中国
鳥取県民手帳
・1100円(黒・紅・藍)(大判1320円、グレー・ブラウン)
・路線図>東京地下鉄、大阪地下鉄、鳥取県内鉄道路線図、高速道路路線図
・週間カレンダーに過去3年分の天気あり
・トリピー大図鑑
・各市町村のゆるキャラ紹介ページあり
・鳥取県にある各100選の一覧
・伝えたいふるさと鳥取の景観百景
・酒蔵マップ
・温泉ガイド
鳥取の出版社、今井出版が発行する県民手帳。東京の路線図は都営タイプのものが使われている。さまざまな100選のうち、鳥取県にある物件の紹介をするだけでなく自ら百選(景観百景)を選定するなど「100選」に強いこだわりがある。
島根県民手帳
・700円
・週間カレンダーに過去10年分の天気
・月間カレンダーに島根の豆知識
・週間カレンダー部分の作りが工夫されている
・路線図>大阪地下鉄、東京地下鉄、島根県内の道路略地図
・県立施設の特典あり
週間カレンダー部分の作りが他と少し違っており、月曜〜金曜までがタイムスケジュール付きで、書き込みスペースを大きくする工夫がされている。資料編は基本的な県民手帳の情報はちゃんと押さえてコンパクトにまとまっている。
岡山県民手帳
・770円
・カバーはリバーシブル
・週間カレンダー部分に過去10年分の天気
・路線図>東京地下鉄
・月齢一覧表がついている
・資料編は各設の連絡先がメイン
全ページがモノクロで文字情報が多く、かなりの玄人好みの構成となっている。週間カレンダー部分は横罫がない無地タイプで、色々と書き込みしやすい。過去の天気は「降水量がどれぐらいあったのか」を示す珍しい表し方。
山口県民手帳
・660円
・カバーはリバーシブル
・山口県のキャラクターシンボルマーク
・県農産品紹介のカラーページが詳しく読み応えがある
・見開きで各市町村のプロフィール紹介がある
・山口県のトピックスがマニアックでよい
・20以上の施設の割引サービスつき
観光ガイドが充実しており、情報が多い。統計データ部分は必要最低限でシンプルにまとめてある。過去のトピックスが月ごとにまとまっているが、平成5年2月にカープの二軍練習場ができたなど、マニアックなネタが多くてたまらない。
四国
徳島県民手帳
・770円
・カバーはリバーシブル
・手帳の判型がA6判サイズ
・月間カレンダー部分にゆるキャラと阿波弁の紹介
・週間カレンダーは見開きで2週間分
・読書リスト、映画・音楽リストなどプライベート用書き込みページが充実
・路線図>東京地下鉄、大阪地下鉄、名古屋地下鉄、神戸地下鉄、京都地下鉄
・四国八十八ヶ所霊場のリストあり
・すだちくんと学ぶ統計調査で統計調査について解説
他にはないA6判という珍しい判型で少し大きめ。読書リストや鑑賞した映画のメモが残せるページがあり、仕事だけでなくプライベートでも使ってほしいという思いが伝わる。四国八十八ヶ所霊場の連絡先一覧が載っている四国らしさも良い。
うどん県県民手帳
・770円(ミニサイズ)1100円(県民ノート)
・「うどん県と名乗っているが、香川県」という官製ジョーク
・サイズの大きい「県民ノート」では栗林公園を紹介するカラーの特集ページがある
・路線図>東京地下鉄、大阪地下鉄
・フェリー航路の路線図が充実
・グラフで見るうどん県かがわ
ミニサイズ手帳の方は観光情報などは無く、統計情報のみのシンプルな作りだが、基本的な情報は押さえられている。香川がどれほどうどんを愛しているのかを、統計で証明するページにはある種のファナティックさを感じる。
愛媛県民手帳
・900円
・カバーはリバーシブル
・みきゃんのシール付き
・手帳アドバイザーが監修、手帳の使い方を指南
・週間カレンダーに過去10年分の天気
・資料編は別冊タイプ
・路線図>東京地下鉄、松山近郊路線図
・かんきつ図鑑
・お魚図鑑
・県の博物館、美術館の割引サービスは使用回数に制限なし
愛媛県の手帳アドバイザー大木春菜氏監修の書き込みページがある。「みきゃんのシール付き」はズルいぐらい魅力的に見えてしまう。みかんや魚の図鑑ページは、情報もしっかりしており、カラーページの良さを最大限に発揮している。
高知家手帳
・780円(ポケット版)(デスク判980円)
・週間カレンダー部分に各市町村のキャラクターとQRコード
・トップページにあるQRから飛べるサイトには情報が多い
・「高知県組織機構一覧」これ以上に渋い情報はないのでは?
・防災ページが充実している
月間カレンダー、週間カレンダー部分以外に、統計情報、官公庁の連絡先などがメインで、手帳自体に観光情報などの掲載はないが、巻頭にあるQRコードでリンクしている「高知家の◯◯」は観光情報などが充実している