はい、以上いかがでしたでしょうか、今週の「芸人全員箱推し」。みなさんも推していきましょう。
この時期は仕事にならないほど、Ｍ－１に夢中な僕。今日も今日とて
なんとかＭ－１に出られないものかしら…と思案していたその時、
見とれすぎてて気づいたが、そういやМー１って、芸人たちが出てくる所が、なんか「М」になっている。ってことは…こんな巨大な「Ｍ」を家に作りだせば、僕でもМー１に出れるっぽくなるはずや！
意味不明だろうが、思い立ってしまったら、気づくともう100均に。
そんなＭ－１的な「Ｍ」を作り出すための、
材料をＧＥＴ！
模造紙には用途としてＭ－１は含まれてないけど、なんとかなるだろう。では、この家にある普通な戸を
ココから出てきたらＭ－１に出てきたかのような、事実上のＭ－１にしてしまおうではないかッ！ 戸、犠牲になってもらうが、ごめん。
では、何枚かの模造紙を使っていくが、どれだけ使えばいいのか、
サイズ感がよくわからない。いっそ自分の身長を基準にするとわかりやすそうなので、
それで測る。愛犬ももも、飼い主の謎行動に怪訝そうであった。この紙に下書きしていくわけだが、よく見たら
放射線が入っていたり、細部がカックカクだったり、よくできたセットである。さすがだぜＭ－１！ では巨大な「Ｍ」を求めて
集中して書いていく。そして、大量の模造紙に、書いて、つなげて、切っていって、
巨大な「Ｍ」を生み出していく。テレワーク後の夜中に何をやっているのだろう、とは思う。
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その後に、着色を開始。
100円のアクリル絵の具でガンガン行く。
べっちょ～んと、理想の「Ｍ」を求めて塗りまくり。
集中していたら、それを遮るようにすぐ来るが、
いや今はちょっと待ってねーと、なだめていたら、ん？
！！ ってアンタ、もろ踏んじゃってるんですけど！ そして
ぎゃっ！！ チョー足あと！ まるでミクシィの「足あと」のような、わかりやすいのをつけてくれたのであった。
そんなハプニングにもめげずに、青のグラデを紡いでいく。すべては「Ｍ」のために！ と、やっと左半分が終わったところで、
まだ右半分が。あぁ、同じ手間をまたやらねばならないのか。あぁ、心が折れる。
でもなんとか塗り狂って、
なんとか完成！ やったぜ！ …もも、もう普通に歩きまわっているが、そういやココももの通路だから、こんな所でこんなことしてる僕が悪いのであった。ごめんもも。
ではできたところで、改めて戸のフチを覆うように、テープで接着！ 業者のように貼りまくりやッ！
こうして、ついに家に完成した、Ｍ－１的「Ｍ」がこれだ！！
！！ おぉ、Ｍ－１！ なんか細長いけど、とりあえずは「Ｍ」！ いちおう家の次元は超えた感じにて！
みごとなまでの、飾りつけ感で、
文化祭クオリティーは担保できたと言えるであろう！ ではこれにて！ 改めて念願の、Ｍ－１に出てみることにしよう！
早速だが、ちなみに僕が、普段この戸から普通に出てくると、
こんな感じで、すこぶる没個性だが、この「Ｍ」においては！ いざココから出てくると…
！！ そしてあのＭ－１の登場音を脳内で流してみてもらったら…
Ｍ－１、デタ――――――！と、だいぶＭ－１に出れたような事態を味わえるのであった！ やったぜ！！
…とはいうものの、やはり僕では華がなく、せっかくＭ－１に出れたのに、煌めくМとの温度差は否めない。そこで、僕では埒が明かないので、他の人にも登場してもらうことにしよう！
そうして今度登場するのは、母である。みごと予選を勝ち抜いた、わけではないが、普通にこの入り口が出てくると
こんな感じ。と至極普通なわけだが、改めてＭ－１的に出てくると…
！！ 母、Ｍ－１デタ――――！！！ と、母、決してただ家の戸を通っただけでなく、
みごとＭ－１に出場！できたわけだが、その時。その前方に謎の男が
つまりはそう、審査員！ 今回はＭ－１のように、厳粛な審査も行われるのであった！ でははたして、今回の母の点数は一体何点だったのか、それがコチラ！
８５点！！ とＭ－１的にトップバッターは、審査基準点として８５点がつけられがちなので、妥当だと言えるであろう！ いったい何の審査かはわからないが、では続いて、次の方どうぞ！
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続いての挑戦者は、父である。みごと決勝の舞台にたどり着いた、わけではないが、ちなみに普通にこの戸が出てくると
こんな感じ。と、どうしようもなく日常なわけだが、改めてＭ－１的に出てくると…
！！ 父、Ｍ－１デタ――――！！ と、今にもネタを始めそうな勢い、になったのであった！
そして、そんな父に対しても、前方にまた、
審査員が！ ではそんな父は一体何点だったのか、それがコチラ！
９０点！ ラストイヤーに賭ける意気込みが伝わったか、十分な高得点と言えるであろう！ と盛り上がってきたところで次の方どうぞ！
最後の挑戦者は、ももである。今回のダークホースとしてみごとファイナリストに躍り出た、わけではないが、ちなみに普通にこの戸から出てくると
こんな感じ。と、犬的にも普通なわけだが、改めてＭ－１的に出てくると…
！！ もも、Ｍ－１デタ――――！！！
と、見事な登場感で現れると、ついにはその勢いで、
漫才師のように立ち上がって、
ワンワン咆哮したのであった！ なんだこの犬！ ではそんなももについての、審査としては！
はたして、ももは一体何点だったのか、それがコチラ！
９８点！ ワンダフル！ 場が荒れる前の登場順も功を奏したか、高得点も納得であろう！ というわけで、そんな激戦の結果、今回優勝したのは
ももだったのであった！ おめでとう！！
…ちなみに実は、今回言ってきた「Ｍ－１」＝
「ももワン」の意味、だったでして、ももがワンと言ったらそりゃ優勝、なのは当然の帰結と言えよう。
冗談はさておき、そんなＭ－１にもし出たい方は、今回の愚行を参考にして頂けたら幸いでして何卒よろしくお願い致します。ではまた。
