私にはこう見える
ポスター作りの過程では様々な認知の変化がありました。
こんなかっこした自分の写真が大量にあって恥ずかしい
↓
ずっと背景を切り抜きつづけて、恥ずかしさがなくなる
↓
40枚の自分の写真の微妙なちがいが楽しくなる
最終的に、「全員自分じゃない他人のように見えてくる」にたどり着きました。
「宝塚音楽学校のポスターになれた」という達成感を得ると同時に、「ポスターの自分が他人に見える」という己の己からの巣立ちがあったのです。
おそらく私が何言ってるのかわからないでしょう。当然です。なぜならこれは、宝塚音楽学校のポスターになったからこそ感じられたことなのですから…

