今年も実家箱を見せてくれてありがとうございました
大人になると人の家に行けるほど仲良くなる人って、年に1人ぐらいしか追加されませんよね。
つまり、人生において、人の家の実家箱を見ることは、1年に1つしか増えないということです。
このページは10年以上の経験をまとめて見られるページです。
なんて貴重な!
来年もまた実家箱を見せてください。ありがとうございました!
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赤の他人なのに既視感がある箱~実家箱2024中間発表1
人ん家っぽいけど自分ん家っぽい・実家箱(2018)
実家の食卓に置かれたリモコンやはさみが入っている箱。我々はそれを実家箱と呼んでいます。
実家を実家たらしめている精霊のような存在です。
精霊なのであらゆる実家にあって、どれも見覚えがあります。我々のDNAのどこかに実家箱を作る情報が組み込まれているとしか思えません。
そんな実家箱の2024年の発表2回目です。
後ろの小鳥も味わい深いこの実家箱からスタートです。鳥も内容もマジックで書かれた数字もすべていい。
時刻がマジックで直接書いてあるところに感激しました。父が全く同じことをしていました。懐かしくて酔ってるときだったら泣いてたと思います。
「私が使っていた水筒の上部を切ったもの」が最高です。よく見ると上部の切り口がギザギザしてますもんね。すべてが愛らしい。
将棋の駒のペン立て+フワフワが消えた耳かき。鍾乳石ぐらい月日を感じる逸品です。息を呑みました。
ペン先で立てるペン立て(不安!)が工夫ですよね。実家板の登場です。こんな歴史に残らない逸品をデイリーポータルZに載せられて光栄です。
全面実家箱の実家棚ですね!手編みと思われるコースターがとても好きです。

別の箱にすればいいけど、ガムテープで補強して使うのも実家箱の要素です。10年前にもらったうちわとかを補強して使いますよね。
キヨーレオピンという家によってある/ないがはっきりしているものが、これを見て自分ちと思うか/人んちと思うかをくっきり分けますね。
30年前の鉛筆が現役!実家箱のなかでは10年が1年ぐらいのスピードですぎるウラシマ効果が起こります。
「母が健康のためにパンにかけて食べている謎の粉」が気になります。健康って健全な目標なんですが、その過程は怪しいものが多くてどきどきしますよね。
ミルネージュは知りませんでした。
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使いかけの消しゴム、歯間ブラシ、空き瓶、どれも素晴らしい実家の宝石箱です。
「母の宝箱」 という表現に愛が詰まってます。薬が……これ、酔いどめですね。それもまたプラス2万点ぐらいのチョイスです。
実家箱への流れの前ではおしゃれはあっという間に消えますね。我々だったらル・コルビュジエの建築だって実家にできますよ。

名前が貼ってあるのはみんなそうですよ。印鑑を押した紙をセロテープではってあったりしますよね。
コンパスって本当に、20年に一度ぐらいしか使わないですよね。コンパスを家のどこにしまうかと言ったら、実家箱しかありません。
ヨーカドーのタグはゆかりの手前にあるものですね。 とりあえずとっておく場所にふさわしい、とりあえずとっておきたいものです。
大人になると人の家に行けるほど仲良くなる人って、年に1人ぐらいしか追加されませんよね。
つまり、人生において、人の家の実家箱を見ることは、1年に1つしか増えないということです。
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なんて貴重な!
来年もまた実家箱を見せてください。ありがとうございました!
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