休憩中だって拡大チャンスタイム
一旦公園を出て、カフェで休憩することにしました。





なんかもう身の回りの物がすべて、初めて目にするような新鮮さと輝きを放ち始めました。
路上のオブジェクトも拡大してみよう
さて、公園での自然拡大散歩から一転、今度はビル街での人工物拡大散歩です。

約10年前に三土さんが書いて後に書籍化もされた『街角図鑑』という記事があります。街角の信号やガードレールの正式名称、メーカー名を調べてみて、日常の景色の解像度を上げていく内容でした。
では正式名称やメーカー名からさらにズームインしていくと、街角のオブジェクトはどんな表情を見せてくれるでしょうか?







公園だろうがカフェだろうがビル街だろうが、「拡大」という手法を用いると魅力的じゃない場所なんてないと心から思えてきます。
拡大は宇宙だ
近年、世界中の億万長者がこぞって宇宙を目指してますが、所得で言えば私なんて逆に地面をマントルまで掘り進めなきゃいけないレベルです。
でも今回、明らかになったことがあります。自分が踏みしめている地面、そこに生えている雑草、何気なく触った手すり、風に舞った花びら。そういった物を拡大してみたら、地上にも無限の宇宙が広がっていたのです。なんかクラクラしてきました。

今回は都心でしたが海岸や山道でも面白そうですし、例えば植物の専門家に帯同してもらって解説が加わったりすれば、もっと深い理解を得られそう。拡大散歩の可能性はまだまだ未知数ですよ。皆さんも是非、地上の宇宙旅行を楽しんでみて下さい。

松ぼっくりを見よう
※このリンクからお買い物していただくとアフィリエイト収益が運営費の支えになります!
ここから

会員特典コンテンツです
この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。