試合紹介① 突如はじまるダンスバトル
対戦の様子も紹介していこう。
1回戦の第4試合で対戦したのがこの2体。


※ライントレーサーロボ…電子工作の定番で、床に書かれた線をなぞって進むロボット
どシンプルな回転寿司と、工夫も技も盛り盛りの後者。ところがこの試合で予想もつかなかったことが起きた。



両者が高速スピンを始め、相撲の試合が急にダンスバトルに一変したのである!
大いに沸くオーディエンス。その後、そのまま回転寿司が場外までスピンしていって負けた。
ちなみに回転寿司はこの高速回転と「小さくて回ることしかできません」という自己紹介がウケ、今大会で最も名誉ある賞である「最ヘボ賞」を獲得した。
…とここまでなら(ヘボコンなら)まあありえそうな事態だが、今回はさらにダメ押しがあった。
1回戦、第9試合での出来事だ。





まさかの本日2回目のダンスバトルである。再びオーディエンスが沸いたが、司会の古賀さんから「もういいよ!」と強めのツッコミが入った。
ちなみにこのあと再試合となり、まずはカッパープルがマグロを踏みつけて制圧。そのまま場外まで運び出そうとして自分が足をついてしまい……、ピコピコびっくりドッキリメカの勝利となった。

試合紹介②唐突なエアーブーム
なぜか10年目にして、エアーで動くロボットが流行った。エアーといっても産業用ロボットとかで使われるエアーコンプレッサーではない。自転車の空気入れや、出場者自身の肺を使った機構である。

鳥がちょっと上がる、ってなんなんだよ。

「お墓が膨らんで攻撃」って何。




中にはエアー同士の対決となったバトルもあった。1回戦第13試合だ。


試合開始と同時にエンタープライズ号がフワッと膨らみ始める。

一方そのころホバークラフトは

浮きたい気持ちはわかる!気持ちはわかりすぎるほどわかる!
そしてシュウゥゥゥゥっていうすごいがんばってる感じの音もする!
でも……浮いてはないんだよな…。

この「けっこうしっかり工夫して作ってあるのにもうちょっとのところでうまく動かない」こそがヘボコンの醍醐味、真骨頂であると僕は思っている。
もしかしたら浮くかもしれないという期待感に会場はめちゃめちゃ盛り上がった。浮かなかったが。
次のページでは、スペシャルゲストにすごいロボットが来ます。
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