首輪が光るだけでおもしろい
犬を飼ったら楽しいのかな、などと思いつつ、実行できる兆しすら見えない今日この頃である。猫は飼っていたことがある。しかし両方飼ったことがある人曰く、犬を飼う楽しみは猫のそれとはまた別物であるらしい。その最たるものが散歩なる習慣だろう。
首輪だけでその楽しさの片鱗でも味わうことができるのなら、お得な話ではないか。
Amazonで1920円だった。この商品だ。
シリコンチューブの中にLEDの電飾モールが通っている構造で、小さく折りたたむことができる。端っこの方をカットして犬の大きさに合わせたダウンサイズもできるらしい。充電方式はUSB-Cだ。
付属の説明書によると、2時間の充電で10~12時間点灯し続けることができる。つまり一晩中歩き倒しても電池切れにはならないのだ。頼もしいではないか。
我慢できなくて光らせてみた。
スイッチオン。わあ!光った!自分の中の6歳児が暴れ出す。昔、縁日にこういうおもちゃが売っていた。たしか、当時の光るおもちゃは化学反応で光を出していたから、翌日には色水の入った棒になり果ててしまっていたものだが、ああいうものも今は充電式になっていたりするのだろうか?だとしたら世の中の進歩を感じずにいられない。
レインボー以外にも単色で発光するモードなどもあり、その数なんと12パターン。普段はレインボーに光らせておいて、ここぞという特別な日には赤や緑の単色にしてみてもいいだろう。京都タワーのライトアップのようだ。
犬の代わりになる首輪台を作る
これまで見てきた犬の散歩を思い出してみると、たいていの場合は犬が先行して、飼い主がリードを持って後ろから着いて行っているように思う。つまり首輪を地面に引きずって歩いても犬の散歩には見えないのだ。光る首輪を自分の進行方向の足下に浮かせるように保持せねばなるまい。まずはそのための台を作る。
首輪に直接アクリル棒をつけるだけでもいいかもしれないと最初は思ったのだが、それだと輪の形がそのまま見えてしまう。あくまで見えない犬の存在を感じられないと意味がないから、輪の一部は首によって隠れていなければいけないのだ。
これを首輪に接続すれば......。
太陽の下では、犬の存在は感じられなかった。まるでダウジングかなにかをやっているようにしか見えない。目撃した人からは、公園でいったいなにを探しているのだろう?と思われているに違いない。
はたして、周りが暗ければ犬がいるように見えるのだろうか?という切実な疑問が浮かんでくるのをなんとか抑え込みつつ、とりあえず今は日が落ちるのを待とう。話はそれからだ。

