ハードルを越えよう
人生には様々なハードルが出現し、我々はそれを飛び越え成長する。自分でハードルを作ることで、自分で自分の成長を促せる。では、どのようにハードルを作ればいいのか、も今回は記すことができた。我々は成長著しくなれるのだ。さぁ、飛び越えよう、自分で作ったハードルを。
成長というものがある。子供の頃は物理的な成長が目に見えてわかるけれど、大人になっても成長は続く。それは精神的なものもあれば、経済的なものもあり、我々は日々成長することで明日を生き抜くことができる。
では、どうすれば成長できるのだろうか。それは難しいことではない。自らハードルを作り、そのハードルを超えて行くことなのだ。それで人は成長する。自分で自分にハードルを作ることがポイントと言える。
昨日より今日、今日より明日と我々は成長しなければならない。短期間で見れば、それはわからない成長かもしれないけれど、長い目で見れば大きな成長ということもある。どの時代でも成長することで世界は広くなって行くのだ。
売上や利益が上がることでの成長もあれば、今までは無理だったことができるようになる成長、また経験や知識から来る自信による精神的な成長など、成長にも多くの種類が存在する。我々にはそれら多くの成長が求められる。
では、成長するにはどうすればいいのか。難しい問いではない。簡単なことだ。自分でハードルを作ることなのだ。誰かが作ったハードルを超えるのではなく、自分で作るというのがポイントだ。自分にハードルを課すのだ。
超えられないかもしれない。でも超えなければならない、そのようなハードルを自分で作り飛び越えることで成長するのだ。自分でそのようなハードルを作る時点で成長しているとも言える。我々は自分でハードルを作ることを成長と呼ぶべきなのだ。
ハードルを作る方法はいくつかあるだろう。利益を上げるためのハードル、語学を習得するためのハードルなど。今回は一番シンプルなハードルの作り方を紹介したいと思う。
金属の加工はめんどいので、パイプでハードルの骨組みを作る。骨組みは青色がいいだろう。ただ灰色のパイプを青く塗るのもめんどいので、ビニールテープを巻いて青色にして行く。
ハードルは持ち運ぶことを考えて、簡単に組み立てられるものにする。小学生の時に体育の授業で使っていたハードルは重くて、嵩張るので、それを持ち運ぶのはめんどいのだ。だからこそパイプで簡単に組み立てられる構造にしている。
上部の横に伸びる白と黒の板は木材を使用する。本格的なペンキなどを使うのは技術が必要そうなので、雑巾などで伸ばすと塗ることのできる塗料を使った。なるたけ技術を使いたくないのだ。なぜなら技術がないから。
この板を取り付けることができる機構を作る。ドリルを使った。私はドリルを使ったのだ。ここを評価していただきたい。今までドリルなんて使って来なかったのに、ドリルを使ったのだ。成長だ。
ハードルが完成した。自分で作ったハードルが完成した。なかなかにいいハードルになったのではないだろうか。もう成長した、と言っても問題ないはずだ。だってドリルも使ったし、自分でハードルを作ったわけだから。
自分でハードルを作った。作るだけで人間的には成長している。そのハードルを超えることでさらに成長する。しかも組み立て式なので、どこでもハードルを作り、超えることができるのだ。成長し放題なのだ。
自分が作ったハードルを飛んだ。飛び越えた。人はこれを「成長」と呼ぶ。この原稿でも長々と自分でハードルを作り、超えて行く大切さを書いた。そうすることで成長することがわかったと思う。超える度に成長するのだ。
もう成長が止まらない。そういうことなのだ。自分でハードルを作るので、ハードルをどんどん超えることができる。いつまでに返さないといけない、とかないのだ。だって自分で作ったハードルだから。マイハードルだから。
ハードルを飛び越えることに失敗することもあるだろう。そんな時は冷静になり、もう一度ハードルを作り、飛び越えればいいのだ。自分で作ったハードルだ。壊れたからと言って怒る人もいない。それに恐れてハードルを飛び越えなくなる方が問題だ。
成長が著しい。慣れた手つきで自分でハードルを作り(組み立て)、飛び越える。どんだけ成長しているんだと飛び越える度に思う。この成長が私のどの部分の成長なのかは全くわからないけれど、ハードルを飛び越えているので成長しているはずだ。
人生には様々なハードルが出現し、我々はそれを飛び越え成長する。自分でハードルを作ることで、自分で自分の成長を促せる。では、どのようにハードルを作ればいいのか、も今回は記すことができた。我々は成長著しくなれるのだ。さぁ、飛び越えよう、自分で作ったハードルを。
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