高知の名物を全部食べたい
せっかく地方に行くのなら、名物などおいしいものを食べたい。それも色々な種類を食べたいだろう。
なので、地元のスーパーや市場に行って自分の食べたいものを食べたい。そういう気持ちで高知にきました。対戦、よろしくお願いします。
地元のスーパーで食材を集める
高知には地元のスーパーがある。サニーマートと呼ばれるスーパーだ。高知県を中心に現在23店舗が運営している。
撮影禁止の注意書きはなかったが、怒られたら怖いので撮影しなかったため、文章だけで説明をする。
店内は見たことのある品物たちもあるが、惣菜コーナーやパンには見たことのない商品たちがたくさん置いてある。
そして、鮮魚コーナーに行くと、東京では見たことがないほど、多くのカツオのたたきが販売されている。
切られているタイプもあれば、自分で切って食べる柵(さく)のタイプもあり「高知の人たちってカツオのたたきをたくさん食べるんだ」と思った。おれもたくさん食べたい。
公園をバイキング会場とする
天気がいいので外で食べたい。近くにある公園に行き、そこで食べようと思う。少年たちが野球をやっていた。
数人で遊んでいる。しばらく見ていたが、ずっと同じ少年がボールを追いかけている。外野変わってあげてほしい。がんばれ。
最初は名物から食べていきたい。高知に来たのだからカツオのたたきは食べたい。カツオのたたきを食べたいという想い、1週間前からずっとありました。その想いがついにかなう。
カツオのたたきを巻いた土佐巻きは高知の郷土料理である。8個入りと4個入りがあり、迷った結果「いろいろ食べたいし4個入りにするか」と買ってきたが、公園に着いて思った。8個入りにすればよかったかもしれない。美味しそうだから。
名前がかわいい。ころころって料理名についていいんだ。かわいいな。家で飼いたい。母さん許してくれるかな。
大学いもをあげたような甘い香りがする。これも少ないサイズがあったが「いもっておいしいから多いほうにしよう」とスーパーで思ったときのおれ、ナイス判断。
ただ、カツオのたたきを巻いただけでなく、ニンニクやネギなどの薬味も一緒に巻いているので、口の中が風味豊かだ。この風味を感じたまま、
豪華だ。口の中が正月とお盆とクリスマスとゴールデンウィークがやってきた感じになっている。カツオの身が厚くて、高知ありがとうという気持ちになった。ありがとうの気持ちにさせてくれて、サニーマートさんありがとうございます。
サニーマートでバイキング2周目
これで終わってもいいぐらいの満足感がある。ごめんなさい、まだ満足してないので2周目です。まだまだサニーマートさんで買ったものがあるから。
パンの周りはカステラ生地でサクっとしており、真ん中のパンはフワフワ。全体的にほんのりやさしい甘さのパン。
リンベルというパン屋さんが、メロンパンを作る際にビスケット生地をかけ忘れ、代わりにカステラ生地をかけて焼いたところ帽子のようになり、これが好評を呼び人気商品となったそうだ。うっかりから生まれたパン。
ひまわりコーヒーは、甘いコーヒー飲料。リープルは甘酸っぱさの中にまろやかさがひろがる甘い味ドリンク。マミーってあるじゃないですか、あれに近いかもしれない。
そしてここからは食べたかったから買ったシリーズです。
唐揚げおいしそう。唐揚げっておいしくなかったときがない。すごいぞ唐揚げ。タルタルソースをつけて食べたいと思う。そんなことしていいのか。いいよ、いやいいぜよ。
やさしい甘さだ。食感が外側と中心で違うのが面白い。ちなみにぼうしのビスケット部分だけの商品「ぼうしのみみ」も売られていた。
さきほどから野球をやっている少年たち。かれこれ30分ぐらいやっている。すごいな子どもの体力。
そう思っていたら、野球ボールがこっちに飛んできた。
昔、自分が子どもの頃、公園で遊んでいたときにボールが通りがかりのおじさんのところにいき、ボールを投げ返してもらったことが何度かある。
あれ大人たちは満足気な顔をしているが、子どもたちは照れや恥ずかしさ、子どもたちの空気感に大人が急に入ってくる感じでちょっと場が冷めるよなと、投げたあとに思った。冷めないでほしい。