デジタルリマスター 2024年1月15日

独自のクリケットで遊ぶ(デジタルリマスター)

草クリケット開始

いよいよルールが決まってきたので、草クリケット(略して、「草クリ」)を開始しようと思う。

ボールは、クリケットのバットを買ったところの店のおじさんによると「んなもん、テニスボールでいいんだよ」とのことだったので、そのとおり練習用の安いテニスボールを用意した。

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テニスボールを手にする

ピッチャーとバッターの距離なのだが、今日は工事用のトラックが3分に一度くらい通るいそがしい日だったので(平日だしな)、道路にでない最大の幅、つまり10mくらいをみることにした。

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だいたいこの間隔ですな

初回は僕がピッチャーをやり、大北さんがバッターをすることにした。話し合いというか雰囲気でそうなった。草クリっぽいとろこである。

僕はスポーツ全般駄目だが、球技となるとなおさらだめなのだ。自分自身の体を上手くコントロールできないのに、自分以外のモノをコントロールできるはずがないのだ。

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第一級投げました。打たれました。

投げるボールがせめて三本の棒に当たるようなコースを通ればいいのだが、全然その通りにならない。ボールが上の方に行ってしまう。 棒が細すぎるんだ、という言い訳が通用しない。

そして、そういう球を僕がポーンと投げると、すぐに大北さんがポーンと打ってしまうので、1球投げるごとに必ず1点は入ってしまう勢いになった。ゲームバランスこれでいいのか。

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すごい勢いで点をとられていく

本当は思いっきりボールを投げたいところなのだが、ボールを思いっきり投げすぎた上に、立てた3本の棒にあたらなかった場合、バッターの後ろを通り抜けて遠くに行ってしまう。

するとバッターは打ってもいないのに、走りだすことができてしまうのだ。思い切り投げたがコースがずれていることは、野球でいうと「ボール」くらいのことなのに、(僕たちが考えた)クリケットだとかなり負担が大きくなってしまう。

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守備が1人だから向こう側から取りに来なきゃならない

何点もとられて、僕はようやくボールを棒にあてることに成功し、ゼロ(アウトのこと)になったので攻守交替。

対戦相手である大北さんが、ポンポンボールを打っていたので、バットの幅の広さもあって、ぼくも打てるかと思ったら、全然だった。球技、なぜこんなものがこの世にあるのだろう。

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のどかな平日に見えるがそうとうキツイ

加えてこのクリケットと言うスポーツ(僕らがルールを決めたものだが)、走る走る。ものすごい回数走らなければならない。2人でやってるせいもあるが、打ったら打者も投手も必ず20mは走らないといけない。

最終的には打者が「あ、このヒットだと走りきれないな」とわかる弱い当たりだと一歩も動かない、という”見極め”も生まれることとなった。

こうしてそれぞれ2回攻撃と守備を経験したところで、13-2。もちろん負けてる方が僕だ。さて、試合の展開は今後どうなるのであろうか!?

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