例えば市販の焼売とか肉まんを温めるにしても、電子レンジでチンするよりも、蒸し器で蒸すとちょっと美味しいような気がします。蒸そう。
あと円広志さんの「飛んで飛んで飛んで飛んで」という歌は、夢想花というタイトルだそうです。むそう。
これは数年前に知って衝撃を受けた事実なのですが、チューリップのように開くタイプの蒸し器の雌蕊みたいな取っ手部分は、ネジになっているので取れます。
知っている人にとっては当たり前だし、この蒸し器の存在自体を知らない人も多いと思いますが、この道具を持っているけど取っ手が取れることをまだ知らない日本人の0.5%(私の勘調べ)に向けて書きます。
さっきから何の話をしているんだろうと思っていませんか。
この蒸し器の話です。
メタリックなアルマジロじゃないですよ。
これが蒸し器だといわれても、知らないとピンとこないですよね。
裏側に脚がついていて、その脚よりちょっと低い高さまで水を入れた鍋にセットして火にかけると、普通の鍋が蒸し器になるという便利グッズです。
トルネードのように重なった部分がパカっと広がるので、鍋のサイズを幅広くカバーします。
この蒸し器には、中央にヘソのような謎のパーツがあります。
私も「なんのため?」って最初は思いましたが、取っ手なんですよね。
焼売を蒸してみましょう。
ヘソを摘まむと、蒸し器を持ち上げることができます。
素手で持つと蒸気で火傷しますが。
お気づきかもしれませんが、この取っ手があることで、大きなものは乗せられないので、魚丸ごと蒸しみたいな料理は作れないという弊害があります。肉まんを置くと刺さります。
っていう話を友人にしたら、あれはネジだから回せば取れると教わり巻いた。
えー!
取っ手の取れる~、蒸し~器~。
ということで、大きな食材も蒸せるようになりました。
例えば市販の焼売とか肉まんを温めるにしても、電子レンジでチンするよりも、蒸し器で蒸すとちょっと美味しいような気がします。蒸そう。
あと円広志さんの「飛んで飛んで飛んで飛んで」という歌は、夢想花というタイトルだそうです。むそう。
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