特集 2019年4月2日

寝ぐせ書道

朝起き、すぐ頭で書く。寝ぐせ書道だ。

寝ぐせって直されてばかりでなんの役にも立っていない。筆にくらいならないのか。

1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー

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寝ぐせが付きやすい

寝ぐせが付きやすい髪質で毎朝直す作業がストレスである。

面倒くさくて手を抜いて直していた時期があって、その時通っていた会社で「私生活が荒れているのではないか」と心配されていたらしい。そんなにだったか。

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なんかもうおもしろくなってきて毎朝写真を撮っていた時期もあった。
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これとか好きです。

ただ直しては付き、直しては付きの繰り返しはもう嫌だと思った。寝ぐせって何かの役に立たないのか。筆にくらいならないのだろうか。

寝ぐせ書道だ

寝ぐせを筆にして書道をしよう。朝起きてすぐ半紙に向かって字を書くのだ。

朝一なのである意味書き初めである。よく考えたら習字って今年に入って初めてなので、本来の意味でも書き初めである。これが書き初めでいいのか。いいだろう。

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深夜、半紙と墨をセットして寝る。筆は置かない。筆は己なので。
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筆っぽい寝ぐせになるように、こういうタオルを妻に借りて寝た。

枕も、頭ではなく首の辺りにセッティングして、髪が逆立つようにして寝た。緊張と無理な姿勢から寝れないんじゃないかと心配だったがすんなり寝た。偉い。寝ぐせ書道家の鏡。

起床

朝の5時ごろ、目覚ましがなる前に起床。寝ぐせはどうだろうか。

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おはようございます。

常々寝相はいい方だと思っているのだが、これでは説得力がない。縦横無尽な毛先。生きているのかな。しかしとりあえず、筆にならなくもなさそうだ。すぐ半紙に向かう。

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墨汁をつける。
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書く!

分かったことがある。寝ぐせってすごく立体的なのだ。頭を紙につけるが寝ぐせのどの部分が紙に触れているのか分からない。色んな場所で「カサカサッ」という乾いた音がする。耳が近いので音だけは無駄によく聞こえる。

あとすごく眠い。これは夢なのかなと思う。

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できていく作品。
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手も使いました。すみません。
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できた…。

できた。書道の様子を記録するために、三脚に固定したカメラで動画を撮影していたのだが、僕が10秒ほどこの姿勢で固まっていた。なんだかゾッとしてしまった。なんの10秒だったんだろう。ちょっと寝たのだろうか。

これが寝ぐせ書道だ

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ちょっと普通には書けなそうな筆跡。
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「朝」と書きました。
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いいものだと思う。(頭を洗って写真を撮った)
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うん、いいものだな。

5万円です。


習字をいいものに見せるテクニック

そもそもいいものなのだが、半紙を黒い画用紙に貼ったらそこから更に数段いいものになった。売約済みのシールとか貼ったらまた更にステップアップできそうだ。
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昔撮ってた写真ですが、これも好きです。

 

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