世界各国の「冷やし〇〇」を考えよう
パリッコ(以下 パリ):
この前ナオさんがデイリーポータルZに書いた「『唐揚げ何個食べた?』レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会」という記事。その取材ということで、参加者数名で居酒屋で飲んでいた時に「冷めた料理」の話が出たんですよね。
スズキナオ(以下 ナオ):
そうそう。あのラズウェル細木先生が、すき焼きの冷めたのがうまいと。「せっかく冷めたのに温め直すなんてもったいない」とまで。
パリ:
それが妙に引っかかっていて、今回、「じゃあ一度食べてみましょうか」ということになった。
ナオ:
で、そこからの話の流れで、「冷やし中華」があるなら「冷やしアメリカ」があってもいいんじゃないかみたいなところまで飛躍して。
パリ:
冷めたすき焼きって「冷やし日本」なのでは? と。
ナオ:
まあ、「中華」は「中華そば」のことだから、厳密にはおかしいんだけど。
パリ:
あと、冷やし中華って別に冷めたラーメンじゃないし。けど、デイリーポータルZですもんね。
ナオ:
反省はあとからできる。
パリ:
思い込みで突っ走ったときの勢いのみで書く。
ナオ:
「冷やし日本」へのワクワクのほうが勝ちましたね。ラズ先生の言う意味も確かめたいし。
パリ:
で、今回は「冷やし〇〇」5種類を考えて食べてみることにしましょうと。
ナオ:
はい。各国から代表を選出。
パリ:
各国代表選手は以下のとおりです。酒の穴の独断と偏見なので、苦情は受けつけられません。
・冷やし日本「すき焼き」
・冷やしインド「カレー」
・冷やしアメリカ「ハンバーガー&ポテト」
・冷やしイタリア「ピザ」
・冷やしフランス「グラタン」
冷やし日本
ナオ:
まずはフロムジャパン。
パリ:
今日の僕の昼ごはん、冷やし日本でした。
ナオ:
はは。私もです。
パリ:
たぶん世界じゅうを見渡しても2人だけでしょう。いや意外と、冷めたすき焼きを食べた人はいるかもか。
ナオ:
あ、いそう。冷やし日本だとは気づかずにね。
パリ:
ラズ先生もだったら笑えるなぁ。
ナオ:
ちょうどね。けど、そもそもすき焼きを冷ますのが難しかった。スーパーかコンビニで買って、温めずにそのまま食べるという手法で挑もうとしたんですが、なかなか売ってなくないですか?
パリ:
お惣菜売り場とか冷凍食品売り場巡ったけど「すき焼き」って商品、意外とないんすよね。
ナオ:
特別なごちそうだから、やるならちゃんとやるのかな? みんな。
パリ:
どうしました?
ナオ:
5軒ぐらい巡った結果、ちょっと妥協かと思いつつ、
ナオ:
でいいだろうと。
パリ:
あ、ぜんぜんすき焼きでしょこれ。
ナオ:
よかったー!
パリ:
この「すき」って、すき焼きの「すき」でしょ? 「好き」ではないですよね?
ナオ:
はは。「牛ラブ丼」ではないはず。
パリ:
ですよね。そしたらこの世の丼物なんでもかんでも「カツすき丼」「天すき丼」とかになっちゃうもんな。ちなみに僕は、
ナオ:
はは! 作って、その時食べなかったんですか?
パリ:
せっかく作ったすき焼きを食べないんですよ。そのまま冷やす。もう、悔しくて悔しくて。
ナオ:
本物の金持ちみたいな。
パリ:
道楽ですよね。
ナオ:
私もコンビニで「温めますか?」って聞かれて、「そのままでいいです!」と言わないといけないのが辛かった。本当はぜんぜん、そのままは嫌なのに。
パリ:
ははは! それ、僕も冷やしインドで経験しました。なんか妙に慌てますよね。
ナオ:
言ってみれば、自分の心に嘘をついてるわけですもんね。
パリ:
そうそう。「家で温めるからそのままでいいです」っていう気持ちがあればぜんぜん慌てないけど。
ナオ:
店員さん、ひょっとして気づいてたかもな。
パリ:
「これは……嘘をついている目だ」って。しかもその冷やしインドの時なんて、温めなかったのに、店を出たところにあるテーブルと椅子のスペースで、おもむろに食い始めましたからね、おれ。
ナオ:
こわい!
