一人でテントを張れるだろうか
我が拠点が決まったところで、2022年の秋に買ってから一度も箱を空けていないワークマンの4900円のテントなどを運び込む。
やっぱり使ったことのないアウトドア用のアルミテーブルも持参したが、公園内に立派なテーブルがたくさんあるのでトランクに戻した。
ソロキャンプにおける一番の不安は、無事にテントが立てられるか。そしてちゃんと畳めるか。テント自体は一人用だが、その組み立てが私のような素人一人でできるとは限らないと怯えている。
収納時の不安を煽るピッチピチの袋から中身を取り出すと、ちょっとした同人誌くらいボリュームのある組立図が入っていたので、それを読みながら作業を進める。
はじめてガンダムのプラモデル(旧ザク)を組み立てたときの不安な気分が蘇る。キャンプ好きの人はこういった不安感や緊張感を楽しむために、わざわざ非日常へと足を運ぶのだろうか。この先に高揚感や達成感が待っているといいのだが。
こうして一時間でテントは完成した。一部意味がよく分からなかったり、メーカー側の期待に応えられなかった箇所もあったが、天気の良い日に一晩過ごす程度なら大丈夫だろう。
一人でも時間さえかければどうにかできるという自信がついた。なかなかの達成感である。ただ晴天だから楽だったのであり、これが雨の日だったら想像しただけでも辛そうではある。

