生きるとは何か
生きるとは何か。チキンナンバンを食べることだ。一般的には「チキン南蛮」と書くが、高知では「チキンナンバン」と書くそうだ。変換ミスじゃない。
なんでだ。それはこの記事を読んでもわからないのですが、おいしいということだけはお伝えしたい。
めちゃくちゃ並んでいる。めちゃくちゃ並んでいて「並んでいるなー」と思った。行列ができすぎている。それぐらい人気店。
先日、かなり並ぶラーメン店に行ったら、自分の2個前で売り切れてしまって泣いたことを思い出した。ここで泣くとは比喩ではなく、本当に涙を流してます。この日のために前日、なにも食べなかったから。
そんなことを考えていたら、なんとすぐに呼ばれた。カウンター席ならすぐに案内できるとのこと。カウンター席でいいです!
チキンナンバン定食を食べるとして、ごはんの量はどうしようか。大にしようと思ったが、小にした。今後のことを考えているから。
キャッチャーミットが来たのかと思ったらチキンナンバンだった。あまりにも大きすぎる。そして、たっぷりとかかかったソースがおいしそう。なんだこれ、おいしそうだぞ。
食べてみる。これはあれだ、オーロラソースだ。オーロラソースは、ケチャップとマヨネーズを混ぜたソースのこと。まさかあの二人がタッグを組むなんて思わなかったよな。
肉は鶏ももを使っており、パリッと揚がった大きな鶏ももを甘酢にくぐらせて、そこにたっぷりとオーロラソースがかかっている。
しかもただのオーロラソースでなく、オリジナルのオーロラソースがこの揚げたもも肉に合う。タルタルソースがいちばんだと思っていた自分をなぐりたい。本当はなぐりたくない。温泉に行きたい。
もちろん、このチキンナンバンはごはんとめちゃくちゃ合う。ごはんの量、大にすればよかったと後悔するほどだ。「うまいなー」と思いながら、あっという間に完食してしまった。
このあとお店を出たら、先ほどよりも行列ができていた。すぐに入れて本当にラッキーだった。