パリ:
奇人ですよ。
ナオ:
「え、まさかさっきのカレー喰ってるんじゃないよな…? いや、カレーだ! こわ!」
パリ:
ドンピシャで「冷やしインド」ってあだ名つけられてるかも。
ナオ:
はは。でもさ、いつか「冷やしインド」が市民権を得たら、むしろ先駆けですよ。
パリ:
そのときになって初めて「そうか、あいつ冷やしインド食べてたのか〜」と。
ナオ:
で、冷やし日本、実際どうでしたか?
パリ:
これがね、確かに美味しかった!
ナオ:
ね!
パリ:
僕は、作ったすき焼きをガラス皿に入れて冷蔵庫で冷やしておいたんですよ。
ナオ:
これが冷えてるなんて信じられない。「ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。それで」みたいな。
パリ:
キンキンですよ。つーか今回の記事に出てくる写真はみんなそうです。
ナオ:
そうなんです。
パリ:
僕の場合、しらたきが功を奏したんですよね。
ナオ:
おお、というのは?
パリ:
ほぼ、冷たい麺!
ナオ:
なるほど、冷やし中華で経験済み。
パリ:
冷たい肉も冷しゃぶみたいなもんだし、豆腐もしっかりした味と食感でいい具になった。
ナオ:
そう。豆腐が美味しかったなー。
パリ:
ナオさんは、丼のまま食ったんですか?
ナオ:
はい。ご飯の上に具を乗せてそのままです。タレが一部ジュレ状になっててね。
パリ:
新感覚。冷たいご飯とどうでした?
ナオ:
考えたんですが、これ、駅弁だったら全然ありえません?
パリ:
僕も食べ進める途中で思ったんですよ。「もしかしてそんなに珍しくない?」って。
ナオ:
そうそう。ただやっぱ、「温めたらもっと美味しいんだろうな」っていうのが脳裏にちらつくんですよね。これはこれでいいんだけども。
パリ:
うん。その悔しさが続く日々だった。
ナオ:
一応セルフタイマーで。
パリ:
はは! 悲しそう。
冷やしインド
ナオ:
というか「冷やしインド」って実は、我々ふたりが大好きな漫画家、吉田戦車先生が、「逃避めし」という連載でレシピとして紹介されてるんですよね。
パリ:
そうそう。しかもちゃんと冷製茶漬けっぽいアレンジで。あと、あの大ヒット作「伝染るんです。」にも、冷やし中華に対抗した「冷やしインド」「冷やしアメリカ」「冷やし日本」などが出てくるネタがある。
ナオ:
完全に真似になっちゃいましたね。
パリ:
伝染るんです。はもちろん、逃避めしの書籍版も大好きな作品なんですが、思いついた時はテンション上がってて気づかなかった。
ナオ:
ただ、気づいてもこうして記事にしてる。
パリ:
これがパクリの構造ですよ。まぁ、意図はまた別ということで、このまま押し切らせてもらいましょう。
ナオ:
はい! 戦車先生、大変申し訳ありません!
パリ:
僕は、コンビニの普通の「カレーライス」みたいなのを買いました。あれ、陳列されてる段階で冷えてるので、そのまま食べてみたら、これまた全然ありだった!
ナオ:
ありでしたか! 気のせいかもしれないけど、冷たくなると感じる味が変わりませんか?
パリ:
ですね。ざらっとした、カレーってこういう要素もあるんだ〜みたいな、いつもと違う不思議な味ではありました。あれかな? しょっぱさはちゃんと感じるんだけど、香りは弱いから。
ナオ:
そうだ、カレーって、湯気とともに立ちのぼる香りが強烈ですもんね。
パリ:
ナオさんはどうでした?
