今週は関係者からの投稿も多くボリューム増でお送りします。まずはこちら。
先日、姫路城に観光しに行ったのですが、お城の中にあった消火栓がたぶん木製でした。
木造の内観を損なわないようにあつらえたのでしょうか。塗装で木目調にすることもできたでしょうに、こだわりがさすがだと思いました。触ると木の質感がありツルツルしていて気持ちのよい触り心地でした。
スピーカーの形や、消火ホースが入っている扉部分のテクスチャが再現されていて、木製である以上にいいものですね。これは。
「消火栓でも木製になるとあたたかみが生まれるものなのだなあと感心しました。」
と投稿者の葱山さんから感想をもらっております。オーパーツのような尊さがあります!
ジョナサンに行ったら、テーブルの上にあるポップが渋皮栗とりんごを使った季節のパフェメニューを案内するものでした。
税抜200円台から600円台まで4種類あって、徐々に豪華になっていくさまが人間の進化の図解みたいです。最終形態、699円の豊かさがすごい。
猿がだんだん直立歩行していくように背筋が伸びて行ってます。269円(税込み296円)のちょこっとした甘いものも魅力的です。
「オジギビト」とは工事現場の看板の中で「ご迷惑をおかけします」などとこちらに丁寧にお辞儀をするキャラクターのことで命名は漫画家のとり・みきさんによるものです。
あまたの工事現場で、多様なオジギビトたちが通行人に頭をさげていますが、あのライオンズマンションのオジギビトはちゃんとライオンでした。
かわいさの中にも百獣の王としてのたしかな威厳を漂わせているライオンズマンションズライオンでした。
ヘルメットを胸に持つ威厳がライオンですね。誇り高きお辞儀です。
「仮設足場に囲われたライオンズマンションすごいなとしみじみ眺めていたら見つけました 」
投稿者のライター伊藤さんからこのようなコメントもらっております。さすがの路上観察力。
食べかけの写真ですみません。銀座ウエストでバラ売りしている小さいきな粉のクッキーがすごいきな粉感で美味しいです。きな粉に砂糖と少しの塩を混ぜた、きな粉餅にまぶすきな粉の味がします。
これ、おいしいですよね!食べかけの写真から『おいしいから撮らなきゃ!』というライブ感を感じました。投稿者のユミラマルさんからは
「石井公二さんの銀座ウエストの記事を読んでからお店に行くようになりました。その中でも気に入ったのがきなこのプチサブレです。銀座ウエスト日野直売店も近々行く予定です!」
とお便りいただいてます。
実は直売所取材のときにいただいておりました。ごまも相当ですよね。
戸塚駅から離れた、かっぱ寿司横浜戸塚店の駐車場には謎の朽ち果てた土蔵がある。歴史を調べると、このあたりは鎌倉ハム発祥の地であり、この謎の土蔵もその名残なのだとか。
歴史的に価値のある建物だそうだけど特に案内板とかもあるわけでもなく、駐車場に突然建っているのでなかなか不思議な存在だった。
一見立ち退きを拒否した家のようですが、蔵…なんですね。しかも鎌倉ハムと由緒正しい。
「近くの神社に向かっている時に見つけ、異様な雰囲気だったのでこれはなんだろう?と調べました。 」と投稿者のライター井口さんから。
気にするなというほうが無理な佇まいです。
だいぶ前、兵庫県城崎の「城崎文芸館」に行きました。
荻原井泉水」という俳人の説明パネルを凝視すると、
名前がシールで訂正されていました。
ほとんどの人が、「間違えて『萩』って書いちゃったのかな...最も起こりやすいミスを防げなかったんだ...」と思うでしょう。
私も最初はそう推測しましたが、「全く違う漢字(「尻」とか)が下に隠れてるかもしれない」と思った途端ワクワクが止まらなくなりました。
「ワクワクが止まらない」ってそういうときに使う形容詞じゃないから!
「博物館に行くと、必ず説明パネルの訂正のシールを探し、『どう間違えたのかな』と想像しています。 」とのこと。投稿者はライターの唐沢さんです。分かるけどさ!
パリッコさんの記事「業務スーパーの「〇〇醤」9種食べ比べ 」を読んでから自分でも買いたくなり業務スーパーに行きました。
レジ待ちの列でふと横を見たらおにぎりのところに「パリッコ」の文字がずらずらと!
