複数個入りのパンについてくるシール
とりあえず見てください。袋止めシールとはこのことです。
中身を残しても袋の口を閉じて持ち歩けるようにする専用のシールだ。用途が「袋の口を止めること」のみであるのがたまらない!それ以上でも以下でもなく、とにかく貼られている「このパン」の袋を封じるためだけに生まれ、生きてきたのだ。
そもそもこのくらいの大きさのシールってちょうど心がときめくんですよね。パンを食べられるのにかわいいシールも貰えちゃうんですか?!と買うたびに気分が上がる。
そしてこのときめきに操られてシールを集め続けた結果、いま手元に92枚あります。
①色と形を見る:色合いも大きさも三者三様
ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンの有名どころコンビニは、それぞれ袋止めシールの色や形が違って面白い。
ローソン
さっきの画像の中でも特に目立っているのは左上の赤いゾーン。これはローソンのパンについてくるシールです。元気でかわいい!無邪気な天真爛漫タイプに違いない。
見てのとおりめちゃくちゃ目立つ。パン売り場を見ても、棚から袋止めシールだけが浮いて見えるほど目立つ。
ファミリーマート
一方、少し控えめな黒字はファミリーマートです。こちらはローソンとは違う縦型のシール。
赤くはないが、文字が大きくてパキッとしているのでそれなりに目立つ。役割をそつなくこなすしっかり者タイプ、といったところでしょうか。
ちなみに横型バージョンもあります。縦型が貼られているパンと横型が貼られているパンの違いはわからなかった。新旧か、もしくはパンの種類によって決まってるのかな…。
セブンイレブン
一方、赤でもなく黒でもなく茶色というオシャレな配色なのはセブンイレブンの袋止めシールです。
黒っぽく見えるかもしれないが、よく見ると茶色なのだ。ちょっと赤寄りの。
線が茶色いだけで全体的にやわらかい印象になるな。シール自体の大きさもほかのコンビニに比べると小さく控えめだ。きっとおとなしくてやさしい子なのだろう。
②イラストを見る:袋の止め方に個性アリ
それぞれに口が閉じられたイラストが描かれているが、袋の形が異なっている。
セブンはまっすぐ折られていて封筒みたい!正面から見ているだけで、横から見たら巻いているのかもしれないけど。
ファミマとローソンのように線や矢印でシールの機能が強調されているのもとてもかわいいが、それがないことでセブンのおとなしさが際立っている。
また、ファミマとローソンは横を向いているけどセブンだけはこちらをまっすぐ見つめている。観察者である私の存在に唯一気づいているのかもしれない。