ナオ:
僕の場合は、牛丼チェーンのすき家で買った「さら旨ポークカレー」っていうのを冷蔵庫に入れて、翌朝食べました。つまり、かなりの冷やしを入れてるわけ。だからね、カッチカチですよご飯が。
パリ:
そうそう! コンビニのカレーについてくるスプーン、ペラペラのプラスチックじゃないですか。あれが、ご飯すくうとき折れそうになった。かったい。
ナオ:
なので、ルーも本当に冷たい。で、その冷たいカレーは全然ありだと思いました! 夏向け。例えばあったかいご飯に冷たいルーをかける「サマーカレー」とかあってもいいんじゃないかと。探してみれば意外と出してるお店あったりするのかな?
パリ:
あ〜、あるかもですね。冷製カレー。
ナオ:
つまり冷やしインドは、やりようによっちゃあぜんぜんあり!
冷やしイタリア
パリ:
冷やしイタリアはどうでした?
ナオ:
これは私、先に謝りたいんですが、いつも行くスーパーに焼きたてのピザが並ぶタイミングがあるんですよ。それが、間が悪かったのか売切れていて、普通にこういう、
ナオ:
を買ったんです。
パリ:
これ、あっためないで食べることを想定されてるやつだ。
ナオ:
そうそう。だから、結果としてうまい。ただ単に。
パリ:
これは、ピザじゃない! と言いたいところですけど、完全に「スパイシーピザ」と書いてありますね。
パリ:
僕は地元に、「ピザフレンドリー」っていう、そこでしか見たことないデリバリーピザ屋があるんですよ。特徴としては、安い。Mサイズが1000円とかなんです。
ナオ:
フレンドリー価格。
パリ:
だから学生時代とか、うちとか近所の友達の家とかで宴会するとき、一般的なデリバリーピザだと贅沢すぎるけど、温かいピザって超美味しいから、そこで頼む。もちろん若干「旬の食材たっぷり!」みたいなゴージャスさには欠けるんですが、ちゃんと焼きたてでうまいんです。いわば青春時代の思い出の味。
ナオ:
うんうん。その焼き立てでうまい思い出のピザを……?
パリ:
受け取ったら即冷蔵庫へ!
ナオ:
ははは! 出た。こわい人だ。
パリ:
「お金、ちょっと待ってくださいね、今冷蔵庫入れちゃうんで!」
ナオ:
奥に引っこみながら「30分以内に来られると熱いんだよなー」とブツクサ。
パリ:
これまた、冷やすのは悔しかったな〜。ただですね、冷たいピザ、超うまかった!
ナオ:
おお!
パリ:
あのね、キッシュでした。
ナオ:
あー、そうだ。知ってる味。
パリ:
冷やしイタリアが正確に、キッシュとどこまで同じものかは定かではないですが。
ナオ:
ちなみに、冷やしはどれぐらい入れました?
パリ:
一夜冷やしです。
ナオ:
なるほど。冷えたチーズの感じって、なんかいいですよね。
パリ:
よく考えるとチーズって冷たいですもんね。あったかい料理に使ってるの以外。
ナオ:
確かに。さけるチーズは平気で食べるし。人は普段から、思わぬ形で冷やしイタリアに触れてたんだ。
冷やしフランス
パリ:
グラタンが、フランスの家庭料理が発祥だっていうんでね。ピザにも近いかと思いきや、な〜んか不完全燃焼と感じてしまいました。
ナオ:
味としては美味しいんですが、悲しくなってくるんですよ。
パリ:
そうそう。
ナオ:
あとなんか、重たく感じてしまう。喉につっかえます。
パリ:
ラズ先生が「お弁当とかの冷めたご飯を食べて喉にグッと詰まって『ああ、苦しいな』ぐらいがなかなか美味しい」とも言ってましたが、我々はまだそこまでの域には達していない。
ナオ:
はは。そもそもグラタンって、特に熱々が良しとされる食べ物じゃないですか。
パリ:
そうだ! それこそ、舌を火傷するほどのね。
ナオ:
あんなに焦げ目までついてるのに、冷たいなんてよう。
パリ:
僕がセブンイレブンで買ったのがまた、コーンがたっぷりと乗った、ま〜美味しそうなグラタンなんですよ。これを熱々で食べてる自分を想像してみたら、バカみたいな顔で「うめー!」とか言って、酒もぐびぐび飲むんだろうなって。なんか、そういう想像がよけい悲しくなって。
ナオ:
ねー! グラタンすごい好きなんだよなぁ。けどまあ、これでますます熱々のグラタンを愛せるようになりました。
パリ:
ですね。例えば、友達とサイゼリヤに行って「グラタンは熱々に限る!」って言ったとき、説得力が違う。
ナオ:
「どうした急に?」って言われそうだけど。
パリ:
「いや、本当なんだよ!」
ナオ:
「冷やしフランスって知ってるか?」、怖い話みたいですね。
パリ:
世にも奇妙な物語「冷やしフランス」ね。
ナオ:
ありそうだ。
冷やしアメリカ
パリ:
これが一番衝撃でかかったです。
ナオ:
アメリカといえば、ハンバーガーとポテトだろうと。マクドナルド行きました?
