特集 2025年9月5日

プロのぬいぐるみデザイナーのアトリエを見に行く

ぬいぐるみ作りについて

ここまでぬいぐるみ作りの技を見せてもらったが、ぬいぐるみ作りへの想いについても聞いていきたい。

せこなおさんは、元々キャラクターの商品企画の会社でデザイナーをしており、ぬいぐるみ担当になったことをきっかけに、ぬいぐるみメーカーに転職。その後独立されたそう。

会社員時代も合わせると、ぬいぐるみ作り暦25年とのこと。すごい……!
口がパクパク動くぬいぐるみ
体にモコモコの生地をまとっているネコたち
なんと、中身を出せる!海老天だ!!

とりもち ぬいぐるみ制作の中で、1番楽しい作業はなんですか?

せこなおさん ミシンで縫うことです。縫製の段階は、目の前でどんどん形になっていくから楽しいですね。
逆に1番大変なのは時間がかかる型紙作りですね。それをクリアしないと縫製までいけないから。いつも、「これは本当にゴールに向かっているんだろうか……」と思いながら作ってます。

とりもち やっぱり型紙が大変なのですね……!商品化したときにお店に見に行くことはありますか。

せこなおさん 行きますよ!お店で見るとやっぱり嬉しいですね。それに、工場で作っていても縫うのは手作業なので、型紙が同じでも個体差が出るんですよ。

とりもち 量産のときも機械じゃなくて、人が縫ってるんですね!!

せこなおさん そうなんです。お店で仕上がりをチェックして、思った形になっていないときは「この型紙だと作りにくかったかな」と反省したりして、なるべくその次に活かすようにしています。

 

自分で作るのと、工場で量産するのとでは、同じ型紙でも違いが出るんだ……!

 

とりもち 自分の作ったぬいぐるみをお迎えして可愛がってくれている人を見ると、やっぱり嬉しいですか。

せこなおさん 嬉しいですね。小さな男の子が、私が手がけたぬいぐるみを駅のホームでぎゅっと抱いているのを見たことがあるんです。お店で買ってから家まで待ちきれなかったみたいで、袋から出して大事に抱っこしてくれていたのは嬉しかったですね。

とりもち いいエピソード!!その男の子かわいいですね……!!

楽しくて、気付けば5時間アトリエにお邪魔していた

今回のアトリエ訪問で、めちゃくちゃぬいぐるみ作りの知見を得た私。型紙からぬいぐるみを作れる気がしてきた。記事には書ききれなかったが、型紙作りやミシンで縫うコツをレクチャーしてもらったので、今後のぬいぐるみ作りに生かしたいと思う。

糸通し、ミシン捌きなど、無駄がない動きに惚れ惚れしてしまった
 

販売中のぬいぐるみ

せこなおさんの、現在販売中のぬいぐるみはこちら!

ちらりズ(詳細はこちら)
くるくる3変形ぬいぐるみ・カニ(詳細はこちら)
なつかない猫ぬいぐるみ(カプセルトイ)(詳細はこちら)

せこなおさんが作った可愛いぬいぐるみ達はまだまだ沢山あるので、せこなおさんのXInstagramHPなどを見てみてください!!

今回の取材は、編集の石川さんを始め、当サイトのライターさくらいみかさん、電子工作のよしだともふみさんも来てくれており、賑やかな取材現場でした。

1番前にいるさくらいみかさん(赤い鬼の人)は、過去にデイリーでせこなおさんの別の取材記事を書いています!あわせてどうぞ
私が作ったSwitch2のぬいぐるみで遊ぶ、赤い鬼さん
編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
この日は僕も同行しまして、昼から行って夜の19時くらいまでいたでしょうか、もう聞くことや見せてもらうことが多すぎて記事5本くらいかけそうな取材でした。それをとりもちさんが特に感動した部分を中心にぎゅっと圧縮した1本です。
次回からとりもちさんの作品が急にウレタンをやめて綿になったり、型紙で同じぬいぐるみを量産し始めるかもしれません。ご注目ください。(石川)

ささやかなおまけ
記事で使わなかった写真

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