パリ:
今回はのんびり散策しつつなので遠回りしましたが、妙典駅から「川の駅 あづま家」までは1kmちょっとなんで、実は割とすっと行ける。定休日以外の晴れた日はやってるそうですね。
ナオ:
そうみたいですね。天気だけチェックしてからどうぞ。
パリ:
まぁ、運悪くやってなくても、いろいろあるからぜひ妙典にお越しくださいと。
ナオ:
うんうん。妙典、魅力的な街でした!
川沿いや広い公園の池のほとりに、たまにぽつんとあるような茶屋を日々求めて歩く、パリッコとスズキナオの飲酒ユニット「酒の穴」。
千葉県市川市の旧江戸川沿いに良い茶屋があるという噂を確かめに、最寄駅である「妙典」の街を散策しながら向かった。
パリ:
千葉県市川市の旧江戸川沿いの河川敷に、「川の駅 あづま家」という、我々好みの川茶屋があるという噂は以前から耳にしていたんです。ずっとそこに行ってみたくて。
ナオ:
うんうん。パリッコさんがその情報を見つけてきて、お話としては過去に聞いていた気がします。
パリ:
ただ、WEB上にあまり情報がなくて、オフィシャルのFacebookページもあるんだけど、2年前とかでぴたっと更新が止まってて。コロナのこともあるし、どうなってるかまったくわからない。
ナオ:
特に今は、お店の営業情報が不確かなことも多いですもんね。
パリ:
加えて、どうも酒類は置いていないようで、いわゆる「天国酒場」なんて言って、そういうシチュエーションでお酒が飲める店をめぐっている僕としては、ちょっと後回しにしてしまっていた。
ナオ:
酒の穴ですから。
パリ:
ただこういうご時世だし、酒どうこうよりも、風通しの良い場所に行きたいなと思ったんですよね。それで、こないだナオさんが仕事の都合で大阪から東京に来ていて1日空きがあった日、「ちょっと確かめに行ってみません?」と。
ナオ:
そういう日でした。これまたタイミングよく、すごく暖かな1日でね。ちなみにその翌日は雪だったんで、本当にいい機会でした。
パリ:
そうそう。で、ネットで調べたところ、千葉県にある妙典という駅が最寄りで、そもそも妙典自体が我々にとって未知の街なので、せっかくだから街を散策しつつ向かってみようかと。天気もいいし、いきなり正解がわかっちゃってもなんだし。
ナオ:
そういう散歩、好きだし! 妙典駅って、私は初めて降りたかもしれない。
パリ:
僕もです。「みょうでん」でいいんですね? それもいまいちわかってなかった。千葉県市川市にある、東京メトロ東西線の駅。
パリ:
周囲に川が流れてて、北へ行くと江戸川、西へ行くと旧江戸川。ただ、駅周辺が古くから発展してた街なのかそうじゃないのかはわからない状態。
ナオ:
駅前に生活に必要な今風の施設がギュッとある感じでしたよね。
ナオ:
ここに住んでたら、もう駅前で全部揃うぞっていう。
パリ:
「ダイソー」も「セリア」もあって。
ナオ:
チェーン店が高架下に並んでて。
ナオ:
で、大きなパチンコ店併設の食堂が激安。
パリ:
東秀っていう中華チェーンがやってる「れんげ食堂」というお店も激安でした。
ナオ:
「このケース全部」って注文してしまいたくなる!
パリ:
どっちもいきなり寄ろうか相当迷いましたもんね。でもまだ駅前だから、他にもなにかあるんじゃないかと。
ナオ:
だって、さらにすごい安さの店も見つかりましたよね。
パリ:
「10円料理」。子供が考えた言葉みたいな。
ナオ:
「本日の」ですからね。明日もあさってもあるわけだ。これは驚きました。
パリ:
しかし当然ながら条件があって、ドリンク類を1500円以上頼まないといけないという。
ナオ:
嬉し難しなルール!
