不要なものも数多いが
「楽しく合理的で便利な暮らし」。その唯一の価値に向かい、未来はなおも進化していく。
料理は「オートメーション」で、本屋でパンチ・カードを買って入れさえすれば「パパの好きなビフテキや、ママが好きなオムレツ、ぼくらの大好きなカレーライス」が2分後に出てくる!なんて素敵!
関係ないが、よく親が「この棚、ほこりを吸うわねー」と言っていたのを、私は「ああ、この棚はほこりを吸い取ってなくしてしまうすごい機能があるんだ」と思い込んでいたことを、上の写真で思い出した。ただの炊飯器用ワゴンなども、チリ吸着機能付きのすごいヤツなんだ、なんでうちがそんなのを買えるんだろう、といぶかしく思ってたもんだ。
いったん広告です
ごうまんなじんるい
便利で美しい未来を創造するいっぽうで、人類は自然をも征服する勢いだ。
老人が冬眠に入ると若返りのあらゆる施術をされ、出て行くときにはしゃんとして若者のようになって出て行くという(それも600年後とか)、夢なんだか悪夢なんだかわからないシステムだ。しかも悪い臓器も人工のものに替えてくれるという。眠ってる間に。起きたら別の人である。
この雑誌はこの号以外にもぜひお見せしたい画像が盛りだくさんなのだが、それはまた次の機会に。
この他にも「昔の人が想像した未来の世界」を見たくなってしまった。古本屋街にまで足を伸ばしてみよう。