。ビーツは「食べる血液」と呼ばれるほど栄養素が高く、特に一酸化窒素というものがノーベル医学生理学賞を取るぐらいすごいそうだ。

血管の筋肉をしなやかに拡張させて血流をよくする働きがあり、全身の血行がよくなることで、疲労回復や基礎代謝のアップでダイエット効果があるらしい。

味は大根のようなシャキシャキした食感である。情報番組みたいな情報をお届けしました。

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ロシアの水餃子、ペリメニ。

いつも食べている日高屋の餃子と違って香辛料が効いたひき肉が異国の地をイメージさせる。しかも、たれが酢醤油ではなく、マヨネーズソースで食べる。ロシア、意表をついてくる。

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ロシアの揚げパン、ピロシキ。

ひき肉にいり卵、春雨が入っている。揚げパンは日本にもあるが、きな粉や砂糖ではない独特の味。これがロシアの味か。

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マトンの煮込み。

独特の臭みがあって苦手なのだが、こちらの煮込みは臭みがいっさいない。香辛料が風味と羊のうまさが口の中で爆発した。おいしい。お店ではリピーター率が高いと言っていたがわかるおいしさ。

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ビーフストロガノフ。名前だけ聞いたことがあるが実物を初めて見た。

ビーフストロガノフを初めて食べたが、生クリームを使った料理なのか。 肉の塊を荒々しく焼いた料理かと思っていた。ストロガノフに荒々しさがあるのが悪い。 

ロシア料理は全般的に香辛料の風味が香ってくる。ケバフっぽい味。調べたら料理にハーブを使う文化でこれがいい味なのだ。

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さて、思い切って買ってきたが食べきれるのか。

お店の人がビニール袋に割りばしが4膳入れてくれた。1人で食べるのが恥ずかしくて、聞かれてもないのに「会社でパーティーをするんですよ」と言ったからだ。パーティーが始まる。

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テレビを見ながら食べることにした。より家でのご飯感が増した。
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エラーを見ながらロシア料理を食べている。 
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このガッツポーズは選手がホームランを打ったうれしさのあまりに出たのではなく、ビーフストロガノフのおいしさに思わず出たガッツポーズです。

普段、野球を見ないが改めて見ると楽しい。横で見ていた安藤さんも「ひいきの球団じゃない野球の試合を見ていると選手がエラーしてもおおらかな気持ちでいられる」と言っていた。

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中日ドラゴンズファンの安藤さんに「今年のドラゴンズって調子どうですか?」と聞いたら悲しい顔をしていた。
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そんな安藤さんへ私はピロシキをほおばることしかできない。

また、ご飯を食べながら安藤さんが昔、サッカーの副審をやっていたときにした世紀の大誤審の話を聞いた。みんなで胸が苦しくなる話を聞こう。ここからは安藤さんの話です。

編集部安藤さんの怖い話「サッカーの副審」

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これはビーフストロガノフをおすそ分けした後に聞いた話です。

子どもが地元のサッカーチームに入っていて、そこで手の空いた父親はボランティアでグラウンド整備をしたり、試合会場への送り向かいをしていた。

中でもコアなメンバーは副審のライセンスをとって練習試合で副審をすることになっていた。自分も取った。オフサイドの判定がテストのときから怪しかったけど、筆記試験は簡単だったしお金払えばほとんど全員合格した。

オフサイド判定がよくわかんなくて、実際に何度か誤審をした自信がある。でもオフサイドはまあみんな見ててもよくわかんないから文句言わないし文句言われたら主審の判断に任せていた。

何度か副審をやっていたある日の試合。明らかにボールがゴールラインを割ったのに流して試合を続行させたのだ。 

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今日のボルシチはなんだか涙の味がするぜ。

たしかペナルティエリアの外から、誰かが蹴ったボールをキーパーがはじいて、ゴールラインを割ったのだ。その後にディフェンダーかキーパーがボールを外に蹴り出した。 

なので今考えても誰が見ても明らかにゴールしている。でも、なぜか流してそのまま試合を続けさせた。選手たちは一瞬止まったけど、主審も笛吹かないし、不思議な顔でプレイを続行していた。

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ビーフストロガノフを味わいながら、試合会場の空気を想像して背筋が寒くなる。夏なのに。

怪しかったら主審が止めるだろうと思っていたが、主審も見てなかったようで、確認をする意味で顔を見てきたので目をそらした。それでそのまま無得点となり試合は続行された。

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面白いバラエティ番組を見たい気分になってきた。

背中の観客席では選手の親たちが騒いでいた。「今のはどう見ても入っていただろう」と。 

5分くらい騒いでいたが一度も振り返ることができなかった。堂々とした態度で副審をしていたが、周囲の声が心に響いてきて、実際は汗びっしょりだった。

思い出すたびに汗が出る。それがトラウマになったというか、もう怖くてその後は公式戦では副審をやっていないです。

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この話を聞いた瞬間、なんだかお腹いっぱいになった。あと、泣いた。

この記事は「おれはテイクアウトなら無限に食べられる」です

この後、お腹いっぱいになりながら全部食べきった。そのあと、安藤さんがはげましひろばの日記に「たぶん、自分も食べることになるだろうから晩ご飯はいらないと家族に伝えてきたが、江ノ島が全部食べてしまったので帰りに半額になったサラダ巻きを買った」と書いていて、申し訳なさを感じながら(その場で言ってほしかった)と思った。

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人のエラーはおおらかな気持ちで聞いていられる、ということかもしれない。

 

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