サンタは分担したっていい
サンタ服をひとりで全部着る勇気がない…という方に朗報です。なんと、サンタは分担できます!4人いれば、真っ赤なサンタ服だって怖くない。より気軽にサンタ服を楽しむ時代の到来です。
サンタ服は目立つ。赤と白の対比がそれはそれは目立つ。この派手な服をパーツで分解し、数人で分担したらファッションアイテムとして着こなせるのではないか?
そしてその状態でうまく集まったら「一体のサンタ」を生み出せるかもしれない。
サンタ服をひとりで着るととても目立つのだ。
分担することを意識しすぎて「ひとりで」と言ってしまったが、そりゃそうである。サンタはひとりだもの!
そして今回も私の特技「制服を着ると店員っぽくなる」が発揮され、歳末にサンタをやらされている店頭アルバイトみたいになった。チキンやケーキを売っているに違いない。
このサンタの装備を「帽子」「ジャケット」「ズボン」「袋」に分けて、普段着として着てみることにした。4人でそれぞれ担当のパーツを着こなした上で集合し「一体のサンタ」を生み出すことを目指す。
DPZライターの皆様に協力をあおぎ、集まってもらいました。
ただ分担して着るだけではなく、ちゃんと着こなしていたい。自然に着こなした状態で集まって突然サンタが生まれた方が、驚きがあってかっこよかろう。
以前「本気のおしゃれ泥棒を見てみたい」の記事でもご協力いただいたスタイリスト・水嶋依子さんに事前にアドバイスと服の参考画像をもらい、各々そのとおりに準備してきました。【水嶋さんのコメント】を添えてご紹介します。
帽子担当 んちゅたぐいの着こなし
ちなみに後日このシャツとこのズボンで出かけたが、この状態が馴染みすぎてサンタ帽がないのが寂しいとすら思った。普段使いしようかな。
ジャケット担当 唐沢さんの着こなし
ズボン担当 べつやくさんの着こなし
袋担当 石井さんの着こなし
企画を提案した当初は難しいのではと懸念したが、思ったよりもかなり自然に着こなせた。
サンタ服のパーツを自然に着こなしたいなんてわがままに応えてくださった水嶋さん、無理言ってすみません。ありがとうございます!
4人が集まった時に「一体のサンタ」に見えるポーズを探るべく、会議室で作戦会議をした。
合体してサンタを生み出すには、前から見たときに「サンタ服の箇所だけが見えるポーズ」を組む必要がある。ただ人間は透明ではないので、重なり方を工夫しなきゃいけない。
まず、唐沢さんの上半身とべつやくさんの下半身でひとり分の体を作る。そして唐沢さんの頭のかわりに私の頭が出て、石井さんの袋が肩からかかっているように見せなくてはいけない。とんだキメラである。これを全てこなすのは至難の業だ…。
これは、いける!サンタを形成するなんて机上の空論にすぎないかもと思っていたけど、練習すれば絶対いける。そう確信したサンタの”部分”たちは、ひたむきに調整を重ねました。
そして練習を始めてから数十分、ついにサンタが現れた!
分担サンタが完成した瞬間の動画をご覧ください。
薄目で見てほしい。完全にひとりのサンタにしか見えない!
身長の足りない私が椅子に乗り、べつやくさんが袋の後ろに入り込むことで遠近感がわかりやすくなった。
ちなみに分担サンタ側は自分たちの何がどうなっているのか全くわからないので、カメラマン林編集長のアドバイスが頼りだった。これぞ分担サンタの醍醐味。
そしてポーズも色々試したが、結局左手と右足を伸ばす謎ポーズに落ち着いた。サンタにしては珍しい状態である。
会議室での練習で完璧に合体を習得したサンタの”部分”たちは、渋谷の街へと繰り出した。夜景やビルをバックにかっこいい写真を撮ったので、皆様にご覧に入れましょう。
ちなみに私は台に乗っているので、台が高ければ高いほど中腰になり足がプルプルした。全員それぞれ体勢がツラく、寒さも相まって小刻みに震えていた。なかなかハードな撮影である。サンタをここまで真面目に分担できるのがとても嬉しいし、その分達成感が大きい。
最後の写真は撮影のラストに集大成として撮ったものだが、これを撮ることにはもう合体にすっかり慣れてかなりスムーズだった。稀有な特技を習得したものである。
サンタ服をひとりで全部着る勇気がない…という方に朗報です。なんと、サンタは分担できます!4人いれば、真っ赤なサンタ服だって怖くない。より気軽にサンタ服を楽しむ時代の到来です。
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