「パリッコさんの記事が頭にあったのでちょっと混乱しました。業務スーパーのおにぎりは安くていいです。」
とのこと。え、パリッコさんついに自分ブランドの商品を出した?と思いますよね。ポール・ニューマンのドレッシングのような。
いつ見ても業務スーパーのおにぎり58円は衝撃です。
秋葉原駅前のマクドナルドの窓に、普通のmのロゴとは別に、ちょっと小さい子供のmがいました。かわいい!!幼生は色が違うんですねー。
……その後、有識者に教えてもらったのですが、この手作りの小さいmはマクドナルドのチャリティキャンペーン「青いマックの日」の飾りなのだそうです。
以上、今週のコネタでした。
Twitterのつもりで投稿してください。採用されたかたにはデイリーポータルZ特製ノートをお送りします。
ここから先はコネタバックナンバーです。
2023.11.25更新
フルーツでおなじみ、京橋千疋屋の京橋本店で食事をしたところ、席にあったマスクケースがマスクメロン柄でした。
ちなみにマスクメロンのマスクは「musk(麝香)」で、マスク(mask)とは関係が無いそうです。しかしこれはずるいな〜と写真を撮りました。
これはかわいいし気が利いている!
伊藤さんの記事を見て思い出したとのこと。伊藤さんの記事はこちら。(→マスクケースコレクション)
ラゾーナ川崎に、シガールの自動販売機がありました。
1本ずつ売ってるのかと思ったら、中の商品は1000円前後のミニ詰め合わせやエコバッグでした。
これは珍しい!投稿者の要約女子さんいわく
「実際にこの自動販売機で買っている人は見ませんでしたが、珍しいのか立ち止まったり、振り返ったりして見る人は結構多かったです。都内にはたくさんあるんでしょうか。」
都内に……あったかなあ…。珍しいと思います!
大阪と京都の境目あたりに位置する、ウィスキーや「山崎の戦い」で有名な山崎。そこにあるJR京都線の駅・山崎駅の隣に、デイリーヤマザキがあります。山崎つながりです。
この光景を見ると、「そうか、山崎製パンの発祥の地がこの山崎なのか!」と勘違いしそうになるのですが、調べてみても特に関係はなさそうでした(山崎製パンの山崎は人名で、発祥の地は千葉)。意味深に見えるけど、あまり深い意味はない景色なのでした。
駅の脇にはデイリーヤマザキ従業員用の駐輪場があり、山崎駅の駐輪場ではないことを示す看板が立っていました。どっちも山崎なので、紛らわしいことになっていました。
山崎に関係ないヤマザキなんてこれはいいネタだなと思ったらデイリーのライターの斎藤さんでした。ちょっとした奇跡ですね。特に駐輪場。
先日、新しくできたネットスーパーを見ていたところ、15個入りの卵を見つけました。
10個入りや6個入りは見たことがありますが、15個入りは珍しいので注文してみました。
届いたものは当たり前ですが、商品の紹介写真の通りでした。
核家族化や単身世帯の増加の時代ですが、どれほどの需要があるのかが気になりました。
珍しいから買ったらそのままのものが届いた、という驚きも分かります。意外なものを買ってもすぐ届きますよね。買ったから。
駅の電光掲示板がメンテナンス中でLED部分が開いて中が見えていました。
思ったよりスカスカで基盤らしきものがぽつんとありました。上の方にある四角い塊はパソコンの電源に似ています。全体にパソコンっぽいですね。
最後は私のコネタで締めました。これぐらいスペースあいているパソコンってありますよね。うちのです。
2023.11.18更新
名古屋駅近くに骨組だけの建物がありました。非常階段ではありません。
下には隣のレンタカー店の車が停めてあります。立体駐車場のようでもありますが、立体駐車場でもありません。
これだけの高さの板を支えるためにはこれだけの構造物が必要なのかもしれません。
ストリートビューを見ると、隣の駐車場にかつてはビルがありました。ビルがあればこの骨組みがここまで目立たなかったと思います!
神戸市にある高速神戸駅の入口は、落ち着いた和風建築です。
この入口が湊川神社という大きな神社の敷地内にあるため、このような造りになっているようです。ひと続きの塀の一部分に突然駅の入口が現れるので、初見だと頭がちょっと混乱しますね。
とはいえ地元の方にとっては見慣れた風景のようで、全く気に留める様子もなくこの入口を通っていました。
さとくらさんからの情報です。
ちなみに看板にある「メトロこうべ」は地下街なのですが、なぜか卓球場があります。
地下の卓球場、気になります!