パリ:
この店に腰を据えるならぜんぜんいいんですよ。でも、別の目的地もあるから。
ナオ:
ね。このお店を取材に来たとしても成立するくらいなんだけど。
パリ:
いきなりへべれけになってる場合じゃない。というわけで、泣く泣くスルーしたわけですが、こうのように、駅前でもじゅうぶん飲めそうな街でしたね。
ナオ:
本当ですね。選択肢はいろいろあった。
パリ:
が、心を鬼にして、この先急に店が途切れる可能性もあるので、セブンイレブンで念のためチューハイ1缶ずつだけ買って、歩き始めました。
パリ:
ただ、そもそも集合が11時で、腹が減りはじめてる時間なんですよね。
ナオ:
実際もうチェーン店は混みだしてたし。
パリ:
しかも目指す川の駅はやってるかどうかわからないから、どこかで軽く飲み食いしときたい。
ナオ:
ちょっと賭けでしたね。駅から離れればお店がどんどん減りそうでもあるけど。
パリ:
はい。でもまずはいったん北上して、江戸川のほうまで行ってみるかと。
ナオ:
大きめの通り沿いに「くるまやラーメン」が見えた時、パリッコさんが「ここでいいかー!」って言わないかなーってちょっと期待したんですよ。
パリ:
はは。言ったらすぐに入ってたくらいの気持ちではあったんだ。
ナオ:
ありましたよ! だって間違いなく美味しいし! 特に味噌ラーメンがねー!
パリ:
そうなんですね。よく考えたらくるまやラーメンも行ったことないな。でも、せっかくだからこの街ならではの店をって欲が出てしまって。
ナオ:
いや、完全にそれが正しいです! で、駅を少し離れてみると、意外なほどに古い家がたくさんあった。意外っていうのは勝手な偏見ですけど、もっと新興住宅地みたいな雰囲気なのかと。
パリ:
ですね。歴史を感じるような立派なお屋敷がたくさん。ちょっと小京都っぽい雰囲気もあり。
パリ:
今回は先を急いでますが、妙典の歴史についてももっと調べてみたいですね。
ナオ:
ね。あと、路地に見つけた中華料理店あったじゃないですか。
パリ:
はいはい。行きたすぎた。
ナオ:
だいぶ老舗ですよ。でも残念ながら定休日だったんですよね。
パリ:
無念すぎました。また、こういう店が並んでるエリアがあるわけじゃなくて、本当に住宅街にぽつんとあったんですよね。
ナオ:
そうそう。点在してるって感じで。あと、古い神社やお寺も。
パリ:
もう、旅行気分でお参りしながら。
ナオ:
はは。ただの旅行の写真。さっきから歴史感じてるだけ。
パリ:
ただ、こっからぐいっと方向性が変わるので。
パリ:
おれたちの好きな!
ナオ:
この風景を見られたらもうそれでいい。
ナオ:
使うあては一切ないのに。
パリ:
このあたりは「ハゼ釣り」のポイントらしくて、貸しボート屋がいくつか並んでて、それもいい雰囲気でした。
ナオ:
今はシーズンオフだったけど、「マルヤ遊船」では、6月以降はハゼ釣りができるそうでしたね。
パリ:
これ、行くしかないでしょ、6月になったら。
ナオ:
もう予告しておきましょう。「私たちは6月にここに行く」と!
