なぜか細いフェスのタオル
フェスで売っているタオルは細い。ライブで振り回しやすいようにだろうか。
この細いタオルの写真はよくSNSで見る。みんな掲げて写真を撮っているからだ。
かなりの人がやっているこのポーズ、もはやフェスの概念と言ってもいいだろう。
このようにタオルを掲げれば、何気ない日常もフェスっぽくなるのではないか。
実際にフェスに行くのは疲れそう……と思って避けていたが、むしろ日常の方をフェスに近づければ、一切疲れることなくフェス気分を味わえるのではないか。
フェスのタオルを作る
まずはフェスのタオルを作ろう。
タオル地に絵を描くのは大変なので、普通の布に描くことにした。遠目で見れば、タオル地かどうかはあまり重要ではないだろう。大切なのはあの細さだ。
手ぬぐいみたいに見えるが、目指しているのはあくまでフェスのタオルである。
色を塗る
あとは色を塗るだけである。
フェスタオルにはいくつか特徴がある。
この基本デザインを抑え、日常のフェスタオルを作っていこう。
たくさん色を使っているタオルの方が、グッズ化するのにお金がかかりそうである。
1色でタオルを作っているフェスは、予算が少ないんだろうか……、と要らぬ心配をしたりした。
2024 KINJYO SANPO IN JAPAN FES
今年も、この季節がやってきた。
待ちに待ったイベント、近所を散歩するというフェス。多分、親しみを込めて「サンフェス」と略されるだろう。個人的には毎日やっているフェスである。
犬の鳴き声、車が通る音、子ども達が団地に帰っていく後ろ姿……、これは、フェスなのだろうか。いつもの散歩では感じない孤独感が、フェスにした途端押し寄せてきた。
ウォークラリーではぐれた時の気持ちになった。
そうか、フェスって人の気配が必要なんだ。一人ではフェスは開催できない。