翌日。
早起きしたものの、バイクを借りるまで時間があったのでホテルの方にもおススメを聞いた。
おすすめスポットその6:日本初の木造ドーム「出雲ドーム」
出雲ドームは出雲地方の伝統である木造りで、遠くからも目立ち、立派でかっこいい。
大きな空や奥に見える山々とマッチしていた。
コンサートやスポーツ会場に利用されているようで、この日はサッカーに使われていた。
雨を気にしないでいられることは大切だ。
きのうの嵐で身に染みている。
トラブル発生!バイクを取りに、松江へ
時間になりレンタルバイク屋さんに行くと、私が乗れないバイクが用意されていたことが判明。なんてこった!
でも、松江店に行けば用意できるという。
というわけで松江まで一緒にドライブすることになった。
県庁所在地である松江と出雲は、特急電車であれば35分程度と実は近い。
車だともう少しかかるけど、併せて旅することができる距離なのだと知った。
基本は高速に乗っていたけれど、そこまでの道すがら、この辺は出西窯という窯元が有名だ、とか、電車と田んぼの光景が良いとか、よく働く真面目な県民性だ、など色んな話が聞けて楽しかった。
おすすめスポットその7:そもそもは裏メニュー!「出雲そば炒め」
無事バイクをゲットし向かったのは、大正庵という蕎麦屋さん。
出雲といえば3段重の出雲そばがとても有名なのだけど、こちらではなんと「そば炒め」がいただける。
入ってみると、お客はたくさんいるのに店主1人のみ。
私のあとに入ってきたお客さんたちには「あと30分かかるけどいいですか」と聞くも、みんな「待ちます」と答える。
人気店なのがうかがえる。
お腹がペコペコだったというのもあるけど、一瞬で食べ終えてしまった。
おやつみたいでもあった。
おすすめスポットその8:地元民みんなのおススメ「出雲大社」
島根といえば?と聞けば出雲大社が出てくる人も多いだろう、一大観光地だ。
ただ、観光地は地元の人が行くか分かれる場所でもある気がする。
その点、出雲大社は、地元の人もしょっちゅう訪れる場所のようだ。
拝むところが多い出雲大社、地元の人はここへ行く
出雲大社は人気に伴って、昔に比べるとお賽銭箱の数が増えているらしい。
どこで拝んでおけばいいのか悩ましいぞ。
本殿の中に鎮座する御神座は、実は本殿とは違う方向を向いているため、御神座にむかって横から拝むといいとも言われている(私は以前来たときそうしていた)。
また、本殿の周りにはお社がたくさんあるので、どこでどうしたらいいのか迷ってしまう。
出雲大社に訪れる観光客の流れについていくと、本殿を参ったあとはあのでかいしめ縄のある神楽殿へと左折する。
だが、地元の人は逆だ、右折するのだ。
そこには滝や庭園があり、空気がガラリとかわる北島國造館がある。
広いので出雲大社だけでも1日過ごせそうだ。
だが、暗くなる前に行きたいところがあった。
出雲大社と並んで多くの人が勧めてくれた場所だ。
おすすめスポットその9:怖いけど絶景!「出雲日御碕(ひのみさき)灯台」
この灯台にどうしても登りたくて駐車場からダッシュした。
実は閉館時間をちょっぴり過ぎていたのだけど、私のゼエゼエをみたお姉さまがオマケで登らせてくれたのだ。
でも、そこから急な階段が163段もあって、さらに息切れした。
そう、なんといっても出雲はとにかく夕日が美しいと言われている。
もはや海岸沿いならどこでもキレイに見えるが、この灯台エリアは特に人気で、夕日待ちの人たちがたくさんいた。