短い記事 2021年10月5日

柿の種は本当に柿の種だった

おつまみでよく食べるおかき代表の「柿の種」。

あれを果物の柿の種子と似ていると思っている人はいるのだろうか。

筆者のイメージする柿の種子はもっとまるっこい形状だ。

1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。

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「柿の種」が入っている「柿」を買う

調べてみるとあの亀田製菓さん公式Twitterアカウントがこんな解説をしていた。


Wikipediaでは、柿の種の発祥は新潟とある。地域の馴染みの柿の種がたまたま長い楕円形の形をしており、似ているからその名が付いたということのようだ。
新潟の果物の柿の種子がまるっこいやつだったら「柿ピー」は全然違う名前だったのかもしれない。三日月ピーとか。

由来は分かったものの、実際に見たことのないものを名前として呼び続けるのはなんだかもやもやする。

ということで同じ形状の種を持つ柿を買ってきた。

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筆柿と呼ばれる品種。愛知県の幸田町周辺のみで栽培されているらしい。
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普通の柿と並べてみると結構小ぶり。

てっきりこういう細い柿は全部渋柿だと思い込んでいたが、そういうわけではないようだ。

そもそも柿の渋みは水溶性タンニンというものが口の中で溶けることによって感じるそう。
甘柿は収穫の段階で水溶性が不溶性に変化することで渋みがなくなるからそのまま食べられるらしい。

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カットしたのがこちら。柿の種だ!!!
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並べてみるとこんな感じ。色はちょっと濃いめで、たまにある柿の種にチョコをコーティングしたものの方が近い。

味の方は自然のやさしい甘さを感じられるカリカリ系の柿といった具合。
甘味がくどくないし、歯ざわりも楽しいのでどんどん食べてしまう。
常温で数日置いておくと柔らかくなるそうで、食感の変化を楽しむこともできそう。

kakinotae_06.JPG
2種類のフレーバー入りが出たのかな~というくらい違和感がない。

ところで最近どうも種なしの果物が増えている。吐き出す必要がないため助かる。
しかし、種を無くさずとも吐き出す必要がない種、つまり食べられる種にすればいいのではないか。

つまりこういうことだ。

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果物の柿の種子ポストに柿の種を入れて……(だいぶ言葉がややこしい)
kakinotae_08.JPG
完成!

拙攻さんの「アボカドを完全体にする」のオマージュだ。
これで吐き出す必要のない完全体の柿が楽しめる。

食べてみると、柿のカリカリ×柿の種のカリカリが楽しい!
甘い柿としょっぱい柿の種で釣り合いが取れているので飽きずにずっと食べていられるだろうな、という気がする。ハッピーターンと同じ甘味と塩味の永久機関だ。

筆柿は柿の中でも旬が早く、この10月がピークだそう。
今のうちにたくさん買って楽しんでおきたい。

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