腕に覚えのない人、集え!
出場は、不器用な人、集中力のない人、根気のない人…。とにかくロボットなんて作る才能のない人であれば誰でもOK。大切なのは技術力よりも、作品に対する妥協と割り切り。そして机上の空論を力説し、100回に1回しか動かないものを動くと言い張る、胆の強さである!
それでは8/26、ヘボの聖地カルカルでお会いしましょう!
ロボットなんて作れない人たちが、自作の「自称・ロボット」を持ち寄り無理やりロボットバトルをするイベント、「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」。
日本中から腕に覚えのない者が集う炭酸の抜けた戦い、この夏も開催です!
>ヘボコンの最新情報はこちらのFacebookグループでどうぞ!
>Discordも仮運用中!
>Twitterもある!!
ライブ配信はこちら!8/26(土) 18:00~
?ボタンで通知登録をお願いします!
2023/8/26(土)
17:30 OPEN 18:00 START(出場者は16:00集合)
@東京カルチャーカルチャー(渋谷)
ヘボコンって5年くらい前に日曜朝7時からやってたアニメだよね?と思った方は、違うのでこの映像を見てほしい。
技術のない人が行き当たりばったりで作った「自称ロボット」(実質ガラクタ)に、むりやり相撲をさせるイベントだ。ロボットコンテストと聞いてあなたが想像するもの……を全部のぞいて残った残りかすみたいなもの。それがヘボコンである。
こちらは2016年のワールドチャンピオンシップの映像
そしてこちらに前回のイベントレポート!
技術のない人たちによる隙だらけのロボットバトル~ヘボコン2022レポート
そして今年は8/26に開催だ!
実際どんなロボットが登場するのか。前回出場のロボットをいくつかご紹介しよう。
ちなみに大会はトーナメント戦なのでいちおう優勝が決まるが、技術力が低いことが尊ばれるヘボコンにおいては、優勝者は非常に雑に扱われる。なんだかんだでよくできたロボが勝ってしまいがちだからだ。1回戦で負けても全然OK、勝ち負けにこだわるのはむしろ愚行である。
かわりにもっとも栄誉ある賞とされているのが、会場投票にて決定する「もっとも技術力の低かった人賞」(通称:最ヘボ賞)。前回の優勝機はこちら。
もう一つヘボコンにおいて重要なルールが、ハイテクノロジーペナルティ。技術的に高度過ぎるマシンはペナルティ対象だ。高度と判定される理由はいくつかあり、
以上である。
ただしこれには例外があり、
該当するか微妙な場合は、Facebookグループ、Discord等で事前に確認してほしい。
会場は今年も東京カルチャーカルチャー。イベント概要はこちらである
2023/8/26(土)
17:30 OPEN 18:00 START(出場者は16:00集合)
@東京カルチャーカルチャー(渋谷)
当日登場するロボットたちは、 厳しい予選(EXCELのRAND関数による抽選)を、運だけで勝ち抜いた32体。
技術力がもともとないうえに運まで使い果たし、もはやあるのは「相手が弱かったらワンチャンいけるかも」の精神のみです。
そんな低レベルの戦いを、ぜひご覧ください。
毎年お迎えしているゲスト審査員、今年も豪華メンバーをお迎えします。
まずはこの方!
金田理史(かねたりひと)さん(元・小学生ロボコニスト)
2021年から参加した小学生ロボコンで全国大会優勝2回。小学生最後となった2023年の全国大会では、昨年の第3位から再び優勝トロフィを手にした。
NHK高専ロボコン全国大会2021では、小学生審査員として参加。先月末まで科学技術館で行われたロボコン体験ミュージアムでは、全国大会優勝ロボットが展示された。
現在は、埼玉大学大学院理工学研究科小林ラボに配属され、自動運転車椅子とロボット関連の研究を開始。
金田さんは現在13歳で、NHKが主催する小学生ロボコンの前回優勝チーム「トロピカルインコ」のリーダー。セメダイン株式会社様(唯一のNHKロボコンとヘボコン両方のスポンサー!)のご協力によりゲスト出演が実現しました。
現在は中学校に通いながら大学院で研究もしているとのこと。
まさにヘボコンと対極にあるスーパー中学生です。イベント中には小学生ロボコン優勝機によるデモンストレーションも予定。技術のない人たちと対戦してもらう予定です。審査員としてはセメダイン賞を決定していただきます!