パリ:
行きます! とまぁ、今回は雰囲気だけ味わって、こんどは旧江戸川方面へ向かいました。
パリ:
よく見るな。うちらの記事でこの構図。
ナオ:
川歩いてばっかりだからな。
パリ:
で、いったんまた、街散策モードに戻り、相変わらず住宅街をうろうろしていると、
ナオ:
シーズンが悪かったのか、来る時代が遅すぎたのか、とにかく悔しい。
パリ:
ハゼ釣りの季節だと街の景色が違うのかも。ここにもう、屋台とか出てて。
ナオ:
ははは。そこまで違うのか。6月にそれも確かめましょう。
パリ:
ただそんななか、
ナオ:
これは本当に気持ちが明るくなりました。なんでもいい、とにかく誰かが営業している! という。
パリ:
営業しているありがたさ。もう、いつか自分が店をやるとしたら妙典の住宅街にしよう。営業してるだけで偉いんだから。
ナオ:
しかも、営業しているだけで嬉しいのになんと……。
ナオ:
まさかこんなお店にたどり着けるとはね。
パリ:
できすぎてました。
ナオ:
っていう。
パリ:
顔がゆるみきってる。
パリ:
期待を裏切らない素敵すぎる店でね。そんでこの、
ナオ:
美味しい丸いものね。
パリ:
そうそう、なんだかわかんないんだけど、美味しい丸いもの。鶏肉の入ってないからあげみたいな、おからを丸めて揚げたようなもんかな? これがもう、ちょっと歩き疲れた体にちょうどよくて。
パリ:
ずっと見てられるメニューたち。
ナオ:
実際しばらく見てるだけだった。迷い過ぎて。
パリ:
うん。最終目的地がなければまずは煮込みとおでんをとって、ここでだらだら飲んでたな。
ナオ:
ちなみに私は迷った末に、直球でその時食べたかった「カレー南蛮そば」を注文しました。
パリ:
欲望に忠実でしたね〜。
ナオ:
グツグツと底から気泡があがってくるとろーっとしたおだし、最高!
パリ:
っていうかカレー南蛮を食べてるナオさんの写真が嬉しそうすぎてね。
パリ:
あぁ、良かったなと思いましたよ。
ナオ:
あれ、湯気でお肌ツルツルになってる?
パリ:
妙典の美顔器。
ナオ:
カレー風味の。
パリ:
使い捨てのね。
ナオ:
でもパリッコさんの注文したの、すごかったですよね。
パリ:
そうそう! せっかくの妙典ですよ。ここは、ハゼものがあればいくじゃないですか。
ナオ:
はは。だよな! パリッコさんは、ちゃんとここならではのメニューをね。
パリ:
運ばれてきた時歓声あげちゃった。なにしろハゼ天がまず、7尾ものってるんですよ。
パリ:
で、さらに個人的に今年初のふきのとうの天ぷらと、巨大なれんこん、かぼちゃ天まで。
パリ:
これ、1150円すごくないすか。
ナオ:
お得すぎます。
パリ:
めちゃくちゃうまかったです。本当にまた行きたい。
ナオ:
このハゼ、実際に近場で獲れたものだとか。
パリ:
うん。聞いてみたら店員さんが「そこらへんでとれたハゼですよ」と。
ナオ:
ハゼ釣りの船がやってなくて残念だったけど、ちゃんとハゼ食べられてるんだからすごいよなー!
パリ:
はは。いや、頼めば誰でも食べれるんですよ。カレー南蛮を選ばなければ。あと、これまた近くの三番瀬でとれたという「スズキのフライ定食」っていうメニュー、僕がスズキなら絶対頼んでました。そこの意志の硬さもすごいなと。
ナオ:
あ、本当だ! いやでも、鈴木だからってスズキ食べてたらけっこう忙しいよ。
パリ:
はは。「わ、あるよ〜」って。他のもの食べたいのにね。
ナオ:
「おい! 鈴木! ここスズキあるぞ!」「お、おう」って。「スズキの美味しいお店を見つけました」と親切なメールが来たりとか。
パリ:
あんまり聞かないワード「スズキの美味しいお店」。
ナオ:
次回は食べますよ!
パリ:
ですね。また行きましょうここは。
ナオ:
6月に、ハゼ釣って、ハゼ食べないでスズキ食べて。
パリ:
ハゼはまさかのキャッチ&リリースでね。
ナオ:
あとびっくりしたのが、これね。目を疑いました。
パリ:
前回見つけてたら事件だった。
ナオ:
絶対チャンピオンでしたよね。
パリ:
持って帰る途中でしわしわになっちゃいそうだからあきらめたけど、欲しすぎました。家が近所だったら夜は水菜鍋だった。
ナオ:
そう! 近所だったらもらって帰りたかった。こういうところからもわかるとおり、いいお店なんですよ。
パリ:
そんないい店で大満足し、ふたたび歩き出しました。
ナオ:
目的は決して忘れてない!
