オフィシャルで出ないだろうか、人生ゲームの車のラジコン
一度疾走する様子を見てみたかったので、今回実現することが出来てテンションが上がった。
塗装初心者にはプラスチックの塗装が難しく、下地の処理が甘くなってしまい3日間くらい塗装に明け暮れることになってしまった。
ただ、結果的に良い人生ゲームの車を生み出すことが出来て満足である。
どこかのラジコンメーカーで作ってくれないだろうか。
写真:「人生」というタイトルを付けたくなるような写真も撮れた。
多くの人が人生ゲームというゲームを遊んだことがあるのではないだろうか。
人生ゲームでは、プレイヤーは車をコマとしてマス目を進んでいく。
この人生ゲームの車、走っているところを見たくはないか。僕は見たい。
走らせよう。
※『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによって制作させていただきました。
人生ゲームは1968年に初代が登場した、タカラトミーから発売されている超ロングセラーのゲームだ。
そしてコマとして使われる車にはプレイヤーのピンを差すようになっている。
結婚や出産という人生のイベントを経ていくと、このピンが増えていくという仕組みだ。
この車を疾走させたい。車らしさを彼(?)にも持たせたいというのが僕の願いである。
ラジコンカーを改造して人生ゲームの車のような外見にしたら、疾走する人生ゲームの車が見られるのではないだろうか。
そう思い、近所のドン・キホーテに向かったら最適なラジコンを見つけた。
これは最高じゃないか。
ボディが大きいし高さがあるので、改造しやすい。後部座席のところはピンを差してくれと言わんばかりの広さだ。
しかもドンキの激安の殿堂っぷりが発揮されていて1000円で売られていた。即座に購入である。
家の中をハイエースが走っているな……!
しかも前進するときにヘッドライトが点灯するというギミックがある。
これで1000円とはオトクじゃないか。
なかなか良い商品だな、と思いつつこれをぶった切っていこうと思う。
さっそくボディとシャーシに分解して、それっぽい形にしていこう。
かなりすっきりしたが、前面のトヨタのエンブレムがハイエース感を残している。
ここからボンネットや荷台のところを追加していく。
車の部分が出来たので、プレイヤーのピンを作っていこう。
色を塗ったら急にハイエースらしさがなくなり、「人生ゲーム」の5文字がちらついてきた。
ピンを差してみよう。
思いのほか人生ゲームの車になった。
余談だが、人生ゲームの車には8つ穴が開いていて、そのうち2つは子どもが誤飲した場合の空気穴になっているとのことだ。
小さい子どもが遊ぶことも考えて配慮がされている。
ただし今回は6つ穴にしている。
なぜならこの車は誤飲しようがないからである。大きさが弁当箱くらいはあるのだ。
早速外で走らせてみよう。
平日の昼休みにやってきたら、公園が完全に無人だった。
人生ゲームの車の独壇場である。
いよいよ人生ゲームの車が疾走である。
確かに人生ゲームの車が自由に疾走していたのだった。
クララが立った!くらいの気分である。
ここまでの様子を動画にまとめたので見てほしい。
一度疾走する様子を見てみたかったので、今回実現することが出来てテンションが上がった。
塗装初心者にはプラスチックの塗装が難しく、下地の処理が甘くなってしまい3日間くらい塗装に明け暮れることになってしまった。
ただ、結果的に良い人生ゲームの車を生み出すことが出来て満足である。
どこかのラジコンメーカーで作ってくれないだろうか。
写真:「人生」というタイトルを付けたくなるような写真も撮れた。
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