特集 2021年9月16日

疾走!人生ゲームの車!

人生ゲームの車、走ってくれ!

多くの人が人生ゲームというゲームを遊んだことがあるのではないだろうか。
人生ゲームでは、プレイヤーは車をコマとしてマス目を進んでいく。

この人生ゲームの車、走っているところを見たくはないか。僕は見たい。

走らせよう。

『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによって制作させていただきました。

1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー

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人生ゲームの車っぽいラジコンを作る

人生ゲームは1968年に初代が登場した、タカラトミーから発売されている超ロングセラーのゲームだ。

妻の実家から発見された人生ゲーム。発売元が合併前のタカラだ。

そしてコマとして使われる車にはプレイヤーのピンを差すようになっている。
結婚や出産という人生のイベントを経ていくと、このピンが増えていくという仕組みだ。

この見た目が印象に残っている人は多いだろう。

この車を疾走させたい。車らしさを彼(?)にも持たせたいというのが僕の願いである。
ラジコンカーを改造して人生ゲームの車のような外見にしたら、疾走する人生ゲームの車が見られるのではないだろうか。

そう思い、近所のドン・キホーテに向かったら最適なラジコンを見つけた。

ハイエースのラジコンだ。

これは最高じゃないか。

ボディが大きいし高さがあるので、改造しやすい。後部座席のところはピンを差してくれと言わんばかりの広さだ。
しかもドンキの激安の殿堂っぷりが発揮されていて1000円で売られていた。即座に購入である。

まずはハイエースを走らせてみる。

家の中をハイエースが走っているな……!

しかも前進するときにヘッドライトが点灯するというギミックがある。
これで1000円とはオトクじゃないか。

なかなか良い商品だな、と思いつつこれをぶった切っていこうと思う。

ハイエースを人生ゲームの車にしていく

さっそくボディとシャーシに分解して、それっぽい形にしていこう。

まずはボディをオープン。ヘッドライトのLEDの配線があるが、今回は切ってしまう。なぜなら人生ゲームの車は光らないから……。
窓を外して屋根を切る。

かなりすっきりしたが、前面のトヨタのエンブレムがハイエース感を残している。
ここからボンネットや荷台のところを追加していく。

プラ板を垂直に貼り合わせる際は、その前にプラスチックの角材を補助として貼るのが良いと学んだ。プラモ作成テクニックが色々あるようだ。
プラ板にドリルで穴を開けて貼り合わせた。結構それらしい形になってはいないだろうか。

車の部分が出来たので、プレイヤーのピンを作っていこう。

ホームセンターで探したら、ぴったりなモノがあった。
貼り合わせたら、もう人生ゲームで見たことあるやつになったな。
色を塗ったらさらにそれっぽくなった。いいぞ!
同じく車も色を塗る。

色を塗ったら急にハイエースらしさがなくなり、「人生ゲーム」の5文字がちらついてきた。

ピンを差してみよう。

人生ゲームの車だ!!!​​​​

思いのほか人生ゲームの車になった。

余談だが、人生ゲームの車には8つ穴が開いていて、そのうち2つは子どもが誤飲した場合の空気穴になっているとのことだ。
小さい子どもが遊ぶことも考えて配慮がされている。

ただし今回は6つ穴にしている。
なぜならこの車は誤飲しようがないからである。大きさが弁当箱くらいはあるのだ。

当社比200倍くらいの大きさになった。

走らせよう、人生ゲームの車

早速外で走らせてみよう。

公園にやってきた。

平日の昼休みにやってきたら、公園が完全に無人だった。
人生ゲームの車の独壇場である。

今日は狭い盤面の上を走らなくていいんだよ。

いよいよ人生ゲームの車が疾走である。

ビューン

 

自由自在である。

確かに人生ゲームの車が自由に疾走していたのだった。
クララが立った!くらいの気分である。

人生ゲームらしさを出すために、自作のコマも用意した。
オレンジ色のコマは派手に金額が動く設定です。
コマの上に車を設置したら、少し見慣れた画になった。
砂利ではなく紙の上なので軽快に走っている。
僕の操縦技術に難があるが、コマの上を進んだ。
あっ
風であおられたコマに車が突っ込むという最期になってしまった。

 

 ここまでの様子を動画にまとめたので見てほしい。


オフィシャルで出ないだろうか、人生ゲームの車のラジコン

一度疾走する様子を見てみたかったので、今回実現することが出来てテンションが上がった。

塗装初心者にはプラスチックの塗装が難しく、下地の処理が甘くなってしまい3日間くらい塗装に明け暮れることになってしまった。
ただ、結果的に良い人生ゲームの車を生み出すことが出来て満足である。

どこかのラジコンメーカーで作ってくれないだろうか。

写真:「人生」というタイトルを付けたくなるような写真も撮れた。

「人生」というタイトルを付けたくなるような写真も撮れた。
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