三土:
カカオニブです。富澤商店のやつ。
西村:
製菓材料ですよね。これをそのまま食べるんですか?苦くないですか?
三土:
苦いんですけど、苦いだけじゃないんですよ、美味しさがすごくあって。
ハナウタ:
カカオニブっていうのは何?
三土:
カカオを砕いたものですね。
月餅:
これをめちゃくちゃすりつぶして、材料加えて、わーってやったらチョコになります。
べつやく:
チョコになる前だ。体にいいの?
月餅:
ポリフェノールが……、とか。聞きますね。
三土:
わかんない。そういう理由で食べてないです。美味しいから食べてるだけ。
月餅:
香りがすごい。
西村:
うわー、ぜんぜん違う。チョコレートの匂いじゃない。
べつやく:
高級チョコレートの匂いじゃない?普通のミルクチョコじゃなくて。
ハナウタ:
ハイカカオの90%のチョコの匂いですよ。
べつやく:
ちょっと酸味を感じるね。
石川:
(嗅いで)あー…。これはね、おいしいチョコレートの香りですよ…。
べつやく:
納得した(笑)
林:
チョコレート工場の匂いがする。
岡田:
でも、甘くないってことですよね? どうやって食べるの?
三土:
指で少量つまんで、普通に。
石川:
どういうときに食べるんですか?
三土:
チョコレート食べたいときと一緒です。 元々コーヒーが好きで、コーヒーの味の表現で「カカオニブのような」っていうのがあるから、どんな味なのかなと思って食べてみたらおいしかったんです。
橋田:
どのくらいたべるの?
三土:
数粒でいいです
西村:
あ、なるほど! サクサクしてる! で、しっかり苦い。
月餅:
酸味がありますね。
西村:
あと、香りですね。すごくくる。
岡田:
強い。強い力を感じますよ
ハナウタ:
「強い」(笑)。怖いな
岡田:
コーヒー豆そのまま食べてるみたいな。
石川:
あー、思ったよりサクサクしてて食べやすい!ナッツ感もあるな。
べつやく:
ほんとだ、サクサク。すごくいい香り。 おいしいじゃん、これ。
林:
うまい砂利みたいだね。
一同:
(笑)
橋田:
褒めてるの?それ。
西村:
観葉植物の下に敷いてあるやつにも似てる。
石川:
(笑)
いやしかし、これはいけますよ。しかもこの量あったら相当長持ちしますよね。買おうかな。
橋田:
身体に良さそうな味がする。
岡田:
元気になりそう。
林:
食感と味がすごく合ってる。種みたいだね。
月餅:
カカオの種を発酵させて焙煎して砕いたんですって。 だからナッツの味ですよ。
石川:
こんなにサクサクしてるのに味がねっとりしてる。不思議。
ハナウタ:
石川さんもチョコレートの素みたいなの食べてたじゃないですか。
石川:
あれは製菓用っていうだけでチョコレートですよ(笑)
石川:
ほんとに素なのはカカオニブのほう。
林:
さっきチョコプレッツェル食べた後だから、ますます「加工前と加工後」って感じするね。
ハナウタ:
文明を感じますね。
石川:
こっちも、塩ちょっとかけてもおいしいかもしれない。
一同:
あ~
月餅:
ポテチに乗せたり。
林:
シュークリームに乗せたりしてもいいんじゃない!?
岡田:
林さん「思いついた!」って顔で言ったけど、それはたぶん、これの本来の用途ですよ。
ハナウタ:
ウイスキーとも合いそう。
石川:
あー。洋酒に漬けておいてもいいかも。
ハナウタ:
いろんな展開が。
石川:
リポビタンDに入れてもいいんじゃないですか?
べつやく:
それはダメだよ(笑)
岡田:
洋酒ケーキに乗せてみます。
岡田:
(食べて黙ってうなずく)
林:
絶対うまいよ。このケーキ、倍の金額で売ろう。
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