パリ:
もちろんです。
ナオ:
私もです。
パリ:
しかも「夜マック」。
ナオ:
なんか食べごたえあるやつですか?
パリ:
そう! 僕、1か2ヶ月に一度くらい、無性にマックが食べたくなった日に、マック晩酌をするんですよ。夜マック、プラス100円で肉を倍にできるんです。
ナオ:
ということは、肉を倍にしたんですか?
パリ:
はい。「ダブルチーズバーガー」の夜マック、肉が4枚、チーズが2枚。これが自分が一番好きなマックのハンバーガーなので、それしかないだろうと。
ナオ:
うわ! すごいな。
パリ:
ほっかほっかの、肉が4枚挟まったハンバーガーを買って帰り、即冷蔵庫へ。
ナオ:
はは。猟奇! いやでも、私もそうでした。買ってきた袋のまま、冷蔵庫にすぽっと。
パリ:
収まってるな〜。ナオさんは何買ったんですか?
ナオ:
にしました。
パリ:
なるほど。そういえば、ハンバーガーの前に、ポテトの感想いいですか? 実は、冷めたポテトが好きって人がいるのを聞いたことあったんで、ひそかに期待してたんですよ。冷やしポテト。けど、シンプルに美味しくなかった。
ナオ:
はは。あれはね。冷やし入れすぎなんですよ。けっこう冷やしたでしょう?
パリ:
一夜冷やしです。
ナオ:
僕は冷めてちょっとしょぼしょぼになったポテトが好きなほうで、常温で2時間放置したぐらいだったら、また違った美味しさがあるんです!
パリ:
そういうことか。もう、カッチカチのカラッカラ。
ナオ:
もともと体内にある油分を逆に吸うかのような。
パリ:
でもう、これは食べ物への冒涜だろうと思って、味を確認したあと、チンしたんです。
ナオ:
わかります。僕もチンしました。
パリ:
それでも復活しないの。あと、なぜか塩味がなくなってる。
ナオ:
そう。塩気の変化は印象的だったっす。
パリ:
あれなんなんすかね? 塩の量は変わってないはずなのに。
ナオ:
今後の課題ですね。よく考えると、冷やし中華も別に冷蔵庫では冷やしてない。
パリ:
そうか!
ナオ:
作りたての冷やし中華を冷蔵庫に入れたら、味落ちますよね、きっと。
パリ:
根本が違ってたんだ。
ナオ:
冷やしかたが乱暴でしたわ。
ナオ:
というわけで私はベーコンレタスバーガーを冷やして食べたわけなんですが、パンの柔らかみが失せます。
パリ:
そうそう! とにかく硬い!
