理想の巻き寿司
太巻と細巻を1本で味わいたい。細巻を食べていたら、いつの間にか太巻きになっているような、グラデーションの構造に出来ないだろうか。1本で二度楽しめる巻き寿司を食べてみたいのだ。
そんな願望を叶えてくれるのは、マッキーの形状しかない。マッキーって巻き寿司が語源なのではないかと思うほど、私の理想の巻き寿司である。
調べたら、マッキーの由来は「Mark(マーク)」を親しみやすい愛称のように考えられた造語とのこと。全然違った。
でも私の理想であることには変わりない。マッキーの巻き寿司を作ろう!
出来たのがこちら。
太、細の矢印があるので分かりやすい。洗練されたデザインである。求めていたものが出来た!
巻き寿司を作ろう
まずは100円ショップで巻きすを買ってきた。
巻き寿司はよく食べるが、作るのは初めてである。何が入っているのか把握してなかったので、スーパーで売っている巻き寿司をカンニングしながら買い物した。
具を乗せる
最初にユーチューブで巻き方を確認する。今回は巻き寿司ではなくマッキー寿司なので、どこまで生かされるのかは未知である。
むせるぐらい強烈に酢飯の匂いがする粉を、米に混ぜる。
巻きすが湿っている場合は、海苔との間にラップを敷いた方が良いらしい。念の為ラップを敷いた。
太巻きから細巻にかけての、米の量のグラデーションが難しい。そもそも海苔は四角で良かったのだろうか? 太巻きと細巻の間は何巻きと呼ぶのだろうか……。
様々な疑問が脳裏をよぎるが、ここまで進めたのであまり深く考えずにこのまま突き進むことにした。
こんなに具に偏りがあって、綺麗に巻けるのだろうか。
巻く
初の巻き寿司。ドキドキしながら、祈る気持ちで寿司を巻く。
巻き寿司は端っこには海苔を貼らないが、マッキー寿司では必須である。