特集 2026年8月17日

マイナーリーグのグッズが沼

マイナーがボクらを夢中にさせる!(むかしの情報誌風に)

ここ数年、マイナーリーグのグッズにはまっている。

なんでみんなヤンキースのキャップかぶってるんだろう。そんなあまのじゃくな気持ちがきっかけだった。

マイナーリーグまで広げればもっとクールなキャップがあるはず。そう思ってネットで探し始めたら、そんなカウンターであることを忘れて夢中になっている。
その魅力をちくちく語ります。

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:AI漢字だけの湯飲み

> 個人サイト webやぎの目

野球の話)ドジャースやヤンキースはメジャーリーグ。 マイナーリーグのチームはメジャーの2軍の役割もあるけど、独立したチームとして運営されている。メジャーとは似てるけど違う世界がある、と思ってください。

魅力その1・モチーフがへん

野球チームにはマスコットがいる。メジャーなチームだと虎やライオン、鷹などチーム名のもとになったマスコットだが、マイナーリーグだと意外なモチーフがいる。なかでも気に入っているのがこれ。

おっさん

ただのおっさんではなく、セオドアルーズベルトだそうだ。
フリスコ・ラフライダーズというチームのマスコットでテディと呼ばれている。テディベアではなく元大統領だ。
ルーズベルトが率いていた義勇兵の部隊名がチーム名のもとになっているので、キャラクターもルーズベルトということになる。

地元の偉人がキャラクターになるのは日本だったら宮沢賢治ーズのようなものだろうか。雨天中止にしにくいチーム名である。

別の大統領もいる。

ノリノリで桜の木を切ろうとしているワシントン

 フレデリックスバーグナショナルズのキャップ。ジョージワシントンの生家の近くにある町なのでマスコットキャラクターがワシントンだ。気になるのは大人になったワシントンが斧を振り回していること。ホラー映画みがある。

買ってないが、このチームのストアにはかつて、ジョージワシントンの母・マリーのキャップもあった。
マリーはボールを投げている。

かつて聞いたワシントンの逸話と雰囲気がずいぶん違う。こんなコントみたいな親子だったとは。

実際にこのチームの試合を見たブログには立体のマスコットの写真が載っているので後で見てください。びっくりします。

いったん広告です
ビスケット

これは以前べつやくさんも紹介していたモンゴメリービスケッツ。キャラクターがビスケットだ。

さくさくしたミスターイトウのようなタイプではなく、ケンタッキーで売ってるようなタイプだと思う。なかにベーコンが入っているあたりカロリーに遠慮がない。だがかわいい。闘志は感じられない。

目玉

チャタヌーガ・ルックアウツというチームのキャップ。地元のルックアウツ山がチーム名のもとなので、目なのだと思う。日本語だと見晴山のようなニュアンスだと思うが、山じゃなくてlookoutしている目にした。

これをかぶると目が4つになります(この記事から

魅力その2・そもそもチーム名がへん

マイナーリーグには「チワワズ」「ジャンボシュリンプ」「フックス(釣り針)」など意外なチーム名があるが、いちばんおかしいのがアイソトープスだと思う。同位元素ズ。

背景紙が足りてないところは気にしないでください

アニメ・シンプソンズに登場する架空のチーム名だったが、話題になったのでそれにしたそうだ。そんなことあるんだ。王道のデザインだけに書いてある文字とモチーフが目立つ。

野球の話)アイソトープスはコロラドロッキーズ配下なので、いまロッキーズにいる菅野が調子を落とすとアイソトープスに入るのだが、菅野は絶好調でマイナーに行く気配はない。

魅力その3・限定ありすぎ

マイナーリーグが沼だなと思ったのは次々と限定バージョンが出ることだ。日本でもメジャーでも限定ユニフォームはしょっちゅう出るが、限定ユニフォームに合わせたTシャツまで売られている。そういう商売をしているのだと思う。

三角コーン。もはや野球Tシャツかどうかも分からない

ラスベガスのチームが期間限定でコーン・ジェスターズ(意訳:三角コーン道化ズ)という名前にしたときのTシャツ。ラスベガスはどこでも道路工事をしているらしく、名物である三角コーンをキャラクターにしたとのこと。
三角コーンズだけでも最高だが、そのときのユニフォームが道路工事の作業員だった。 

チームのインスタグラムより

こういったところがメジャーを目指すモチベーションになるのかもしれない。 

このチームは食べ放題ビュッフェもモチーフにしていた

ラスベガスに食べ放題のビュッフェが登場してから80周年を記念して、期間限定でbelly busters(意訳:腹破壊→食い倒れーズ)というチーム名になり、そのときのキャップ。
ビュッフェはラスベガスの名物らしい。いつか行きたい。

アイスコーヒー

レディングファイティンフィルズがチーム名をアイスコーヒーに変えたとき(なんで?)のTシャツ。毎年、1試合だけチーム名を朝食メニューにしているらしく、今年はアイスコーヒーだった。

こちらは同じチームがホットドッグスになったときのキャップ

ただのふざけたキャップ

かぶると陽気なキャラクターになるので近所の名物おじさんになりたいときにはぴったりである。

ポートランドシードッグス(意訳:アザラシーズ)のジャパンナイト限定Tシャツ

グーグル翻訳のレンズを通したようなカタカナがたまらない。ワードアートのように途中で折れているのもいい。かっこいいのか悪いのかさっぱり分からない。

⏩ ルーズベルトがチーズ化

▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

記事が面白かったら、ぜひライターに感想をお送りください

デイリーポータルZ 感想・応援フォーム

katteyokatta_20250314.jpg

> デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」が届きます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