返礼品のししゃもはしっかり干されていて味が濃い
ここのししゃもはすべて、専用の乾燥機で干されている。
素人考えでは天日干しの方が自然で美味しくなるような気もするけれど、実際は短時間でしっかりと乾燥させられる機械干しのほうがよいのだという。
生の状態から重さが4~5割も減るほど徹底して乾燥させるから(普通の干しししゃもは重さ2割減くらいまでしか干さない)、味がとても濃いのが特徴だ。科学技術の勝利なのだ。
ししゃもが食べたい
取材を終えるとちょうどお昼時を少し過ぎたくらいだった。お腹が減っていたのだ。これでししゃもを食べて帰らない手はないではないか。
白糠町役場のすぐそばで営業している貴州屋さんという寿司屋にやってきた。
口の中に散らばってプチプチとはぜる卵の食感に、干物独特の凝縮された魚臭さと舌に染み出すような鋭い旨味.....ああ、たまらん!
帰りも運転しないといけないからお酒は飲めないけれど、家で食べるならよい日本酒と合わせたら最高だろうなあ。
取材を通して聞いたお話は、ここに書いたことも書ききれなかったことも、どれも興味深かった。普通に生きていたら、白糠町に来ることもししゃもやししゃも漁について詳しく知ることもなかったと思う。
ふるさと納税するたびに、それまで知らなかった町とそこの特産品、そしてそれを作っている人たちについて知れるのは、返礼品をもらうこと以上に素敵なことに違いないのだ。


