特集 2023年7月24日

塩分チャージ系タブレット&キャンディ、味オンリーレビュー

見た目も食感も美しい

はい再開! このあたりからは、個人的になじみがより薄く、もはや僕には味の想像すらできないゾーンに入っていきます。

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Kasugai「塩あめ」

目にしたことは何度もある。けれども自分で買ったことはない。いわゆる「おばあちゃんちにあった系」のお菓子。

パッケージを開けてみて驚きました。ごらんください、この美しさ。

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もはや食べる工芸品

かなり大きめなそのひと粒を手にとり、しばらく光にすかして眺めたりした後、ぱくり。すると口のなかにべっこう飴のような懐かしい甘さが広がるとともに、造形のディティールをも伝えてくる。食感でも楽しめる造形美。

甘さのあとにやってくる優しい塩気を感じながらなめていると、徐々に表面が溶け、こんどはまるで、おはじきやビー玉を思わせる滑らかさになってきます。それがまた懐かしい。幼いころによく遊んだあの子、今ごろどうしているだろう……なんて、なんだか涙が出てきそう。

そうか、こういう味だったんだね、塩あめ。

なくなるまでの時間:09:33

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酒にすら寄り添ってくれる

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Lion「うめ塩飴」
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まるで本物の小梅

これまたかわいらしいじゃないですか。見てください、まるで本物の小梅のようなこの存在感。

味もばっちりですね。塩気が梅の風味と合って、違和感がなさすぎる。というかこれはもう、スイーツとかお菓子というジャンルじゃなくて、梅の味を固めたものと捉えてもいいのかもしれない。つまり、酒のつまみにもなりそう。こんな小さなひと口で、7分半も酒が飲めてしまうおつまみ。考えてみたら、他にないですよ。

なくなるまでの時間:07:28

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ドイツの山々に想いを馳せる

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扇雀飴本舗「岩塩キャンディ」
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黒飴タイプ

なんつったって、まず佇まいがいい。「ドイツ産アルペンザルツ岩塩使用」ということで、なんだか知らないけど、いい塩が遠くからわざわざやってきてくれたんだなぁ……というありがたみが嬉しいじゃないですか。きっとドイツの、どこかの山の風景なんだろうな、というこのジャケットと合わせて。

で、味のほうはというと、これまたおばあちゃんちにあった系の、シンプルに甘い黒飴タイプ。ただ、なめていると確かに、ドイツからやってきた大小2種類の岩塩がたまに顔を覗かせ、それが味を単調にさせないとってもいいアクセントになってるんですよね。

今回の検証の、飴のオーラス、飴ラスに、スケールが大きくも心優しいこいつがいてくれて、本当に良かった。そう思える1品でした。

なくなるまでの時間:06:03

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いつも頼りにしてます

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MORINAGA「大粒ラムネ 塩グレープフルーツ味」
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今回唯一のラムネ

ある時期から、ぶどう糖の成分が高いお菓子である「ラムネ」が、仕事や勉強に集中したいときに効果的という話をよく聞くようになりました。信じやすい僕は、仕事中にちょっと集中力が落ちてきたな〜なんてとき、当然よく食べています。その、爽やかなグレープフルーツ味、ほんのり塩風味。嫌いなわけはありません。

さて、こいつを何粒か食べて、このあとの原稿もがんばるか〜。


どれも美味しかったです

考えてみれば当然の結果ですが、どれも栄養面はもちろん、甲乙つけがたいくらいに、味もしっかりと美味しく作られていた、塩分チャージ系商品たち。

個人的に特に好きだったのは、「塩レモンキャンディ」「塩キャンディアソート」「うめ塩飴」あたりかなぁ。いやでも、やっぱりその日の気分によるなぁ。

あ、もう一度言っておきますが、あくまで「味オンリー」の話ですからね!

キシリトールで糖衣で口に入れた瞬間のひんやり感!

優しさのサイダー味、南国のライチ味、フレッシュなグレープフルーツ味

小さなひと口で、7分半も酒が飲めてしまうおつまみ。

ライオン菓子 うめ塩飴85g×6個

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