まずはフライ麺を作ろう
カップヌードル(っぽいもの)を作るに当たって、まず最初にすべきは麺作りだ。フライ麺を作るのだ。
フライ麺は読んで字のごとく。フライした麺だ。だったらフライド麺のような気もするが細けぇことはどうだっていいんだ。
スーパーで売ってた中華麺を油を張った鍋に投入して揚げた。一瞬、麺打ちからやろうと思ったのだが、手間と失敗のリスクを考えてやめた。そういうのは今度の機会にしたい。
油の温度が高すぎると焦げてしまうので適当に弱火で揚げた。箸でいじってると、少し堅くなってきたのでカップヌードルのカップに入るように丸くまとめてみた。
割と簡単に出来た
3分くらい揚げたらだいたい固まったので完成。フライ麺を作るのは簡単だ。みんなも気軽にやってみたらいいと思う。具の方もどんどん作っていこう。要は、火を通して乾燥させればいいんでしょ?
たまごの章
カップヌードルには玉子が入っている。ラーメンなのにスクランブルエッグが入っているのは少々謎だが、ネットの情報によると見た目をよくするためだという。たしかに黄色いスクランブルエッグは派手で目を引く。
スクランブルエッグをつくり、毎度お馴染み、家庭用の干し網に入れて3日ほど干してみた。いままで魚とか肉とかいろいろ干してきたが、料理を干すのは初めてである。
ネギの章
乾燥ネギも必須だ。と思って冷蔵庫を見たらネギがない。あ、今朝食べちゃった。でも買いに行くの面倒くさいなーと思ってベランダのプランターを見たら生えてたので収穫。プランターはいいものだ。
刻んで干したらあとは待つだけ。
コロチャーの章
カップヌードルにはサイコロ状の肉が入っているが、今年(2009年)の4月に今の肉(コロチャー)に変わった。変わる以前は豚肉や野菜をミンチにして角形に整形したダイスミンチが入っていた。豚肉なのだ。
一部でダイスミンチの原料は大豆タンパクであると言われているが、それはダイスミンチを大豆ミンチと聞き間違えた人がいたからだ(適当に書いてます)。
ダイスミンチはダイスミンチで根強いファンがいるようだが、味では新しいコロチャーの方がおいしいと思う。よくわからない食感のダイスミンチに比べ、コロチャーはちゃんと肉の食感と味があるのが良い。
コロチャーやダイスミンチが豚肉で出来ているので、僕も豚肉を使うことにした。肉は茹でて角切りにして干すことにする。肉には隠し包丁を入れてある。干すときには乾きやすく、食べるときに戻りやすくする僕なりの工夫だ。
これも3日ほど干し網にいれて干した。ちょうど晴れが続いて、あっという間に乾燥具材が出来上がった。ずっと雨だったら間違いなく乾かず、この原稿も締め切りに間に合わなかっただろう。
本当に良い天気が続いてよかった。
乾燥具材、完成!
カップヌードルの構成要素がそろった。麺、肉、玉子、エビ、ネギ。カップヌードル5大元素である。さて、賢明な読者様におかれましてはスープはどうすんだ、と思っている事だろう。
スープについてはさすがに作るのは難しいので、冷蔵庫に入ってた液体スープを使うことにした。前に家ラーメンを作ったときのあまりだ。
それらを使って実際にカップヌードルを作って食べる様子は次のページで。