SELF MARATHON 2024
もう少し人がいそうな場所を探し、河原にやってきた。

そういえばマラソン大会でもタオルがもらえる。
スポーツの大会でも、このタオルを掲げて写真を撮る文化はある程度根付いているようだ。マラソン大会もフェスみたいなものなのだろう。

「マラソン」と書かれたタオルを持ってストレッチするだけで、かなり走れそうな雰囲気が出ている!アスリート感がすごい!!
しかもどこか誇らしい。これはランナーにしかもらえないタオルだからだ。

ちなみに私はマラソンっぽい服を持ってないので、この服は友人に借りた。

本当は5秒しか走っていないけど、「マラソン」と書かれたタオルのおかげで完全にランナーになれた。
ただ、マラソン大会というには、周りのランナーがいなさすぎる。皇居でやればよかった。

2024 NIPPON KAIDAISHI FES
やはりもう少し人がいる場所の方がフェス感がある。
スーパーに買い出しに行こう。

スーパーに着いた途端、人が沢山いることに感動した。
今まで孤独なフェスを開催していたので、人々のざわめきが聞こえてくる時点で、かなり陽気な人気イベント会場である。
しかも遠くから店内音楽が聞こえてくる……!!音楽があって、人がいて、もうこれは確実にフェスだ……!!
「買い出しをする」という同じ目的でやってきていて、店内に一体感があるのも良い。盛り上がって、会場に一体感が生まれるライブに似ている。
買い出しを終えてスーパーから出てくると、どこからかいい匂いがする。

しかもヒップホップ系の音楽を流している。いい匂いにつられ、私も 列に並んだ。

ほかほかの焼き鳥、せっかくだからどこかで食べて帰ろう。

まだ夕日が残っていて、それを見ながら「今日の買い出し、すごくいいフェスだったな」と思った。
フェスのタオルを持っていることによって、日常から積極的にフェスを感じ取れた。その中でも、スーパーはかなりフェス感があることに驚いた。
何気ない日常も、意識すれば意外とフェスなのかもしれない。
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