特集 2024年4月27日

クジャクを食べる。その味はまるで筋トレしまくった鶏

無難な美味しさの料理たち

そして、料理ができあがった。

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ずらり。

汁物が5つあるが、これは「クジャク食べようぜ!」という誘いを受けて馳せ参じてくれた粋人が4人もいたためである。

そのうちの一人は今年の1月にじつに十数年ぶりに再会した高校時代の友人で、それだけ長いブランクがあったにも関わらずいきなりLINEで送った「クジャク食べようぜ!」の誘いに乗って来てくれたことに私は感動していた。クジャクの肉が思ったよりも美味しかったこと以上に、感動していた。

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食事も話もよく弾んだ。

さっきも書いたようにクジャクの味は「筋トレしまくった鶏肉」なので、鶏肉準拠のレシピでちゃんと料理したものが不味いはずがない。固いと言ってもゴムみたいな食感ではなくて、一つ一つの繊維がしっかりしている感じだ。ざくっざくっと筋繊維を断ち切る感覚が一噛みごとに歯に伝ってきて心地よくさえある。

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クジャクの胸肉の唐揚げ。鶏料理といえばこれだ。
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焼き鳥風の炒め物。鶏料理といえばこれだ(その2)。
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もも肉と野菜のスープ。茹でると固さが強調されてしまった。もう少しじっくり煮込む時間があればよかったかも。
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茹でささみ。塩をつけただけだが、じゅうぶん美味い。「クジャクってすごいな!」とみんなが唸った一品。
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ささみの香草焼き。こちらは先ほどの茹でささみと対称的にローレルと胡椒でがっつり味つけ。
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どれを食べても美味しいですね。

神々しく光り輝くクジャクだが、その外見とは裏腹に、肉の味の感想は全員一致で「無難に美味しい」なのだった。


不老不死感のある食材を

昨年ウミガメを食べたのに続いて今回のクジャクである。ウミガメのときも来てくれた参加者と冗談で「不老不死になれそうですね」などと話していた。この路線を突き詰めると最終的に「水銀を舐めてみた」みたいな記事を書きそうだよな、などと考えつつ、さて次は何を食べよう。

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飾り羽の目玉模様を近くで。うーん、美しい!
おまけ
記事に使わなかった写真

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