記事にするほどじゃないけど伝えたい 2024年12月13日

宮沢賢治の水彩画を実体化した看板 ~ 今週の「これすごくない?」

2023.7.23 追加分 

サンマルクカフェには透明と不透明のクリームソーダがある(古賀及子)

みんな大好きチョコクロワッサンのサンマルクカフェ。今年の夏、季節商品として「レトロあふれるクリームソーダ」を提供中らしく、先日店頭にポスターが出ていました。

なんか、透明のと不透明のがあるんですよ。

思わぬタイプの周到です。

願ってもいない夢が叶う世界、それが消費社会なわけですが、まさにこれ! と思わされます。飲んでみたいと思ったことのない不透明のクリームソーダが、透明のクリームソーダと並んでいずれか選べるようにあらかじめ用意されているわけです。

透明の一般的なクリームソーダが「昭和レトロクリームソーダ」で、こちらはクラシカルな味と見た目を追及したのが言われずとも伝わります。

いっぽうの不透明なクリームソーダは「ニューレトロクリームソーダスムージー」という名前で「クリームソーダの味わいをスムージーで表現した新感覚のドリンク(公式サイトより)」だそう。レモン果汁を使ってさわやかに仕上げている……ということで、近々改めて飲んで記事にしたいと思っております!

一見、透明のほうが未来っぽいのですが、スムージーのほうが現代的です。透明の未来は来なかったレトロフューチャーですね。

なんちゃってアーチ橋(ぬたちつ)

 

街を歩いていると、なんとも小ぶりでかわいらしいアーチ橋がありました。

こんな小さなアーチ橋ってあるんでしょうか(橋に詳しくないのでわからない)。上にのぼって確かめてみました。

橋の柵の部分を「高欄」というそうですが、高欄の一部、アーチに見立て加工した鋼材を赤く塗ってそれっぽく見せています。ふつうに高欄を作ってもいいところを、なんとも凝ったつくりになっていました。

これはおもしろいですね!擬態する橋!橋の構造でも擬態する側・される側というヒエラルキーがあることも興味深い。 

郵便局のタッチパネルはほぼ触れない(タルテツ)

郵便局に行ったところ、順番待ち用紙を発行するタッチパネルの殆どが外側から覆われて触れないようになっていました。変な操作は絶対にさせない!という職員さんの気概が伝わってきます。

このパターンの工夫したタッチパネルは昔、郵便局で見たことがありますよ!郵便局ってこういうことをやりがちなんですね。

投稿者からは「押ボタン式の発券機で良くない?という気もしますが」とコメントもらっています。me too!

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公衆電話の代わりに城が飾ってあった(村中貴士

とあるビルに行った際、1階の奥のコーナーに手作りっぽいお城や船、民芸品、花が飾ってありました。上を見ると「TELEPHONE」と書いてあります。

おそらく、昔はここに公衆電話が置いてあった
→ 使われなくなったので電話は撤去
→ スペースが空いてしまったので、何か飾らないと殺風景だ
→ ビルのオーナーが趣味で作ったもの(?)や民芸品、花を飾ってみた、という流れかと思われます。

左端に「情報コーナー」があったので、飾ってあるものの説明が書いてあるのかな?と覗いてみたのですが、貼ってあったのは千代田区からのお知らせ的な情報だけでした。展示物に対する説明が一切ないのも、それはそれで潔いな、と思いました。

投稿者・村中さんは、公衆電話が撤去された後のスペースの写真を集めているとのこと。
「今回のようにスペースを埋めるパターンは初めて見つけたので、ちょっと驚いたのと同時に、嬉しい発見でもありました。」だそうです。
民芸品ってちょっとした隙があるとすぐに入り込んできますね!

エスカレーターの手すりが熱い(gom)

秋葉原駅の6番線に上がるエスカレーターの手すり(ベルト?)が信じられないくらいあっついので、通りがかったらさわってみて。

山手線外回り・京浜東北線・東京方向に行くホーム(3番4番線)の、いちばん後ろ(上野より)から総武線に乗り換えようとして先週「あっついな」と思い、今週は日曜も月曜も「あっついな」と思ったので写真をとっておきました。

とても好みなプリミティブなコネタ。皮膚感覚で発見しているのがいいですよね。 

おむつの自販機から飲み物が出てくるのが微妙に嫌(石川大樹)

大阪で見つけた自販機です。

大阪で見つけた自販機です。おむつの自販機をプッシュするためにコーナー全体に「おむつの自販機」の看板がかかっています。

ちょうど飲み物がなかったのでお茶を買ったのですが、「おむつの自販機」から出てきた黄色い液体を飲むのに少し複雑な気分になってしまいました。

人間心理の繊細さです。

タイトルではおむつの自販機から出てくる飲み物ですが、本文で「黄色い液体」とまで書いてるのが言いすぎです。

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SBおろし生わさびのチューブには穴が空いている(さむがり

大きいタイプのSBおろし生わさびのチューブの底面に、透明な文字で何か書いてあります。

よく見ると、「空気の出入口」と書いてあり、その下にスリット状に穴が開いています。

大きいチューブは二重構造容器になっているため、最後まで中身を絞り出せるように空気の出入口を設けているっぽいです。
すごい工夫。すごいSDGs。

これうちでも使ってますが気づきませんでした。すごい。 

宮崎の池で泳ぐのはコイでなくチョウザメ(トモ

こないだ、宮崎県の景勝地は高千穂に寄ったんですけど…

そこの池で泳いでいたのがコイではなく、
"チョウザメ"でした。

キャビアの魚だというのは知ってましたが、悠々と泳いでるのを見るのは初めて。でかい。

・ベステル
・シロチョウザメ

なぜか二種類もいて、それぞれこんな名前らしい。

へぇ~
宮崎県がチョウザメ養殖盛んだから、もらってきたんでしょうかね。

エサが売ってて、あげたんですが食いませんでした
残念。珍しいからみんなエサあげるのかも。

「たまたま寄った観光地にいました。個人的には味も気になります」とのこと。私も5月に見てびっくりしておりました。
しかし、新規事業ってすぐにチョウザメを飼いません?

心残りがスーパーに売られていた(リューフ

少し前ですがスーパーに行った時、鶏肉コーナーに若鶏の「心残り」が売られていました。

調べてみると「ハツモト」との事でした。

「ハツモト」もわからないので調べてみると「ハツ(心臓)とレバーの間の部位」の事でした。

焼き鳥好きの方には常識なんでしょうか。

部位にこんな叙情的な名前があるんですね。森進一か布施明に歌ってもらいたい部位です。

⏩ 観葉植物としての玉ねぎ

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