ギャル電
2016年、電子工作ユニット「ギャル電」として活動開始。日本の若者文化「ギャル」と、電子工作を組み合わせた創作活動を行う。「今のギャルは電子工作する時代」をスローガンに、ギャルのファッションと、クラブやパーティーイベントでモテるためにテクノロジーを生み出し続けている。夢はドンキでArduinoが買える未来がくること。
ギャル電は、キラキラに輝くヒカリモノ電子工作を身にまといつつ、NIKEのCMに出演したり電子工作本を出版したりと多岐にわたって活躍中のユニット……という人気者の側面もありつつ、実は第1回から何度もヘボコンに出場している常連でもあります。
しかも、2014年に開催したヘボコン初の世界大会「ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ」で最ヘボ賞を獲得した、世界最ヘボタイトル保持者。
↑アニポールきょうこ名義で制作した、ポールダンスロボ・ポーティーロックアンセム。必殺技として大量の札を発射するはずが、操作方法を間違えており負けた瞬間に発動、武器というよりはまるで豪快に吹き出す血しぶきのようであった
ヘボコン界の出世頭として今回はゲスト審査員にお招きしました。彼女が第1回のヘボコンで朝日新聞のインタビューで答えた「線をつなげば意外と動くよ」はヘボコン界の名言としていまだ語り継がれています!
そしてもう一人、スペシャルなゲストが海外から来日します。トルコから、チャンネル登録者数95万人の超人気Youtuber、Tolga Özuygur氏が出場者として参戦!
代表作は、アイアンマンのスーツ(火が出る!!!)
他にもNerf(銃のおもちゃ)を使った自動照準タレットなど、ヘボコンらしからぬ技術力で数々の作品を制作。
実はTolga氏はイスタンブールでヘボコンを開催してくれた主催者でもあり、その縁もあって今回は日本大会に出場してくれることとなりました。(僕がゲスト出演しているヘボコンの動画もある!)
もてあますほどの技術力を持ちながらもトルコいちのヘボコン理解者であるTolga氏、どんなロボットを携えて登場するのか、期待大です。
そして今回は初のグッズ展開!ヘボコンTシャツを会場限定販売します!
デザインは、「U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS / 七曜日(Nana-Youbi)」MVアニメーションなども手掛けたerror403氏。モデルは第1回ヘボコンの最ヘボ賞受賞ロボ「コピーロボット」(すずえりさん作)です。
会場限定、20枚(予定)限定の超レアもの。お買い逃しなく…!!
2023/8/26(土)
17:30 OPEN 18:00 START(出場者は16:00集合)
@東京カルチャーカルチャー(渋谷)
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ヘボコン2023は下記の皆さまのご協賛により開催しております。
ゴールドスポンサー
シルバースポンサー
タミヤがお届けする、小学生向けの「モノづくとプログラミングのスクール」です!
全国各地で、たくさんの小学生が「自分のアイデアを形に」しています。
将来、その生徒達が、ヘボコンで大活躍する日を楽しみにしています!
ヘボコン2023では、大会をサポートしていただける企業様を募集しております。資料をお送りしますのでぜひご連絡ください。
→[email protected]
特典はサイト上(告知やレポート記事など)へのロゴ掲出のほか、会場での配布物の配布、イベント中のスポンサー紹介など。最上位のプランでは司会者衣装や土俵に大きくロゴを記載します。テクノロジーやものづくり関連、STEM教育関連の企業様に特におすすめです!もちろんその他の企業様も大歓迎です。
ヘボコン2023への取材をご希望のメディアさまは、こちらのフォームにご記入ください。ご取材お待ちしております!
出場は、不器用な人、集中力のない人、根気のない人…。とにかくロボットなんて作る才能のない人であれば誰でもOK。大切なのは技術力よりも、作品に対する妥協と割り切り。そして机上の空論を力説し、100回に1回しか動かないものを動くと言い張る、胆の強さである!
それでは8/26、ヘボの聖地カルカルでお会いしましょう!
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