まず、アイスを1個だけ買う
アイスを段にしているイメージのあるサーティワンに来た。
サイズは、スモールとレギュラーがあって、レギュラーサイズにした。スモールサイズの1.5倍もあるそうだ。食べきれないと言いつつ大きいと嬉しい。
盛り付け直すのに待つ時間がある
ここでつまずいた。ただ小さい玉を作って乗せればいいという甘い認識でいたのがいけなかった。
慌ててアイスを冷凍庫に入れ、一旦マンガを読んだ。
満足いくところまで読んだら、アイスをきれいに丸くする方法をインターネットで調べてみる。
強引だが、そこまでやればさすがにうまくいきそうだ。ポッピングシャワーを三つに分けてラップで包んで丸くし、冷凍庫に入れた。固まるまでの間、マンガを読んだ。
待つ時間があるのだったら不貞腐れずにすぐ調べたらよかった。マンガばっかり読んでいる。
やっとできて、慌てて食べる
30分ほどマンガを読んだら、いよいよ重ねる。思ったより時間がかかってしまった。
ずっと見たかった3段のアイスだ。しかしうっとりしている余裕はない。安定しているうちに早く食べよう。
じっくり味わう余裕もなく追われるように食べる。でもこの追われるように食べる感覚がすごく懐かしくて良かった。
皆でバスで旅行に行って、サービスエリアで買ったアイスを駐車場の隅で急いで食べているようだった。そんな思い出があるのか想像の中だけのものなのか分からない。分からないがすごく懐かしくて幸せな気持ちになったのだ。
食べ終わるとすごく深いため息が出た。