蕎麦がきの弱点を克服する為に辿り着いた結論。それがパーティー
もっちりと美味しくて家庭でも手軽に作れる最高の食べ物、蕎麦がき。私はことあるごとにその素晴らしさを説いてきた。
でも相変わらず蕎麦がきビッグウェーブが来る気配は皆無。それどころか蕎麦がきを知らない人もまだまだ多い。何がいけないのか?必死に考えた私は、蕎麦がき最大の弱点に思い至った。
美味ければ見た目なんて関係ない気持もするが、やはり人間の生活にはワクワクと心躍るポップさも必要なのだ。蕎麦がきに光が当たらない原因のひとつは、この圧倒的な地味さにあるかもしれない。
そこで思いついたのが「蕎麦がきパーティー(以下、ガキパ)」。鍋やタコ焼きパーティーが纏う、華やかな雰囲気。それを蕎麦がきに導入してみよう。やるぞ、ガキパ!みんな、寄っといで!
想像以上に楽しいパーティーになった!
ただ、パーティーを主催するのなんて初めての経験。(三角帽子やクラッカーみたいなパーティーグッズが必要だろうか?UNOやビンゴは?沢口靖子や西田ひかるも招待すべきか?)。開催当日まで色々迷いもあったが、実際にやってみたら…。まずは最高に楽しい時間を過ごした我々をご覧下さい。
ガキパのコツ~蕎麦がき作りは皆で順番に~
「蕎麦がきを作ってみんなで食べる」というシンプルなパーティーだけに、盛り上げるコツが幾つかある。ここから具体的に見ていこう。
そもそも「蕎麦がきってどうやって作るの?」という方もいると思うが、鍋に蕎麦粉と水を入れ火にかけながら棒で搔き回すだけだ。「ねるねるねるね」とさほど変わらない(作り方は一番最後にまとめておく)。だからガキパに参加したら、例え未経験でも是非作ってみて欲しい。
たとえ失敗したって、友達同士ならそれも盛り上がるはず。お好み焼きひっくり返すのに失敗して笑ったこと、皆さんもあるでしょう?
蕎麦がきが固まってくると周りの人が「いいぞ。あと少し!」と声援を飛ばしたり、自然と盛り上がる。「体験」を分かち合うことが、パーティーでは重要だ。