何故かというと…
この細さ!中身がちゃんと入っているのかなと思えるほど滅茶苦茶スリム。まるで裏の建物に張り付いた紙みたいに薄い家です!"
投稿者の武井さんから「20年程前東海道を歩き通した時に見て以来、凄く気になっていました。」とのこと。20年前から存在してそうな雰囲気はあります。
みなとみらい線日本大通り駅の改札内の男性用トイレに「ここは改札内にあるトイレでございます。」と書かれた紙が貼ってあります。
改札外であると誤解する人がいるのか?いたとして何が困るのか?と見るたびに困惑します。
「私は確かに改札を出たはずなのにおかしい!」と記憶を改竄された乗客からのクレームでもあったのでしょうか。
自分の場所を認識させる貼り紙、次のステージに来た感じはありますね!次もトイレ!
タイ・バンコクのチャトゥチャック市場にて。ショッピングモールの中のトイレで見たピクトグラムが今にもおしっこ漏れそうだった。こっちもおしっこ漏れそうな時だった。
リアリティのあるポーズ!
2023.11.11更新
先日電車待っていたとき。
改札階からホームに降りるエレベーターの表示板が、見たことない形をしていて目を見張った。
「ホーZ」や「ホー乙」としか読めず、表示パネルが故障しているのかと思ったが、5秒じっと見つめて横書きで「ホーム」なのだとやっと気づいた。
単純なドットと制限の多い液晶の中で、「ホーム」に見えるよう試行錯誤したと思うと、なんだか愛おしさすら覚える。
こうなると「改札階」をどう表示しているのか気になり、エレベーターが上昇するのを待つ。
普通に「B2」だった。
階数表示でいいならホームだけなぜこんなに工夫されているのか、不思議さが募る。
元町・中華街駅だそうです。
「横浜中華街で食べたあさり塩らーめんがおいしかったです。」
とのこと!これぐらいの思い切った余談をお待ちしています。
では次も電光掲示板コネタ。
JRの駅の電光掲示板では電車の接近情報が表示されます。
熊谷駅は電光掲示板の下に具体的な駅名を貼ってあるので、どこまで来ているかがよく分かります。
表示が変わったときはよく分からないものになりますが、分かったときに親切だからOK!
電光掲示板に行田・吹上と貼ってあってもあまり気にならないのも発見です。
スクランブルスクエアの屋上にはヘリポートがある。
アルファベットのHの文字が書かれているので以前から「あるな」とは思っていた。
あるとき、ふと足元を見ると「MAX 5t」と書かれているのに気がついた。
そもそもヘリコプターの重さなんてあまり気にしていなかったので、妙に新鮮に感じる。
うっかり5トン以上のヘリが降りてしまったらどうなるんだろう。崩れちゃったりするのだろうか。
それ以前に5トンがヘリの中で軽いほうなのか重いほうなのかよくわからない。
東京消防庁のヘリコプターのページを見てみると、現在8機のヘリがあるらしい(大型4機、中型4機)。その中で5トン以下のヘリは3機。
思ったより少ない。ヘリ、意外と重いんだな。
あのビルの上にヘリコプターが着陸するところを見てみたい。確かヘリ着陸時に退避するためのスペースもあった気がします。
宝塚北のサービスエリアのトイレで、トイレの上に手洗い機能が付いていました。
これ超便利ですね。トイレがコンパクトになる!
ちなみに「すぐ近くに鏡のある普通の手洗い場もあります」とのこと。
からあげを作ろうと思い、揚げ油処理剤を購入しました。使用方法を見てみたら、あまりにも「雑コラ」(雑なコラージュ)すぎてびっくりしました。
一応、処理剤の袋を油に入れることで、廃油処理剤使用中の目印になるということなのですが、それにしてもPhotoshopで雑に張り付けた感満載の写真がシュールすぎて誰かに言いたくなりました。
処理剤の袋を油に入れるのがポイントなんですね。へええーー。
補足情報をもらっております。
「ツルハドラッグのPBの天ぷら油処理剤の裏面なのですが、アピタにて売られていた天ぷら油処理剤にも同じような写真が使われているのを見つけました。」
意外な広がり!読んでるあなたの家の処理剤も見てみて!
