伝説を語り継ごう
皆さんから投稿を集める前に、デイリーポータルZ関係者に「伝説の社員っていませんでしたか?」と聞いたところ、めっちゃいました。
絶対やっちゃダメだし、そりゃそうだろうという結末である。「あの人なんで月曜から出社してないの?」と疑問を持った人が上司にこっそり聞いて、フロア内にじわじわ広まっていくタイプの伝説。
「やれるもんならやってみろ!」と言い放つも、やられた後のことを考えていない人っているよなと思いました。
僕がいた会社にも「幕張の常駐先に行ってくる」と出かけては、全然到着した形跡がない上長がいました。競馬だったのかな。
あと開幕から解雇2連発になりましたが「伝説=解雇」ではないので留意ください。たとえばこういうのも。
職場で靴を履き替える人はいるけど、裸足で外に出ちゃうのがすごい。「エウレカ!」と全裸で風呂から飛び出したアルキメデスは現代にもいた。
それにしても仕事がめちゃくちゃできる人は、なんらかの不思議を抱えていることが多い気がします。僕も、飛び抜けて優秀な課長が休日出勤にめちゃくちゃダサい私服を着てきたときは目を疑いました。
「権利」とはなにかを理解している人はやはり強いです。
ヤフオクで落札した商品を会社宛てに送ってもらていた先輩がいて(家に送ると家族にばれるから)、宛先不明で監理部門に開けられてイントラネットで誰のか尋ねられていました。
ゾンビかなにかのフィギュアだったと記憶しています(安藤)。
名乗るに名乗れない状況です。そうこうしているうちに時は過ぎ、やがて「会社の片隅からゾンビが発掘される」という新たな伝説が生まれることでしょう。
会社に取立の電話がかかってくる
ファイル名とかサーバ名とかチーム名とか、なんらかの名前をつけるときに人柄って出ちゃいますよね。こうした小さな伝説も大歓迎です。
「壁に穴を開けるかも……」と思うとクラブも握れません。伝説が生んだトラウマ。
「社会人のたしなみ」も、行き過ぎると社会人としての道を外れるもの。そういう意味では夜の街でも同じことが起きがちです。たとえばこういうのも。
キャバクラ通いが高じて借金を重ね、取り立ての電話が会社にかかってきたりして解雇された人がいました。取り立ての電話を取って言ってることがよく理解できず「はい?かけ間違えてないですか?」とか言ってたら怒鳴られたのは私です。(伊藤)
伊藤さんからはもうひとつ。
自分が発端だから怒るに怒れない。ご友人もさぞかしびっくりしたことでしょう。
というか、なんだか伊藤さん自体が「事件に巻き込まれる伝説」を持つ社員のような気がしてきました。 社内トラブルばかり遭遇する名探偵コナンだ。
さて、そろそろ「そういえばそんな人がいたな……」とか「あんな事件があったな……」と思い出したころでしょうか。その伝説をぜひ投稿してください。
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サンプルは解雇された人が多めでしたが、「優秀すぎて伝説になっている人」「神対応で伝説を残した人」でも構いません。むしろバランスを取るためにそっちもほしいです!
どうぞよろしくお願いいたします。