パリ:
続いては旧江戸川沿いを。その手前の、
パリ:
なかなかインパクトのある光景でしたね。
ナオ:
そう。ここ、廃船がぷかぷか浮いてて、なかなか不思議なスポットだった。
パリ:
しばらくはもう、ただただスケールの大きい河川敷。天気もいいし最高でした。
パリ:
あと、味わいのあるイラスト入りの看板がちらほらとあって。
ナオ:
そうそう! そんなのを眺めつつ歩きました。
パリ:
笑ったのが、ナオさんが「あれ? パリッコさん! この縦書きの看板、横読みでメッセージが隠されて……」
パリ:
っていう。
ナオ:
はは。いや、横に読むと「だいすき」になってるのかな? と一瞬本気で思ったんですが、「だいすこ」でした。
パリ:
「だいすこ」だったし、もしこれが「だいすき」だったとしても意味不明だし。
ナオ:
確かにここにメッセージを隠す意味がわからない。でも、私はたしかになにかを受けとりましたよ。「だいすこ」なんだなーって。
パリ:
はは。あと、印象的だったのが、川沿いに突然1軒の居酒屋があったんですよ。
パリ:
こんな最高のシチュエーションにも関わらず、川側、控えめな窓しかないの! テラスにすればいいのに〜!
ナオ:
我々の感覚からするとね。あ、でもここ、検索してみたらなんだかすごく良さそうなお店ですよ! お昼はサービス満点のランチが食べられるそうです。
パリ:
うわ、定食の豪華さやばいすね! しかもなんだ、控えめな窓って言っちゃったけど、しっかり景色も良さそう。
ナオ:
本当だ!
パリ:
ここも行きたすぎる。
ナオ:
点在している店がことごとく気になりますね。
パリ:
で、のんびりと歩いてたらついに今日の目的地付近に到着。
ナオ:
かなり近づくまで半信半疑でしたが。
パリ:
ね。半信半疑とはこのことでしたよ。
ナオ:
なんだか不思議な作りで、よく公園にある東屋と一体になった売店のような感じというか。
パリ:
そこがもう、駄菓子屋兼、喫茶店兼、軽食堂みたいになってるんですよね。
ナオ:
どこを見ても嬉しい発見がある。
パリ:
せっかくこんないいシチュエーションにあるのに、もはや川を見る気などないっていう。
ナオ:
はは。どう過ごしてもいいっていうね。さらには、
ナオ:
女将さんの話によると、この揚げ物を作ってるのが、
ナオ:
という地元の精肉店らしいですね。
パリ:
そうそう。この店もそこの経営だって言ってました。「アヅマ」と「東屋」がかかってるのかな。
パリ:
こういう場所にある売店って、めちゃくちゃ歴史が古くて、河川占有免許をとるのが大変だったりするもんだけど、ここはそんなに古い店でもないらしくて、とにかく成り立ちが不思議でした。女将さん、めっちゃ親切ですごい話しかけてくれるんだけど、あんまり店の歴史とかの話を聞いても教えてくれない。たぶん、そんなことに興味がある人間がいると思ってないような。
ナオ:
そうですね。それよりは「この公園、すごくいいでしょ!」っていう。
パリ:
ね。「土日はもっとすごいのよ! 今日は平日だからこのくらいなのよ!」って。
ナオ:
お客さんともめちゃくちゃ仲良しでね。
パリ:
「ちょっとトイレ行ってくる」つって、店を開けてゆうゆうと歩いていっちゃって。
ナオ:
その後ろ姿と真っ青の空。最高でした。
パリ:
また、その途中で子供と、ひじとひじでガッみたいな挨拶してましたよね。お決まりらしい。
ナオ:
それを自然にやっててね。
パリ:
ところで、僕が事前に調べたかぎりでは「あづま家」では酒類が販売されてなさそうだったんです。ただ、近くに最高のシチュエーションの東屋があるんですよね。
ナオ:
なんと、川に面したカウンターまである。
ナオ:
そして我々は、駅前で買った酒を1本ずつ持っている。
パリ:
つまり、こうですよね。
パリ:
しかも「あづま家」に行けばいくらでもつまみが調達できるという。カレーが名物だったり、やきそばが300円だったり、ここでカップ麺食べるのもいいだろうなとか。ただいかんせん、腹は減ってないんですよね。
ナオ:
そうそう。さっきたっぷり食べたばっかり。
パリ:
そこでとりあえず、せめてこれならいけるということで、100円のコロッケをひとつ買ったら、女将さんが「キャベツつけてあげるね!」って。
パリ:
あとはナオさんチョイスのベビースターと。
ナオ:
「こんな理想郷があったら!」を現実にしたみたいな場でした。
パリ:
そこでしばらくぼーっと飲んでたら、珍客襲来。
ナオ:
はは。めちゃくちゃ人なつっこい子犬がやってきた。これなんかもう、ただのパリッコさんの愛犬にしか見えない。
パリ:
この絵もいいですよ。
ナオ:
はは。何の場面なのかわからない写真。飲み仲間?