ナオ:
フランスパンじゃない硬さ。
パリ:
ビスケットサンドってアイスあるじゃないですか。ああいう感じ。
ナオ:
そうだ。バサッと。
パリ:
ハンバーガー、冷やすとアイスになる。
ナオ:
でもね、それ以外はけっこういけたという感想でした。パンは硬いけどあとはサンドイッチだわ、と思ったんです。
パリ:
あーそれは、選んだバーガーが良かったのかも。ベーコンとレタスですもんね。
パリ:
僕の場合、肉のほうが多いんですよ。肉のアイス、食べるの疲れる。
ナオ:
はは。アイスでもこんなに食べないでしょ。
パリ:
チーズも2枚入ってるんすけど、平らな面がそのままペタって舌に感じられて。
ナオ:
ステッカーみたいなんだ。
パリ:
そう! まさにステッカーを舐めてるのと同じ感覚。
ナオ:
ベーコンレタスバーガーにも肉が1枚入ってて、それはけっこう辛かったです。というわけで、後半チンさせていただいたんですが、それはぼそぼそっとしてちょっとうまかったんですよ。
パリ:
奇遇ですね。僕もさすがにチンしましたよ。すると、パンが普段よりしなしなに柔らかくなるじゃないですか? あの感じ好き。
ナオ:
まさに温かみを知ったという。
パリ:
はは。温かみを知るって、そういうことじゃない。
ナオ:
ちょっと、冷やしアメリカは違いましたねー。
パリ:
ですねー。
ナオ:
「違いましたねー」って、勝手にやってるだけだけど。
パリ:
マクドナルドにもアメリカ人にも失礼。
ナオ:
けど、絶対うまいやりかたがあるはずですよね。例えば、パンは冷やさず常温で、具にレタスやトマトと、ハムどうですか? ハム4枚。「ハムバーガー」つって。
パリ:
それサンドイッチっしょ。
次回、卵ちょんづけチャレンジでお会いしましょう!
パリ:
ともあれ、いろいろな食べ物が紙一重の場所にあるんだなぁということがわかりました。
ナオ:
そうですね。もう少し工夫すれば美味しく食べれそうであり、もう少し工夫したものは、実はすでにあったり。
パリ:
冷やし日本はラズ先生が好きだっていうだけあって、新発見の美味でした。今思ったけど、生卵かけてみてもよかったのかな〜。
ナオ:
確かに試してみたい。
パリ:
で、しらたきを麺ととらえ、調整すれば、冷やし中華に対抗しうるかも。
ナオ:
そもそも卵につけるっていうのはあれは、冷やしてるともいえますよね。
パリ:
確かに、ぬるくなる。あの行為も、うまいんだけどどこか釈然としないときありません?
ナオ:
わかります。「なにやってんだおれ?」っていう。
パリ:
つくねに生卵の黄身をからめる。テンションは上がるんだけど、ぬるくなるし、そもそもそんなにからまない。
ナオ:
はは。ただ流れ落ちるだけ。
パリ:
皿に黄身めっちゃ残る。
ナオ:
僕、二郎系のラーメンが好きで、ああいう店、すき焼きみたいに溶き卵にくぐらせる食べかたがあるんですよ。麺や野菜をちょんとつけて。
パリ:
へー。未知の文化です。
ナオ:
それがなんかクセになって、家でカップヌードル食べるときも卵にちょんとつけて食べてました。
パリ:
つまみに良さそうかも。
ナオ:
だから今度は「卵ちょんづけチャレンジ」やってみましょう!
パリ:
ちょんづけチャレンジ。
ナオ:
味が濃いものは美味しそう。
パリ:
おわんにといた卵を持って、商店街をぶらり。「お、このメンチカツ美味しそうですね〜」って買って、ちょん。素の味を知る前からやる。
ナオ:
はは。いやでも、メンチカツにちょんづけ、うまそー!
パリ:
うまそー!
ナオ:
お店の方もゴクリと。
パリ:
では次回、卵ちょんづけチャレンジでお会いしましょう!
パリ:
冷やし〇〇、やってみてどうでしか?
ナオ:
常温で食べるのと冷やして食べるのってまた違うし、冷やしインドの、ご飯はあたたかくルーはひんやり、みたいのも試してみたいし、まだまだ未知数です!
パリ:
食の可能性が広がりましたね。
ナオ:
あと、冷やし中華の偉大さにもあらためて気づかされました。
パリ:
冷やし中華、完成されてるな〜!
ナオ:
冷麺とかひやむぎとか、麺の世界の冷やしって発達がすごくないですか?
パリ:
よく考えると、そばうどんもそうですもんね。
ナオ:
はは。そうか。昨日も冷やしきつねそば食べてたわ。あれこそ冷やし日本なのでは!?
パリ:
もうあった!
ナオ:
なんですき焼きの冷めたやつなんだっていう。
パリ:
寿司も冷たいよ!
ナオ:
代表選考会からやり直しだ。