初期設定みたいな格好
林:
先月の1番だったんですよ。
ほし:
ありがてえ、そんなことになるとは
林:
誌面をきっちり作り込んできたり、細かいことできるんですね
ほし:
大学でデザイン専攻してたので…。技術は高くないんですけど一通りできるかもしれないですね
林:
失礼しました。YouTubeのサムネも作り込んでましたね。
ほし:
小手先のことならできます。わりと
林:
服装とかポーズの研究も鋭かったです。
ほし:
「っぽい」こと、様式を見るのは好きかもしれないですね。こういう傾向ありがちだよなーみたいな。
林:
「初期設定みたい」って、ここに反応してる人多かったです。
ほし:
芸能人の普段って華々しい感じからのギャップがありますよね。シンプルだったり。
林:
綾瀬はるかが街で撮られた写真で、ETって書いてある服着てました。ちょっと好きになりましたね
ほし:
好きになりますよね。そこでそれ着るんかい、みたいな服着てるじゃないですか
林:
私服のときとか
ほし:
だるだるの服、買い替えんかいって。反動なんでしょうか。ふだんキラキラした生活してるから。
林:
確かにむちゃくちゃおしゃれな私服の芸能人って写ってないですね。
ほし:
みんな総じて普通ですよね
ほし:
藤原さんがいい味を出してくれたので
林:
藤原はこういう時に何の色も出さないんですよね
ほし:
あそこまで初期設定みたいな感じの雰囲気の人ってあまり見たことないですから。これ、褒めてます。なかなかあそこまで無味無臭にはなれないと思います。人って。
林:
藤原をデイリーの記事でみんな使いたがるのはそこなんですよね
ほし:
邪魔しない感じ
林:
「イエーイ!」みたいなこと絶対しないし
ほし:
勉強になりました。
林:
Tシャツ交換会とのきに藤原推しだって言って写真撮ってましたよね
ほし:
すいません
林:
気になったのが、藤原と一緒に写真撮るとかじゃなくて藤原をただ撮ってました
ほし:
単体を
林:
犬みたいに
ほし:
並んで撮りたい人もいるんですけど、藤原さんはピンで撮っても輝く人なんじゃないかと。
ほし:
やっぱり藤原さんっているだけで面白くて、今後も何かで共演したいなと思ってるかたですね
林:
こういうパロディものにはぴったりです
ほし:
だからいろんな人に呼ばれると思うんです。そういう人うらやましいなと
林:
呼ぶと来るんですよね。積極的に僕行きますよ!とかは絶対言わない
ほし:
なるほど。飲み会とかもそうなんですか
林:
飲み会は絶対にいます
ほし:
意外。面倒くさがるタイプかと
林:
います。そしていつも通りおとなしい。いることがコミュニケーションって自分で言ってましたよ
ほし:
いることで成立してるんですね
別々の写真でも作れる
林:
写真もよくできているし、名前をでかく書くとかのレイアウトの特徴も掴んでますよね
ほし:
週刊誌って、こんな言い方せんでも…と思うような誇張するところがあるじゃないですか。気になって色々覚えてたりするんですよね。
林:
あとこれ、同じビルの前を歩いてるだけでもそう見えるのはすごいと編集部でも話題でした。発見ですね
ほし:
別に同じビルじゃなくても全然違う場所で撮ってもいけますよ。場所違ってたりすることもあるので。
林:
路地裏デートのカラーの写真では、「もっと重い奴にした方が首が鍛えられる」って、どうでもいいこと書きましたね。
ほし:
そうですね、誌面の内容が思いつかなくてちょっと適当に。
林:
手から先で書いた感じですかね。
ほし:
そうですね頭使ってないですね。30秒ぐらいで考えて。よく読むとよくわかんないこと書いてあるなって思ってくれるといいなと
林:
サービスですね。細かいとこに冗談が入ってる
ほし:
そのほうが愉快かなと思って
林:
ロゴのすかしだけでもそう見えるのもすごいですよ
ほし:
SNSとか見て、すかしがあるだけでもそう見えるなと思って
林:
ネットに載ってるのはロゴだけで紙面っぽいやつはないですね
ほし:
そうなんですよね。
林:
フラッシュだとアイドルに「クン」が付いてますよね。一文字で組んであるような。
ほし:
やばいですね。絶対つけないでほしいですね。
女性誌も特徴がある
林:
フォーマットでほかに注目してるものってありますか?
ほし:
女性誌は結構前から思ってました。女性誌はテーマがありすぎて言葉選びも結構違いますね。ギャルっぽい雑誌だとカタカナ・略している言葉が並びがちで、年齢層があがるとそうでもなくなっていって。だんだん色が薄くなる。
ほし:
表紙がアップか、数人か、背景がシンプルか、文字がでかいか、表紙に文字を盛るかとか結構違いがあって。時代によっても違うんですけど、平成は盛れば最高みたいな感じがありました。
林:
文字が少ない雑誌もあるんですね
ほし:
最近はけっこうシンプルめになっていたり
ほし:
インスタのストーリーでも、こういう人はこういう投稿してるみたいなのを勝手に考えてたりします。文章の書き方も顔文字を使うかどうかとか。
顔文字を年下の友達に使ったら、インターネット老人会の人ですかみたいな感じのことを言われたんですよ。
林:
どういう顔文字ですか
ほし:
( ´∀`)
林:
クラッシックですね。
ほし:
絶対顔文字使わんとこ、ってなりました
林:
いまだに顔文字を使えないんですよ。最近、人にモノを頼むときに最近(笑)をつけるようになりました。
ほし:
(笑)ですか。ちょっとんー微妙かもしれないですね。
林:
(絶対に使わんでおこう)
駐車場の看板に動物使いがち
ほし:
あとは看板も好きですね。最近気づいたのはデパートの駐車場とかパーキングに動物使いがちじゃないですか
林:
絵ですか写真ですか
ほし:
絵です
林:
特にそれが好きで入れてるわけでもない感じの
ほし:
とりあえずいれとくかみたいな感じの
林:
キャラの名前も付いてなさそうな
ほし:
そうですね。動物入っているというのは意志がないことが多い。意志ないなーって思いながら見てる。
ほし:
画像だけ貼ってあるのも収集してます。
林:
これはいい。料理のついでにビールまで写真になってるってことがあるじゃないですか。
ほし:
あれいいですね
林:
無言で料理の写真が載ってる店っていいっすね
ほし:
いいですね
林:
有名な店もああなってたらおかしい
ほし:
食品サンプルとかが外に置いてあったりして、あれがめちゃくちゃ古いやつがあるじゃないですか
林:
黒くなって皿からずれているやつとか
ほし:
あれも気になるところではありますね
林:
あの食品サンプルみたいな料理作れたらいいですね
ほし:
イカスミとか入れまくればいいんじゃないですか
林:
それを皿からちょっとずらして盛れば
ほし:
うそやんって思ってたのにあれが来たら嬉しいですね。しかもそれが美味しかったりすると。
看板は一期一会
皆さんも看板とか見がちだと思うんですが
林:
デイリーのライターがあつまると看板見がちでなかなか進まないですね
ほし:
ここを逃したら撮れないって思うんでしょうね
林:
一期一会な。次回のネタ(面白いけど秘密です)も楽しみにしております。