ナオ:
きっと、このへんをいつも散歩していて慣れっこなんでしょうね。子犬の登場も含め、夢のようないい時間でした。コロッケも美味しかったしなー!
パリ:
ほんとです。で、さらに! そんな写真をナオさんが何気なくSNSにあげたら、「そこうちの近所です!」って連絡をくれたのが、なんと我々酒の穴の「“よむ”お酒」という本をかつて作ってくれた、編集者の高部さん。
ナオ:
そうそう。で、「え! 近所なんですか? ちなみに今って家にいますか?」みたいなね。
パリ:
そしたら、「まだお昼ごはんを食べてなかったんで行きます〜」と、まさかの嬉しい返事。本を一緒に作って以来、3年くらい会ってなかったんですよね、たぶん。
ナオ:
そうそう。奇跡の再会が果たせた。
パリ:
せっかくだから、僕らがお腹いっぱいで食べられないカレーをなかば無理やり食べてもらって。
パリ:
「我々は食べられないんですが、味、どうですか!?」つって。
ナオ:
はは。変なインタビュー。
ナオ:
ちなみに高部さんは、我々がさっきそばを食べた「あみ富」も大好きでよく行くそうなので、間違いないのです。あとそう、高部さんを待つ間、時間もあるしでメニューを見直していたら、なんとお酒があった!
パリ:
いや〜、これは完全に僕の先入観だったんですが、ネットでお酒置いてる情報見つからなかったから、ないと思いこんでたんです。お恥ずかしい。
パリ:
こういうシチュエーションで酒が飲める店を「天国酒場」と名づけ、めぐったり取材もしたりしてきたんですが、な〜んだ、ここも天国酒場だったんだ! と。
ナオ:
それにしても、この「川の駅 あづま家」がいいのって、周囲にもベンチや東屋があちこちにあるんですよね。もっと川に近い場所にも広いスペースがあったり。どこで過ごしてもいい感じがよかったな。
パリ:
店とそうでない場所との境界が曖昧で。次は絶対カレーを頼んで、そこに揚げ物トッピングしたい! んだけど、「あみ富」にも「じん」にも行きたいし、「肉のアヅマ」にも寄りたいし、駅周辺の安く飲めそうな店にも行きたいし。
ナオ:
胃袋が足りないですね。また高部さんにヘルプを頼むしかない。「それ美味しいですか? やっぱり!」って。
パリ:
高部さん、ハゼ釣りも好きだって言ってましたしね。教えてもらおう。
ナオ:
ハゼ編にもぜひ来てもらいたい。
パリ:
あ、そういえば、「河川敷にバーベキューができるスペースがある」とも言ってましたね。そこで釣ったハゼを天ぷらにしたら……。
ナオ:
うわー! それはすごいな。
パリ:
キャッチ&リリースしてる場合じゃないですよ。
ナオ:
いつになったらスズキが食べられるんだろう。
パリ:
今回はのんびり散策しつつなので遠回りしましたが、妙典駅から「川の駅 あづま家」までは1kmちょっとなんで、実は割とすっと行ける。定休日以外の晴れた日はやってるそうですね。
ナオ:
そうみたいですね。天気だけチェックしてからどうぞ。
パリ:
まぁ、運悪くやってなくても、いろいろあるからぜひ妙典にお越しくださいと。
ナオ:
うんうん。妙典、魅力的な街でした!
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