特集 2023年11月22日

押し麦なら真空断熱フードコンテナで炊ける

理想の真空断熱麦粥が完成する

ここからはレシピです。普通に作り方の紹介になります。

押し麦は25gくらい。多少多くても少なくてもOKです。

大さじ山盛り2杯で26gでした。

もち米は大さじ1杯で20gくらい。量が少ないしめんどくさいので研がなくてもいいです。 

もち米のほうが密度が高いので大さじ1杯で20gくらいありました。

味付けは適当に。今回はトマトポタージュの素。 

スープの素とかお吸い物の素が手軽でよいでしょう。

お湯の量は250mlくらい(だいたい250gくらい)。穀物の重さの5倍くらい入れればいいでしょう。

お気づきと思いますが、僕はこういう分量を容積ではなく重さでやっています。大さじ1杯とかカップ1杯みたいな、容積で計るやり方が苦手なのです。キッチンスケールの上で計りながら作ります。

重さは数字でキッチリ出るので好きです。料理における大さじとかカップは入れ方によって差が大きすぎて嫌いです。って書きながら30g多くお湯を入れちゃう雑さ。お湯が多いほうが冷めにくいからさ…。

あとは蓋をして数時間待つだけ。

…2時間後、蓋を開けて温度を計ったら75℃でした。まだあっつあつですね。

さて、美味しく炊けたかしらん。
いったん広告です

はい炊けたー

押し麦ともち米が底に沈んでいるのでよくかき混ぜて完成。トマトの香りが美味しそう。

はいおいしそー。

麦だけで作った場合と比べてトロみが出ており、お粥っぽさが出ました。380mlのフードコンテナいっぱい入っているので満足感がすごい。 

今後はもち米と押し麦でやっていきます。

以上で、真空断熱フードコンテナによる麦粥の研究は完成しました。しばらく日帰り登山で活躍しそうです。

問題は、ちょっとカロリーが低すぎることでしょうか。押し麦25gが84kcal、炊く前のもち米25gが86kcal、スープが10~50kcalくらいなので合計で180~230kcalくらいなんですよね。これだけ満足感があっておにぎり1個分と大差ないカロリーってすごい。登山よりむしろダイエットに向いてるのかも?


もち米も面白いなと思った

もち米でお粥を作ってみたら液状になって餅のようになった。なるほど、これはもち米なのだな、と当たり前の事を思いながら、ってことは餅が作れるのか、と、これまた当たり前のことに気がついた。

少し少なめの水で炊いたもち米を麺棒で潰してみると見事に餅になった(通常、餅を作るときは蒸すのですが面倒なので炊いています)。また当たり前の事を書くが、もち米からは餅が出来るのだ。

餅は買ってくるものと思っていたのだけど、家で適当にやっても餅になる。そんな当たり前に気づいてしまったので、次の正月は自分で作った餅を食べようかなと思ってます。

思ったより普通に餅になった。当たり前なんだけど。

サーモスの真空フードコンテナ現行モデル、記事のものに近い容量400mlです。

サーモス 真空断熱スープジャー 400ml ブラウン JBR-400 BW

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