まずは色に注目して歩く
東岡崎駅での計測機器見本市を終え、町に出た。
今回、林さんにはどうしても確かめたいことがあるのだとか。昨年の夏、やはり「してんマップ」のフィールドワークで東岡崎の絶景を探した際、目をつけていた自動販売機があるという。
恐らく赤だったと思われる自動販売機。現在使用されていないようだが、こんなにも色褪せて残っている。色を測る「カラーミューズ」で測った値は「R189 G173 B177」。昨年の夏からずっと、林さんはこの数値を知りたかったのだ!
さらに、「赤」に注目して歩くと、こんな郵便ポストも。
同じポストでも向いている方向によって赤の色味が違う。
さらに、岡崎城にある太鼓橋の赤も!
自動販売機、ポスト、そして太鼓橋。
それぞれの赤の数値を測ることで赤のバリエーションが数値化された。そして、岡崎の日差しの強さも実感できた。
「赤って200色あんねん」
と、岡崎の町から言われているような気がした。
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