虫が集まるジュース調べ（デジタルリマスター）

また早起きした

次の朝。５時に目覚ましをセットしていたのだがなぜか１時に起きてしまった。４時間も早い。あとちょっと寝よう、と思って横になったら５時半だった。なんでだ。

急いで森へと駆けつける。

朝日を見ながら森に入る。道々に他の方々のしかけた「しかけ」がいくつかあったが、残念ながら虫の姿はなかった。みんな僕のしかけたやつに群がっているのかもしれない。

見つけた。昨日来た道、そして昨日自分でしかけたものなのに、一晩経つと新鮮に見えるから不思議だ。夜の森ではすべてが生まれ変わるのかもしれない。

メルヘンなこと言ってるのは蚊にたくさん刺されて半分おかしくなっているからだ。で、どうだ、僕のしかけた缶と瓶は。

蝶がいました

「しかけ」には見事に蝶が止まっていた。写真に写しきれなかったのだが、このほかにも３匹くらい周りを飛んでいた。この蝶はよく樹液に集まっている蝶で、虫捕ラーの間ではこの蝶のいるところにカブトムシがいる、といわれている。

そしてなによりやつらが、そうゴキブリがいないのだ。ビックルの方がかなりの勢いで減っていたのだが、これは口が大きいからコットンにたくさん吸い込まれたのだと信じている（ゴキブリが夜のうちに吸ったとは考えない）。

加えてビックルにはアリが列をなしてやってきていた。やはり甘い汁には虫が集まるのだ。結論からすると最も虫の集まるジュースはビックルだ、と言い切っても良いのではないかと思う。 

虫はビックルが好きだ

最も虫の集まるジュースはビックルだった。理由はたぶん甘いから。
夏も終わりに近づく頃だが、まだ自由研究にとりかかっていない人は、是非とも近くの木にビックルを仕掛けてみて欲しい。もしかしたら大物がやってくるかもしれないですよ。

それから瓶は地面に置くのではなく、木につるすか縛るかすることをお勧めします。あと森に入る時には長袖長ズボンで、蛇や虫に十分気をつけてくださいね。