横浜線 中山駅・南口のタクシー乗り場がシンプルでした。広場のまんなかにタクシー乗り場という標識が立っているだけです。
タクシーを待っている人が立つエリアもなく、そこに渡るための横断歩道的なものはありません。
昭和の路面電車の電停のようなラフだけどシンプルで便利な作りです。
グーグルマップで上から見るとこんな感じ。
広場中央、やや下にあるのがタクシー乗り場の島です。タクシーアイランド。
2023.11.4更新
大阪市旭区、通りがかった喫茶店の看板にある「喫」の文字が見たことない形をしていました。
「口」が「契」の上の部分に割り込んで真ん中に鎮座しています。
峰→峯のように異体字でヘンが上に来ることはありますが、上に来てさらに割り込むパターンは初めてです。
下の「大」と相まって、だんだん文字というよりキャラクターの造形にも見えてきました。
これはいい異体字ですね。ちょっと違うどころではない。
「『喫茶 大阪』という大きく出た店名もいいなと思います。」
と投稿者のしろみさん。僕もそこ気になってました。
近くのスーパーでカナダ産の松茸が売っていたのですが、私が知っているやつとはなんだか違いました。
やっぱり北米はでかいですね。グリズリーもでかいですから!
先日、武蔵野音楽大学の学園祭に行った時、めっちゃうつむいてる銅像を見かけました。
彼はジュゼッペ・ヴェルディ、「椿姫」「アイーダ」などを手がけた作曲家です。「オペラ王」の異名をほしいままにした彼は、何故こんなうつむいてるのでしょうか。そっと声をかけてあげたくなります。
こんな下むいてる像って見たことないですが、本人を知ってると「よくこのポーズとってたよね~」ってなるんでしょうか。
投稿者の唐沢さんからは「『ヴェルディロビー』という憩いの場にあります。」との情報を教えてもらいました。
本人の名を冠したロビーなのにねえ。照れてるのか。
ある日、区役所の壁に妙な線がのたくっているのを見つけました。
建物のひび割れを補修した後かとも思いましたが、よく見るとそうではなく、おそらく、西陽の強い光を反射した何かが区役所の壁にこの奇妙な光の線を投影?しているのだと思われます。
……思われますが、2枚目の写真のとおり、向かいの建物を見てみても特にそれらしいものも見つかりません。
一体どこからこの光が投げかけられているのかまったくの不明で、ちょっと不思議なスポットになっています。
これ、めっちゃ不思議じゃないですか!?
平面に見えるものが歪んでいて光を集めているのか……、それにしては光がくっきりしすぎてますよね。 現地に行きたい!!
投稿者の取っ手のほつれさんからはこんな追加情報も。
「この光の線は夕方の限られた時間にしか見ることができないようです。前に一度見かけた時は、買い物をしに別の場所へ行って戻ってきた十数分間のあいだに消え失せて見えなくなってしまいました。」
もしかしたら奇跡なんじゃないでしょうか。
ありがたい模様とかめでたい漢字が書いてあるイメージのある月餅ですが、ヤマザキはロゴマークと「月餅」の文字。
そうだね、としか言いようのない、自己紹介として完璧なデザインです。
ちなみに月餅の袋がツヤツヤすぎて写真が撮りづらかったです。
マンガの背表紙に「マンガ」、Tシャツに「Tシャツ」って書いてあると面白いやつですね。
投稿者の自称スナフキンさんからは「古賀さんあたりが言及してそうな気がすると思ってサイト内検索をしたら、月餅さんの記事がたくさん出てきました。」とコメントいただいてます。
そういう名前のライターがいるんで見つけにくくなってます。
こちらの神社には境内に自販機があったんですが
この自販機ではお守りや清めの塩が売られていました。
これなら朝早くや夜遅くでもお守りや清めの塩が買えます。
投稿者のすぅ・ぷさんからは追加情報もらってます。
「佐野厄除け大師でお守りの自販機を見かけたことがあるんですが、ここの自販機ではお守りだけでなく、清めの塩まで売られているのが珍しいと思いました。
夜中に急に清めの塩が必要になった時には重宝しそうです。」
そうそう、夜中に急に清めの塩が必要になったとき、ありますよね!
ローソンで2種類のパスタが乗った大胆な新商品が売られていました。
ナポリタンとミートソースでミートポリタン。パスタだけで1000kcal超えの大胆なひとしなです。
どっちに味が似てるんですよね。いちどでは食べきれなかったので半分残して残りは次の日の朝ごはんにしました。
こういうのはコンビニからの挑戦だと思うので、受けて立ってしまいます。