特集 2025年7月7日

人間がやったら最も怖い動物の威嚇は、レッサーパンダのそれ

これは怖くない

ライターのトルーさんが「人間がやったら怖い動物の威嚇」を探したいらしい。

探そう探そう。

埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画)

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いきなり怖いぞ、動物の威嚇

トルーさんに呼び出され集まったのはJR総武線、平井駅。ふたりでここから歩いて10分ほどの川辺へと向かう。

世間は梅雨に入るか入らないか、きわきわのタイミング。撮影的には雨が降らないだけでも御の字だけど、ジリジリと日が照り汗ばむ気候である。

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トルーさんです

川辺へ向かう道中、トルーさんが今日の趣旨を話してくれた。

トルー:動物の威嚇って怖さがピンとこない時ありますよね、動物がやってるから。人間の僕が動物の威嚇を練習したのでどれが怖いか見てほしいんです。

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威嚇の中でも例えば相手に対して大声をあげたり、牙を剥いたりといったものが怖いのは当然なので、今日はそのようなものは省いて披露してくれるそうだ。

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おれも対面で大声をあげられたり牙を剥かれたりはされたくないので賛成です。多分誰かに止められるし

何の動物かは告げずに威嚇したい、とのことだったので、そのようにする。

”すれ違いざま二人の肩が当たったことをきっかけに、トルーさんがおれを威嚇する”というシチュエーションでやりたいそうだ。
さっそく威嚇されていこう。

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二人がそれぞれ歩いてきて…
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ぶつかった!威嚇される!
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え!!
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わ!
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めちゃくちゃ怖い!!

めちゃくちゃ怖かった。

トルーさんは身長が180センチ以上あり、高さも相まってその威圧感は相当なもの。そうか、動物の威嚇って怖いのだ。

この手を上げる仕草はレッサーパンダによるものだそうだ。

レッサーパンダの威嚇
怖さ:★★★
ギャップ:★★☆

上の数値、「ギャップ」はその威嚇をする動物自身の怖さとどれくらい差があるか、を表したものである。「威嚇するレッサーパンダ」は怖くないが、「威嚇するレッサーパンダを模倣するトルーさん」は怖い。その振れ幅を「ギャップ」として評価していきたい。

トルーさんと動物

先に結論をお伝えすると、先程のレッサーパンダの威嚇が最も怖いものだった。

トップバッターにして優勝するなんて令和ロマン以来の快挙だ。2023令和ロマン、2024令和ロマン、2025レッサーパンダの威嚇、である。

されど威嚇は続く。

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歩いてきて…
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ぶつかる!(この広い草原でぶつかるって何?)

次はなんの威嚇だ!?

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あ〜
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そんなでもないな〜

「腕を横に広げる」というパターンを見せてくれた。アリクイの威嚇だそうだ。

ミナミコアリクイの威嚇がかわいい、と前に話題になっていたことがある。人間がやっても怖さはない。かわいさもないが。

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トルーさんが威嚇の解説を描いてくれました
アリクイの威嚇
怖さ:★
ギャップ:★

トルーさんは動物や、植物が好きだなと思う。

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過去の記事を振り返るとホーミーを習っていろんな動物に聞かせたり、

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ホーミーを習い、動物に聞かせる』より

犬を飼いたいあまりにパネルを作ったり、

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犬が飼えないのでパネルで作る』より

花マンになったりしていた。

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めでたいぞ! 花マン』より

筆者も動物は好きだけれど、なんというか、トルーさんは動物や植物を鑑賞の対象とかではなく「静かめにコミュニケーションがとれるやつら」と捉えているように感じる。

人間と彼らの境界をそこまではっきりさせていないような気がするのだ。

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花としゃべる』より。ストレートに花としゃべる記事もあった

⏩ カマキリはそこまで怖くない

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