まとめ
最後に基本の蕎麦がきの作り方を。
・必要なもの
焦げ付かない鍋、混ぜる用の太い棒2本、蕎麦粉、水(目安は蕎麦粉の倍量)
・手順
①鍋に蕎麦粉を入れ水を加える
②点火して焦げ付かないよう大きく混ぜ続ける。火力は強火
③突然固まりだすので、さらに混ぜ続ける
④全体が一つにまとまったら完成
点火から完成までをノーカットの動画でどうぞ。作り手は石川さんです。
基本の作り方が分かったところで、パーティーならではの工夫を2つご紹介したい。まずは点火前、蕎麦粉に色々混ぜるという工夫。
以下のフローチャートは、私が蕎麦がき新メニューを考える際に使用している物だ。
せっかくのガキパなので、様々な種類の蕎麦がきを楽しみたい。でも煮たり揚げたりするのは大変。ならばチャートの①と②の部分で遊んでみれば良いのだ。
蕎麦粉に加えるもの、水分として加えるものを工夫するだけでも、相当なバリエーションの蕎麦がきを生み出すことができる。
色々な蕎麦がきを作ったら、味付けの部分でも遊んでみよう。勿論、蕎麦がき初体験の人は、まずは塩やしょう油でシンプルに食べるのが良いだろう。ざる蕎麦とかよりダイレクトに蕎麦の味が分かるはずだ。
しかし、そこからは何でもあり。「蕎麦本来の味を…」とか難しいこと言わず、色々試してみよう。参加者には事前に「調味料を色々持ってきてください!」とお願いするのが良いだろう。
色んな試行錯誤が始まり、オススメの味変を見つけた人がいれば皆で試してみる。これが最高に楽しい。
特に牛乳で作ったデザート用蕎麦がきは、もうやりたい放題。
パーティーを盛り上げるためには「体験」に加えて、「実験」の要素も必要であることが分かった。
「体験」と「実験」の要素を盛り込んだことで、ガキパは大成功に終わった。後日、蕎麦がき初体験だった石川さんから「蕎麦がきの魅力がよくわかりました。満腹になり豊かな気持ちで帰宅しました」というメールを頂き、とても嬉しかった。
それにしても蕎麦がきは、トマトジュースや牛乳、チーズに蜂蜜にごはんですよ、なんでも受け入れられる本当に懐の深い食べ物だ。そしてこのことは、蕎麦がきがご飯やパンやパスタの位置にまでいける可能性を指し示している。
蕎麦がきビッグウェーブ。近い将来、本当に来ると思う。皆さんも是非、ガキパでその波に乗ってみて欲しい。
最後に基本の蕎麦がきの作り方を。
・必要なもの
焦げ付かない鍋、混ぜる用の太い棒2本、蕎麦粉、水(目安は蕎麦粉の倍量)
・手順
①鍋に蕎麦粉を入れ水を加える
②点火して焦げ付かないよう大きく混ぜ続ける。火力は強火
③突然固まりだすので、さらに混ぜ続ける
④全体が一つにまとまったら完成
点火から完成までをノーカットの動画でどうぞ。作り手は石川さんです。
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